MUSIC♪♪・・・Nassini El Dunia
アラブの音楽を聴きながら
その雰囲気を感じご覧下さい!

ようこそ! 日干しレンガ造り風景他 へ

印象に残った・・・見どころスナップ




ヌーラの製造工場( 写真左 )
宿泊したホテルの近くで、爽やかな朝にモウモウと黒煙を上げているところがあった。これは公害だ!と思っていたら、何とこれがヌーラの製造工場から出る黒煙だった。ヌーラとはイエメンの建築材に欠かせない漆喰である。石灰石を炉の中で4日間焼き続けて、残った石灰の固まりを造る。この石灰の固まりは使うときに水を掛けると粉々に分解していく、それを漆喰として使うのである。この黒煙は石灰石を溶かすために自動車などの廃油を藁くずと混ぜて燃やすのである。黒煙が出るはず・・




日干しレンガの製造風景( 写真左 )
これもイエメンの重要な建築材である。土と泥と藁くずで造った日干しレンガは500年も保つのである。泥を練る人、一輪車で運ぶ人、それを分量して置く人、それに木枠をはめ均して仕上げる人、乾燥したレンガを立てて更に乾燥させる人・・全てが分業で流れ作業である。暑いカンカン照りの中で中腰の作業は大変であろう・・1ヶ5リアル(\3-5)である。近寄って見なさいと招いてくれた。


アルムフダールモスク( 写真右 )
タリムで最も古いモスクで、約50mの四角柱の白亜のミナレットは青空に映えて美しい。ミナレットはタリムのシンボルとなっている。今回は外側からの見学であった。







アルハシアパレス( 写真左 )
13−14世紀に東南アジアに移民し、シンガポールで億万長者になったアルカーフ家の宮殿。社会主義時代に政府に没収され1990年までベトウインが棲んでいた。内部は幾つかの小部屋に分かれているが、当時使われていた道具などが雑然と展示されていた。ただ一つ素晴らしい部屋があった。窓にはステンドグラス、天井には鏡を填めた部屋は当時の豪華な造りを想像させるに充分であった・・!




カートを買う男( 写真左 )
イエメンの男たちにとって欠かせないカート!午後になると一斉にカートを噛み始める。これが楽しみで生きているようだ・・。他の国では麻薬として扱われご法度というところもあるが、覚醒作用があるようだ。お茶の葉に似ており噛むとちょっと苦みがあるがこれが癖になるのだろう。噛んだ滓をを口の中に頬ばっていきピンポン玉大まで膨らませた人もいる。午前中寝ぼけた様な人でも一旦噛み始めると人が変わったように陽気にはしゃぎ出す・・。一束700-800リアル(\400-480)くらい。

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