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パレルモ へ
印象に残った・・・見どころスナップ
朝の青果市場風景
( 写真左 )
宿泊したホテルのすぐ近くに大きな青果市場があった。朝の散歩がてら覗いてみたが、オレンジ、茄子、キュウリ、トマト、ブロッコリーなど取り引きされていた。とても活況がありカメラを向けると喜んでポーズを取ってくれた。陽気な人たちである。茄子やキュウリなど日本のものより2-3倍はありそうな大きなものには驚いた。
パラティーナ礼拝堂
( 写真右 )
パレルモ観光のハイライトといわれ、12世紀にノルマンの王ルジェーロ2世により建てられた、宮廷付属の礼拝堂。礼拝堂入り口には「王座のキリスト」などのモザイク画があり目を引く。内部は大理石のアーチにモザイク画がちりばめられており荘厳である。ヴィザンチンモザイク、アラブ様式のモザイク、など11世紀末のイスラムやビザンチン文化の影響を伝える独特なものである。
エレミティ教会
( 写真左 )
典型的なアラブ・ノルマン様式の教会で、5つの赤い丸い屋根が異国情緒にあふれ印象的である。この種のクーポラはシチリアでも此処だけ。内部は積石が剥き出しの壁に囲まれており、半円形のドームになっている簡素なものでがらんとしている。隣接する中庭には13世紀の小回廊が残っている。ローマ神殿の跡にビザンチン教会として建てられ、アラブの時代にはモスクとなり、ノルマンの時代にはまた教会になった。
モンレアーレの大聖堂
( 写真右 )
パレルモから約8Km南の標高310mのカプート山に位置する。モンレアーレとは「王の山」という意味で昔は王の狩り場であった。1174年にグリエル2世によって建てられた。内部は聖書にちなんだモザイク画があふれている。正面にある全能の神キリストが手を広げているモザイク画は圧巻である。外部正面入り口には2基の大きな塔が両脇にあり、独特なデザインである。隣にある回廊付き中庭は神秘的な228本の円柱が周囲を囲んでいる。円柱の上部には異なった模様とモザイクがはめ込まれている。美しい落ち着いた空間である。
セジェスタの遺跡
( 写真右 )
トラパニから約30Km内陸のバルバロ山(標高415m)の斜面に造られたギリシャの遺跡群。山の上には紀元前3世紀頃に造られた約4,000人収容の劇場が残っている。直径63m 観客席20段で舞台部分は少ししか残ってない。此処から眺める穏やかな丘陵や田園風景は素晴らしい。またこの時期黄色や紫、赤色の野生の花々が一面に咲き乱れほんとに綺麗であった。中段にある神殿は紀元前5世紀頃に造られたドーリス式のもので信じがたいほど完成度の高いものである。何故この地にこの様な神殿が造られたか謎が多い。
美しいエリチェ
( 写真左 )
標高751mに造られた三角形の形をした町、エリチェ。大昔此処にはヴェヌス神殿があり、船乗り達の守護神の聖地として名が知られていた。高地のため夏でも涼しく過ごせる。マトリーチェ教会が残っている。狭い路地は美しい石畳で造られており風情がある。
ノルマン城
( 写真左 )
別名愛と美の女神ヴィーナスの城。ヴィーナスに捧げた神殿跡に12〜13世紀にかけてノルマン人によって造られた。此処からの眺望は素晴らしく、晴れていれば北アフリカのチュニジア海岸が見えるそうだ。トラパニと海への眺望が開ける。
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