MUSIC♪♪・・・Nassini El Dunia
アラブの音楽を聴きながら
その雰囲気を感じご覧下さい!

ようこそ! 田舎の村風景他 へ

印象に残った・・・見どころスナップ




コーカバン村の風景( 写真左 )
シバームと双子都市のコーカバンへ。村の唯一の門をくぐり旧市街地へ入ると堅固な砦のような家が並んでいる。今は殺伐として人の気配もない。更に進むと視界が開け足が竦むような岩場に出る。眼下に広がる穀倉地帯、地平線の向こうまで荒野が広がっている。今までいたシバームの町が足下に小さく見える。素晴らしい眺めだ。左側奥にこれから行くスーラ村が見える。荷車の上に品物を広げた子供の土産物屋が後を付いてくる。それにしても人の影が見えない・・




スーラ村の風景( 写真左 )
ここも岩山の上にたつ城壁に囲まれた村。長い間部族間の争いや他民族支配への抵抗を続けてきた山岳部族の村だ。山を背に周りは段々畑が広がりその内側には城壁がある。戦略的に優れた構造をしており先人の知恵が伺える。16世紀にオスマントルコが攻めてきたときにも陥落しなかったとか。細い路地が迷路のようになって続く。子供が店に寄ってくれとうるさい。一人の可愛い女の子がビーズで造った腕輪を買ってくれとせがむ・・


アルガビル村の風景 ( 写真右 )
ロックパレスへ行く手前の村で写真ストップ!人口は9,000-10,000人の小さな村で建物はサナア旧市街地のような日干しレンガと白い漆喰が多用されている。村内に見張り塔があったがこれは農作物の盗難監視用だとか。車が停まると子供達が寄ってくる・・。道はガタガタ。遠くに今から行くロックパレスが見える。







ワディダール展望台( 写真左 )
ロックパレスを観光した後近くの崖の上に行く。沢山の人が集まっているのに驚く。この崖の上からは今までいたワディ・ダハールの村が一望できる。素晴らしい眺めだ!この崖の岩の上にみんな座り込んで何やら大話しをして楽しそうだった。ライフル銃を持った警備兵の様な人もいたが・・。トウモロコシを焼いて売っていたが、味はどうだろうか?匂いは美味しそうだった。そう言えば今日は金曜日!イスラムでは休日だったのだ。




イスラムのハラル( 写真左 )
ムッカラ空港へ向かう途中チャイタイムで立ち寄ったお店。偶然店の裏で羊のハラルをみた。ハラルとはイスラムで許された食品。しかも動物の場合はZabihah(イスラムの作法で屠殺)であること。食道、気管、首を鋭利なナイフで切断、ただし頭部は切り離さない。この時に、"Bismillah Allah-u-Akbar"と唱えるなど難しい掟がある。彼らは死んだ物は食べない。生きた物を作法にのって殺して食べるのだ・・


アラビア海風景( 写真右 )
ムッカラ空港へ着く手前でアラビア海を見に行った。誰もいない海辺には蟹が積み上げた砂山が並んでいた・・不思議な光景!面白い光景であった。日本では見たこともない・・ 海辺には白い大きな波が打ち上げていた。爽やかな海風を浴びこれでイエメンともこれでお別れだナーと・・今回の旅を想い返した。




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