現地ガイドから聞くブルキナファソの生情報!


王は世襲制:ブルキナファソの現国王は67歳外国に留学し経営学を学び、弁護士になろうとしていたが、 国王(父親)の逝去により後を継ぐことになった。国王は外国語を使うことが出来ず、すべて通訳を介して行う。 毎週金曜日の朝にセレモニーが行われ民衆の前に姿を現すことになっている。その姿を見るために外国人を含めて 多くの人たちが門前に集まってくる。写真撮影は厳禁である。国王は政治に関わりはないが力を持っており大統領 も会いに来る。王が亡くなれば、引き継ぐ王は先の王の奥さんや妾などすべて引き継ぐことになっている。奥さん は15人以上、子供は100人以上、多くの召使いも含めて面倒を見ることになっている。王の収入は各地にいる部族か ら貢がれる。1,984年にクーデターが起こり、政権とモシ族の関係を切り離そうとしたが民衆が反対し3年後に殺さ れた。   食料事情:近年お米の需要が増えているが、主食は粟で人気の高い料理がある。粟を砕いて小麦粉状にし それを煮て餅状にしバオバブの実から造るソースを掛けて食べる。オクラの粉を入れることもある。朝食はオー トミール ミルク+シュガーを入れる。みんなで一緒に食べるが、男性は男性と女性は女性と子供は子供と一緒に 食べる。ナイフ、ホークは使わず右手で食べる。左手は悪魔の手で、トイレは左手で拭き、水で洗う。間違って 左手で食べないように。          ブルキナファソとは:「清廉潔白な人々が住む国」と云われている。1,984年革命の1周年記念日に 改名された。「ブルキナ」とは高貴な人々の意で「ファソ」は村の意。首都のワガドウグは、「ワガ」は村、 「ドウグ」は商人の意である。人口は1,000万人少々であるが、100万人程度はコートジボアールなどに出稼ぎに       行っている。50以上の部族がおり最大の部族はモシ族で400-500万人いる。          ブルキナファソの幼児死亡率は高い:92人/1,000人と高く、平均寿命も低くなる。因みに男性:51歳、       女性50歳である。医者の数は約700名と少ない。