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シラクーサ考古学地区 へ
印象に残った・・・見どころスナップ
天国の石切場
( 写真右 )
当時は洞窟のように屋根があったが1,693年の大地震で毀れ、その後オレンジやレモンの木が植えられ、まるで天国のようなのでこの名前が付いた。此処の石は建材に用いられ、深いところで45mもの掘込みがあった。
ディオニシスの耳
( 写真左 )
1,603年此処にやって来た放浪の画家カラヴァジョが名付けたもの。細長い耳の形をしているのでそう呼ばれたが、高さ36m 奥行き65m ある。音響効果が優れていることでも有名で洞窟の中で小声で話していても入り口でよく聞こえるくらいである。洞窟の中は冷んやりとして反響する。内側から入り口を見ると日差しが美しい影を作る。
ギリシャ劇場
( 写真右 )
紀元前5世紀に建造され、紀元前3世紀に改造された。岩盤を削って造られたギリシャ劇場。当時は20,000人収容の規模であったが現在は15,000人程度である。古代劇の上演が1,914年から偶数年に(2年毎)行われ、世界中から見に来るそうだ。ちなみに今年は5/14〜6/20「EDIPORE」と「MEDEA」が題目で入場料は15〜60 ユーロだそうだ。
州立美術館
( 写真右 )
アレトウーザの泉から細い道を入っていくと美術館。此処には中世初期から現代までの絵画と彫刻を中心に展示されている。特に有名なのがアントネッロ・ダ・メッシーナ作の「受胎告知」とカラヴァッジョ作の「聖女ルチアの埋葬」である。後者のカラヴァッジョの絵は大判でとてもリアルに感じた。館内は全面撮影禁止となっている。
大聖堂
( 写真左 )
紀元前5世紀のドーリス式アテネ神殿をそのまま利用して教会を建造した世界でもユニークな大聖堂。その後大地震のため18世紀に再建されている。柱が上下にバランスよく配置されたバロック様式の建物。内部は木製の天井がはめ込まれ、正面には豪華なバロック様式の祭壇がある。
アレトウーザの泉
( 写真右 )
海の横にある泉。妖精アレトウザーが川の神アルフェウスから逃れようとして泉になったという伝説。パピルスが自生しており、淡水魚が沢山泳いでいた。海の側にありながら海水ではないという証拠。対岸の山から地下水が海の底を通って湧き出しているそうだ。
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