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Tehran・テヘラン へ
印象に残った・・・見どころスナップ
テヘラン市内のメーンストリート
( 写真左 )
街を南北に貫く大通りである。鈴懸の老木が並んで美しい。 この道の北側には各国大使館や高級ホテル、高級住宅地、さらにこれから行く夏の宮殿サーダ・バードなどがある。
サーダバード・白い宮殿
( 写真右 )
かってのパウラビ王家の夏の離宮。現在はその建物の幾つかが博物館として公開されている。この「白い宮殿」は2代目シャーの王妃が住んでいた宮殿。ここの軍事博物館にはイラクのサダム・フセイン大統領から贈られた品物もあるそうだ。
サーダバード・緑の宮殿
( 写真右 )
レジャー・シャーが1922年から6年かけて建てられた宮殿。内部の鏡の間はキンキラカンで凄い! 全て撮影禁止になっている。
絨毯博物館
( 写真左 )
イラン全土の有名産地より、15世紀頃からの貴重なアンティークカーペットが100枚以上収集されている。デザインの基本となっているのは、草花や動物を簡略化した図案や、ベイズリー、幾何学模様など。中に「世界の樹」という偉人の顔と建物を編んだものや「四季の絵」を織り込んだものなど素晴らしい。ペルシャ絨毯の歴史が詰まった名品のコレクションである。
足指で器用に編んでいる
( 写真左 )
両手のない女性が足指を手のごとく器用に使いこなし絨毯を編んでいた。やれば何でも出来る・・ということ。
ガラス&土器博物館
( 写真左 )
宝石箱のようにディスプレーされた小さなガラス壷の数々。紀元前4000年頃から現在に至る様々な陶磁器やガラス器が展示されている。中でも「涙壷」と呼ばれるガラスの壷は、優美な曲線が魅力的である。1901年サルタネ家の私邸として建てられたもので、エジプト大使館として使われていた時もあった。正倉院に伝わったカットグラスの碗と同型の碗も見られる。
紀元前の壷
( 写真右 )
紀元前4000年ころの壷。動物の絵が描かれている。この建物も歴史的、技術的に意味が深い。館内中央にある優雅な木製の階段や天井と壁に施された漆喰の装飾は、アールヌーボ様式とペルシャ様式が見事に融和していて美しい。
よく考えられた水差し
( 写真右 )
イランの夏季はとても暑い。最高温度は53℃にもなったとか、でも湿度が20%程度と低いので日本で感じる程には厳しくない。直射日光は肌が痛いほどであるが、蔭に入ると涼しさを感じる。この水差しは正にその原理(?)を応用したもので、中の瓶と外側を2重構造とし外側に模様で隙間をとり、吹き抜ける風で中瓶を冷やすという優れものである。よく考えられている。
ハムラビ法典
( 写真左 )
「目には目を、歯には歯を・・」と説いたハムラビ法典。この石は残念ながらオリジナルではない。オリジナルは別な所にあるそうだ。模造品は2つ作られてもう一つはイラクにあるとか。
国境を印した石碑
( 写真右 )
紀元前2000年に造られた国境に印しとして埋めてあった石碑。書いてある字を読めばここから国境を越えることがわかる。
北のバザール
( 写真右 )
バザール風景。一般の人はここで買い物をする。狭い道を入って行けば枝分かれして色んな店が並んでいる。調子に乗ってどんどん入って行くと帰れなくなる。
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