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ギリシャの旅 編


                   ギリシャの旅 編
                       エーゲ海ミニクルーズ 待望のエーゲ海、さんさんと輝く太陽、青い空、紺碧の海、白い小さな
                     家・・期待は大きく膨らんでいたが、前日からの悪天候で若しかしたら雨が降るかも知れぬとの天気
                     予報に少々ガッカリ。当日の朝はドンヨリと曇っている。雨が降らなかっただけでもましと自分を慰
                     める。7~800名乗れる遊覧船でほぼ満杯。席取りも大変、デッキは風が強くて寒い。日本人、中国人、
                     韓国人の多さが目立つ。船は予告なしに静かに出て行く。

                      最初寄港する島はエギナ島、着いたら丘の上のアフェア神殿に乗合バスで行く。途中洋子さんと
                     言う現地人と結婚し20数年住んでいると言う日本人ガイドが名調子(?)で説明してくれる。
                     水上マーケットと称して岸壁の船で果物を安く売っている。オレンジ1kg¥100・・ 。また畑
                     にはピスタチオの木が沢山植えられている。この地ではピスタチオ、乾燥イチジク、松ヤニの入
                     ったレチーナと言うワインなどがみやげ物として有名。頂上の神殿を20〜30分見て下りて来る。
                     ドーリア式建築で歴史的にはかなり古い物だ。乾燥イチジクは珍しく初めて食べたが結構美味しい。
                     噛むほどに味が出てくる。そう言えばホテルの朝食のフルーツに並んでいた。土産に買って帰る。

                      次の島はポロス 船上から見る島の風景は美しい。オレンジ色の屋根、白い壁の小さな家、山の緑
                     ・・これで海の色が透明であれば申し分ないのだが・・ 小さな島で見る所もなく近くを散策して
                     土産物屋を覗いて、値段を値切って買い物をする。エジプトほど値引きしない。海綿など安く売
                     っていた。

                      最後の島はイドラ島、島での滞在時間は1時間半と長く取ってある。土産物屋を覗いて歩く。
                     タコ焼、いか焼きなど安くて美味しそうだ。この島は車の乗り入れ一切禁止で、唯一交通手段は
                     驢馬と言うのんびりした島、船着場にはロバが沢山待っていた。この島はソフィアローレンと
                     アランラッドの映画「イルカに乗った少年」のロケ地になった所また多くの芸術家が夏の間住むと
                     言う事で芸術の島とも呼ばれているそうだ。海岸から中腹に建てられた小さな家家を見る風景は
                     なかなかに雰囲気があって、同行の高橋さんはこの島が一番印象深く、100枚以上カメラの
                     シャッターを切ったそうだ。

                      帰りは長時間になるので早めに船に帰って席を確保する様に言われる。船内ではステージで民族
                     舞踏などショーをやっていた。男性がスカートをはいて踊っている姿はあまり格好よいものでは
                     ない。女性のベリーダンスも今一迫力に乏しい。暇つぶしだからしょうがない・・・

                      ギリシャの首都アテネの市内観光 ギリシャ国民の約半数の400万人がこのアテネに住んでいる。
                     殆どがギリシャ正教徒。歴史的には約2500年前に都市国家が形成され、古代民主主義の発祥の
                     地と言われている。その後ローマ帝国 オスマントルコの支配下が1828年頃まで続いた。

                      アテネの見所はなんと言っても海抜150mのアクロポリスの丘に建つパルテノン神殿であろう。
                     紀元前5世紀頃に建てられたそうだが、1687年トルコ支配の時代にベネチア軍の砲撃を受けて
                     破壊されたとか、現在でも修復が続けられている。近くの小高い丘から眺める神殿は実に美しい。
                     数ある神殿の現在の姿と従前の姿をフィルムを重ねて見れる観光案内書を¥2000で買ったが、
                     中々面白いアイデアだと感心した。いざアクロポリスの丘に登ってみると平らな岩山の上に神殿が
                     建てられている。柱だけが辛うじて残っている状態で、壊された石材が足元にゴロゴロ転がって
                     いた。市内が一望出来地理的には恵まれた場所であった。この時期研修旅行の学生の姿が多く見ら
                     れた。此処パルテノン神殿の遺跡もエジプト同様に多くが大英博物館に持ち去られており、アテネ
                     への返還運動が起きている。

                     このアテネにもギリシャ考古学博物館がある。19世紀後半に建てられた博物館で中でも目を引く 
                    のは1876年にミケーネで発掘されたアガメムノン王の黄金のマスク、黄金のベルト、黄金のカップ 
                    ・・等入り口正面に陳列されている。ある日本人がこれを見て、これは何金ですか?と聞いた人が 
                    いたとか、当然純金ですよネ!と現地ガイヂさんが笑っていた。また短剣の鞘に彫刻された金細工は 
                    その精緻さに思わずウーンと唸るほど素晴らしかった。この他ギリシャ初期の文字、ヘレニズム期、 
                    グレコローマン期の彫刻など多数あり、特に男性の裸像の筋肉の盛り上がりなど実にリアルに造られて 
                    いるのには感心した。また墓標の彫刻も芸術的価値の高いものが多く並べられていた。  

                       アテネ最後の夜はロブスター料理を満喫した。やはりギリシャとくれば海鮮料理。どんなロブス 
                    ターが出てくるか期待していたが、それを裏切らない立派なものが出てきた時には嬉しかった。 
                    サンフランシスコでゴールデンゲートに沈む夕日を眺めながら食べたロブスターと劣りもしない 
                    大きな物で、これだけでお腹が一杯になった。ギリシャの代表的なお酒にウゾと言う水を入れる
                    と白く濁り、一寸日本のドブロクに似た酒がある。一寸きつ目でロブスターには向かない。やはり 
                    白ワインが美味しい。ムール貝も皿一杯に出て来たがニンニクを多量に入れて焼いており、ニン 
                    ニク臭を嫌って一寸遠慮したが、同行の大坪さんは大好物で一人占めで喜んで食べていた。
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