MUSIC♪♪・・・布姆的心愿
雲南省の音楽を聴きながら
その雰囲気を感じご覧下さい!

ようこそ! 少数民族の民家訪問へ

印象に残った・・・見どころスナップ




チベット族の民家訪問・その1 
最初に訪問したチベット族のお金持ちの家。門構えの大きな家に入ると1階は倉庫のようなところ、2階に上がると居間のような感じで太くて大きな柱が並び、この大きな柱は冨の象徴とか。柱や壁には鮮やかなチベット仏教に関する絵が描かれていた。部屋の片隅には竈と祭壇のようなものがあり、曰くのある8枚の絵が飾られ家長の席も見られた。食べ物はチンコー(裸麦の実)、ツアンパ(チンコーをバター茶でといてお団子にする)、ヤクのチーズなどが置いてあった。二人の娘は陽気でポーズを取ってくれた。


チベット族の民家訪問・その2
こちらのお家は妻1人と夫2人。夫2人は兄弟。出迎えてくれたのは妻と夫(弟)、4歳の孫。チベット族の民家は3階建で1階は家畜用、2階は住居、3階は倉庫として使われている。バター茶とツアンパと呼ばれる裸麦の粉を出しておもてなし。バター茶はチベット族の生活に欠かせないもので、飲むと身体が温まり、ビタミン補給にもなるそうだ。部屋にはテレビが置いてあった。4歳のお孫さんは人懐っこく我々に付いて歩いていた。また、庭にはお猿さんが繋いであったが・・珍しい(?)。







イ族の民家訪問
イ族の民家訪問。イ族のイの漢字は日本にはない難しい字で毛沢東が作ったと云われる。イ族の人口は700万人。彼らの社会では男の子が一番で男の子が産まれるまで何人でも産む。多くなると罰金が科せられるので籍のない子供も沢山いる。イ族は主に山岳地帯に住み、少数民族の中では一番貧しい。結婚した女性は外出時に大きな凧のような帽子を被る。訪問時は若い娘が案内してくれたが、居間と寝室は別棟、居間は薄暗く囲炉裏を中心に、娘の寝室にはアイドルのポスターなど貼ってあった・・最後に民族衣装を着て披露してくれた。とても綺麗であった・・


プミ族の民家訪問
プミ族はモソ人の中の一族で人口3万人程。訪問した民家は大きく、ホテルを経営していた。一番大切なのが祖母房でここには神棚があり、火があり、家族の食事場所だったりする。中で火を焚くので室内は真っ黒。木造なので夏は涼しく、冬は暖かい!物置には豚を丸ごと塩付けにしたものがあったが5年、10年と置くほど味が良くなるとか。この家の祖母は73歳で矍鑠。子供を産むのも、13歳の成人式も祖母房で行う。男の子は13歳になると家を出て茶馬古道でチベットなどへ物々交換をしに行く。男の子は銀の短剣が必需品だそうだ。







モソ人の民家訪問
宿泊したホテルの女主人のお宅を訪問。こちらも一番大切なのが祖母房。モソ人には通い婚の風習があるが、現在は少なくなってきたとか。女主人は30歳でホテルの食事などを作ってくれる。祖母房では6歳の男の子が迎えてくれたが、長男でとても主人の風格があったがおばあさんのベッドで寝起きしているとはまだ子供っぽさがある。物置に豚肉が置いてあったがプミ族の家と同じ。

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