MUSIC♪♪・・・Nassini El Dunia
アラブの音楽を聴きながら
その雰囲気を感じご覧下さい!

ようこそ! タイズのスーク風景他 へ

印象に残った・・・見どころスナップ




タイズのスーク風景 ( 写真左 )
活気があり、多くの人々でごったがえす・・。サナアから港町アデンへの重要ルートの途上にあり、ここ数年急速に発展してきている。町の中心部は東西4km、南北2kmくらいのものだが山間の町だけに坂道が多い。スークには肉屋、理容院、米屋などもあるが路上で店を広げている人も沢山いる。葡萄を売っている人、野菜を売っている人、中でも薄いホットケーキの様なものを売っているお婆さんの店には子供達が次から次ぎに来て飛ぶように売れていた。




サビル山からの展望 ( 写真左 )
タイズの南に聳えるサビル山に4WDで登る。タイズの町が一望できる人気スポットだ。山の入り口辺りから別荘風の綺麗な建物が並んでいるが、町中とは別世界の高級住宅地のようだ。金持ちもいるんだなー!山頂は3000mを越えるようだが途中でも景色は充分満喫できる。途中にアラブ首長国連邦から贈られたゲストハウスがあったが今日はイエメン大統領が訪れるとか。警備が厳しいようだった。向かいの山の斜面にも家が並んでいるが、これも高級住宅かも?・・


アシャラフィーアモスク ( 写真右 )
13世紀のラズーリ朝時代から200年かかって建設。数あるモスクの中でも一番の見所とされる。2つの白いミナレットがシンボル。このモスクを建てたアシャラフィーア1世、2世の墓もある。儀式には使われてなく、現在はコーラン学校として使われている。内部はシヒラブや天井の装飾が素晴らしい。イエメンに来てやっとモスクの中に入ることができた。







旧南北イエメンの国境跡 ( 写真左 )
数々の戦争や内戦によって1990年までイエメンは南北に分断されていた。南イエメンはイギリス、北イエメンはオスマントルコによって統治されていた。当時の国境線監視所であったが、今はロバが棲んでいる・・!イエメンの起源は遡れば紀元前3000年には国家が存在し、記録的には紀元前10世紀頃からで幾つかの王朝が興亡を繰り返す。特に有名なのはシバの女王で知られるシバ王国。シバ王国衰退後紀元1世紀ころから他国の侵略が続く・・




アルウエイミ温泉 ( 写真左 )
イエメンで温泉に出会うなんて想像もしていなかった。火山帯があるわけでなく・・何故温泉がでるか? よく分からないそうだが、確かに温泉であった!もしや、ここから近い港町アデンは古代の火山活動で開けた土地と云われているので・・その地脈があるのかも知れない!?あまり知られてなく近隣の人が憩いの場として利用しているようだ。浴槽プールは男女別で男用は2つあり熱めの湯で気持ちよさそうであった。足だけ浸けて済ます人もいる・・


ランボオハウス ( 写真右 )
一時期、フランスの天才放浪詩人アルチュール・ランボオが愛人と棲んでいた処。彼は36歳で短い生涯を故郷のフランスで閉じたが、ここアデンでの生活が忘れられなかったようだ。建物は当時より少し手を加えて改修されているようだが、玄関を入って正面の壁に彼の写真や遺品の一部が残されているだけ。棲んでいた106号室は、現在住人がいるが観光の見所として晒されている・・代表的な詩は「蒼き夏の夜や 麦の香りに酔ひ 野草をふみて 小みちを行かば…」など・・ランボーを慕う文学好きが各国から訪れる。







アデンタンク ( 写真左 )
1世紀に造られた貯水池。18の貯水池に4500万トンの水を貯えられるという大した施設だ。岩山の谷を上手く利用して上流から段々に池が連なっている・・。入り口を入った付近は美しい花々が咲いて、植物園のようになっており、市民の憩いの場にもなっているのだろうか・・数人の男たちが輪になってカートを囓って楽しんでいた。




アルファシャレイン村風景 
ワディを挟む2つの集落で大きな岩の中腹に家が建っている。遠くから眺めると大きな城のように見え美しい。背後の薄茶色した大きな岩山と同じ色をした土の建物が林立し一体感を為しているが窓の窪みで家と判別できるくらい・・中央に白亜のモスクの様な建物が浮かび上がっている。ミナレットも白い塔にブルーの屋根がちょっと変わっている・・この付近には蜂蜜を採るドム・アップルツリーや棘のあるキャメル・アカシアなどが目立つ・・

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