ようこそ! 南米・パタゴニアの旅  へ


次から次へと ハプニングの連続!・・・


   今回の南米・パタゴニア一人旅は、様々なハプニングに遭遇し、またとない貴重な体験をすることが出来た。
   英語の通じないスペイン語圏ということもあるが、何時もツアーで添乗員さんまかせで
  のんびり気ままに旅をしていることを考えると、
  ツアーが如何に安心、信頼の出来るものであることがよく分かる。感謝しなければならない。
それはそれとして、幾多のハプニングに最善を尽くして解決した時の快感は何とも云えない!
  これが旅の面白さであろうか・・今回の旅は面白かった・・。旅は楽しい・・

1.成田出発が1Hr50m遅れる!
AC04便は予定より少し遅れて滑走路に進入中、急病人発生! 医者の呼び出しをしてい
たが、結局はゲートに引き返すことになった。本人を降ろし、貨物室のバッゲージを降
ろすのに時間が掛かり、結局再出発は1Hr50m後になった。ヴァンクーバーでの乗り継ぎ
時間は2Hrたらずで出発の遅れはそのまま到着の遅れとなる!此処から歯車が狂いだした。
2.手配の乗り継ぎ便では乗り遅れ!
機内で手配の乗り継ぎ便では遅くて以後の乗り継ぎに間に合わず!ヴァンクーバーでの
入国審査に長蛇の列!それでも諦めず、少しでも早い便に変更。これでも地上職員は
トロントでの乗り継ぎには間に合わないという。まだ諦めず、飛行中にパーサーに訴え
て方策を考えて貰った。此処で奇跡が起こった!@飛行時間を26'短縮。A到着ゲートを
次の乗り継ぎ機に近いゲートにしてくれた。国内線でありながら国際線のゲートに近い処へ。
これで15'の乗り継ぎ時間で乗り継ぐことが出来た。全く奇跡が起こったと云えよう!感謝!
3.サンチャゴで荷物が出ない!
やっと間に合ってホットしていたが、サンチャゴに着いて荷物が出てこない!荷物はトロ
ントに積み残しであった。人間だけは何とか滑り込んだが・・荷物までは滑り込めず・・
更に次のランチリ航空への乗り継ぎがあるが、此処でロストバッゲージの申請をする。
係員はスペイン語しか話せず、埒があかない!英語の話せる人を呼んで貰いやっと申請。
まだ先は長い・・次は何が起こるか。荷物が出てこないとなると、サンチャゴは真夏の33℃
空港売店で着替えの下着と帽子を買って次ぎに備える・・
4.ホテルの人はスペイン語だけ!
ホテルに着いてチェックインしようにもスペイン語しか話せない!何かグズグズ云っている
ようだが時間が早いのでチェックイン出来ないと云っているらしい・・全て勘を働かせて
解釈するしかない。夕食のメニューがまたスペイン語!「一人歩きのスペイン語」の本を
出して喋ってみるが通じない。書いてある本を見せると、分かったようだが、返事が何処
にも書いてない・・。結局早く気が付けばよかったが英語のメニューを探して持って来さ
せてやっと注文出来た・・。なかなか勉強になる。
5.時間になっても迎えの車が来ない!
今日はカラファテへ移動の日。バスの出発は9:00で、迎えは8:30であったが、予定の時間に
なっても姿が見えず。イライラする。8:50分になってもまだ来ない。バスの出発にあと10分!
これでは間に合わない・・ホテルのフロントでタクシーを呼んで貰う!やっとタクシーでバス
の事務所に滑り込み!着いたら発車時間だった。迎えを待っていたら完全に乗り遅れてい
た。全く当てにならない・・
6.チリとアルゼンチンの時差1Hr!
地○の歩き方を読んでいてチリとアルゼンチンの時差は1Hr! 要注意!なんて書いてあ
った。真に受けて時計を修正していた。翌朝の朝食時間が6時からとなっていたので6:10
頃に出掛けた。フロントの人が何処へ行くのかと聞くので朝食だと答えると、怪訝な顔を
して今何時だと思っていると聞くので6:10過ぎと云うと、何を今はまだ5時過ぎだ!エエ
ッツ・・そんなはずはない!よく調べると10月〜3月チリのサマータイム採用時には時差
がないのだ!これが逆だったら大変!時差の観念がない日本人には時差は大きな落とし
穴になっているので注意が必要・・
7.時間になっても迎えの車が来ない!
今日は待望のペリトモレノ氷河の観光。迎えは9:00の予定。早々と支度をして待ってい
たが、予定時間を10'20'過ぎてもまだ来ない!30'過ぎた頃フロントに遅れていることを
話した。曰く20'30'遅れはよくあること、座って待ってなさい!40'過ぎてもまだ来ない。
フロントも心配して先方に連絡するが誰もいない。こちらは時間がない!来なければ別の
旅行社を探さなければ・・と動こうとした時50'遅れてやっと来た!こんなことってあるか!
8.またしてもスペイン語!
翌日のクルーズ船の日はドライバのみ。船着場で何やらスペイン語で話し出した。私は
サッパリ分からないので英語で話してくれと云ったが彼は英語は話せない!と。私が
困った顔をしていると、乗客のご婦人が英語が分かりますか?私が通訳しましょう・・
此処でバスを降りて入場券を買って、またバスに戻ってきて、2番の船に乗ります
・・と云っていた。親切な人がいたから分かったが・・こんなこともあった。
9.カラファテで夜間9時間の停電!
カラファテを出発する日、早めに起きて支度をしようと思っていたが、電灯が点かない。
早朝の出発だが真っ暗では支度のしようがない。部屋の中を探すとローソクが置いてあっ
たが火を点けるものがない。携帯のペンライトでフロントまで行き、マッチを借りた。
やはり身の回り品の中にマッチ類が必要だと痛感した・・
10.ロストバッゲージは届かず!
8日振りに最初のホテルに帰ってきた。ロストバッゲージも1週間も経てばもう届いている
だろうと確信して帰ったが、まだ届いていなかった!エアーカナダからランチリ航空への連
絡が悪いのだろうか・・。ホテルのフロントでランチリに電話してくれと頼んだが、近くに
ランチリの事務所があるので行けという。またスペイン語かと・・思ったが躊躇も出来ない。
事務所で話したら空港の電話番号を教えてくれた。フロントに伝えておいて、食事に出掛け
た。荷物は一体何処へ行ったのだろう・・と思いながら。食事から帰ってくるとフロントの
人が荷物が空港にあるという。やったー!これは直ぐに取りに行かねば・・とタクシーを呼
んで貰う。値段の交渉と事情の説明をしてもらい空港に行く。やっと再会できたが旅の間は
役に立たなかった・・
11.もうないだろうハウニング・・
やっと成田に帰ってきた。此処まで帰ればもうハプニングはないだろうと思っていた。しかし
最後のハプニングが待っていた!何と日本への帰国日を一日間違っていたのだ!私としたこ
とが・・。うっかり日付け変更線を越えていなかった。成田から広島までの飛行機の予約が
「これは昨日のご予約ですね!」と云われてハット気が付いた。今回は最後の最後までハプ
ニング続きであった・・


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