ようこそ!

USA Grand Circle Driveの旅 編

USA Drive物語 No.1 (2001.9.25〜10.5) 「USA Grand Circle Drive 10日間の旅」 3年前アメリカ中西部横断ドライブを計画したが お婆ちゃんの思わぬ急病で断念した。今回は規模を少し 縮小しRoseと一緒にGrand Circleを巡るドライブを計画した。 Las Vegas を起点/終点とし Grand Canyon,Monument Valley ・・など7ヶ所の国立公園を8日間で約2600Km走った。 何れの地も素晴らしい風景で期待に違わず感動した。 Roseもよく案内してくれ楽しい旅をすることが出来た。 Arizona HWY Patrol-carにスピード違反で捕まったハプニング・・ もあったがよい想い出になった。 Grand Circle
グランドキャニオン

モニュメントバレー

    朝霧に輝くグランドキャニオン
    日中の写真はよく見かけるが、霧につつまれた
    グランドキャニオンの風景は珍しい。
    園内に宿をとり朝一番に撮影したものである。
西部劇の舞台・モニュメントバレー
ジョンフォード監督の西部劇映画はここを舞台に 
何本も撮影されている。懐かしい映画の場面を、
想いだしながら・・ 


全体計画概要をご覧下さい。 お好きなタイトルをクリックして下さい 1.旅程 2.走行ルートの設定 3.宿泊計画 4.Rent a Car 借用計画 5.準備日程 6.経費概算計画
USA Grand Circle Drive 総括: 2001年9月11日 世界中を震撼とさせたニューヨークの同時多発テロ事件が発生した。 その2週間後私はアメリカに飛んだ。大事件の後だけに周囲の人は私のこの計画に眉を     ひそめた。「わざわざ危ない渦中にはいることもなかろう!」まさか本気で行く積もり ではなかろう・・・」と。
私の計画は3年前に遡りその時点で中断していたものを、今年の7月再度計画を練り 直し、規模を縮小し準備を進めて来ていた。Las Vegas を起点/終点としていわゆる Grand Circle と言われる Nevada,Arizona,Utah 各州にまたがる7つの国立公園と 2つの国定公園をレンタカーを借りて周回する壮大な計画である。
私が長い間暖めていた計画である。仕事でなく自由人として、のんびりとアメリカの 雄大な大地を走ってみたかったのである。現役の頃走って以来、あれから10年は経って いる・・。まだ体力/気力のある内に実現したかった。私の夢でもあった。
危険を返りみず決行したのは、人は誰でも生まれながらの運命に従って生きている。 災難に遭うのも運命であり、無事何事もなく帰還できるのも運命である。     折角のチャンスは「運命を賭けて挑戦する」と言うのが私の哲学である。人生に悔いを 残さないように生きて行きたいのである。
前置きはその位にして、結果は予想通り大きな収穫が得られたことを喜んでいる。 事前の計画どうりに順調に遂行できた。ルートの設定、一日の走行キロ、宿泊地、・・など ほぼ満足できるものであった。「準備がよければ結果がついて来る」ことを実感した。 相棒のRoseも大いに貢献してくれたことに感謝したい。
アメリカの自然は雄大である。スケールが全然違うことを思い知らされる。     こうした雄大な自然の中にいると、日ごろの心の垢と言うかストレスが霧散して行くようだ。 寿命が延びるような気持ちになれることが大きな収穫であった。     明日からの新たなエネルギー源となることは疑いない。 旅はいいものだ!私の持論である。   8日間で約2,600Km無事に走り終えた。満足な気持ちである。                                
印象に残った・・・見どころスナップ & 所感



USA Grand Circle Drive旅程マップ ( 写真左 )

 成田→Las Vegas→Grand Canyon N,PLake PowellMonument ValleyCanyonlands N,PArchees N,PCapitol Reef N,PBryce Canyom N,PZion N,P→Las Vegas→成田。

* Grand Circle Adventure・・
・・・ミニ映像はこちら!!・・*




第2日:Grand Canyon N,P ( 写真左 )
 Grand Canyonには過去数回来ているが、来る度に新しい風景を感じる。今回は園内に宿を取ったので、真昼の表情、夕焼けの表情、朝の表情など色んな表情を見ることができた。何時みても雄大な景色である。一つ残念だったのは、North Rim側で森林火災が数箇所発生しており煙に覆われたGrand Canyonであった。


第3日:Lake Powell ( 写真右 )
 紺碧の空、赤茶けた岩肌、透き通った水の色・・・実に美しい。世界で2番目に大きな人造湖だそうだ。湖の長さは東西約300Kmにもおよぶ。「水をたたえたグランドキャニオン」と称される迫力ある景観。半日のボートツアーを予約し入り江の奥にある世界一の自然橋、レインボーブリッジを見に行った。往復に約5時間かかったが途中の風景は素晴らしかった。人々はボートをはじめとするウオーターアクチビティを存分に楽しんでいた。





第4日:Monument Valley ( 写真右 )
 懐かしい西部劇映画の故郷。駅馬車、黄色いリボンなどJ・フォード監督やJ・ウエイン達がここを舞台に撮影をした。一面赤茶けた土/砂漠の中にそそり立つビュート(残丘)が印象的。約2時間半のジープツアーで園内をドライブしたが色んな形の美しいビュートが見られた。凄い砂塵で口の中までギザギザするほどであったが見る価値は充分であった。園内唯一のGoulding's Lodgeは予約に苦労したがテロ事件の後だけに宿泊客は少なかった。







第5日:Canyonlands N,P ( 写真左 )
 Archeesに行く途中Roseのお勧めでThe Needlesに寄った。幹線の191号からわき道に入って約30'赤茶けた砂岩が針のように並ぶ素晴らしい景観に出会った。またArcheesの後191号から313号に入りDead Horse Pointにも行ったがコロラド川が「ガチョウの首Goose Neck」のように曲がった景観は面白い。広大な公園を北側と南側から見たことになる。





第5日:Archees N,P ( 写真左 )
 名前のごとく世界で一番沢山のアーチ=穴のあいた岩が集まる所で約1500のアーチがみられる。入口から坂を上り奥まで約21Mileの間、道路の左右に様々な岩やアーチが見ものである。思わず凄い!と声が出る。バランスロック、ダブルアーチ、ノースウインド、デリケートアーチなど印象的である。岩の芸術品とでも言えようか・・。





第6日:Capitol Reef N,P ( 写真左 )
 公園の看板だけがあってVisitor Centerが見当たらないのでやや躊躇した。暫く走ってやっと見つけたが24号線が公園の中を走っているようだ。Visitor Centerの近くの大きな岩肌に900年前に住んでいたインディアンが描いたという馬や人の絵が印象的であった。雨に晒されて何れ風化するのは勿体無い。



第6日:Bryce Canyon N,P ( 写真右 )
 ここは他の公園と違い幻想的な美しい尖塔岩が見られる。穏やかな森や草原の中に突然現れる断崖、立ち並ぶ色も形も様々な岩の尖塔群が光によってその表情を変えていく。白色から赤茶色までグラデーションをかけたように微妙な色の変化の美しさは幻想的である。早朝のサンライズ・ポイントなど一見の価値がある。不思議な光景である。公園入口近くのRuby's innは大きな設備でお勧めの宿である。






第7日:Zion N,P ( 写真右 )
 巨岩群の宝庫。スケールの大きさに驚かされる。見上げるほどの赤茶けた岩肌の山、透き通った青い空、緑の木々のバランスが実に美しい。園内は自家用車乗り入れの禁止。全て無料シャトルバスが運行される。7−8ヶ所のView Pointで自由に降りることができる。15’毎にバスがやってくるので便利だ。Visitor Centerに大きな本屋があり、ポスターなど売っている。









第1日&第8日:Las Vegas ( 写真左 )
 久し振りのLas Vegas は大きく変わっていた。大きなホテル、テーマ館、カジノは迷子になるほど広く凄い!の一語。その中に自動車博物館があった。変わっているのは展示されているふるい車を値段をつけて売っていることだ。またホテル名物になっている無料の出し物。海賊のバトル戦や噴水のショーなど10数分の出し物だが実に素晴らしい。MGMでEFXというショーを見たが素晴らしかった。やはりLas Vegasではショーを見ないとはじまらない。・・・





TOPIC ( 写真右 )
 2日目Grand CanyonからPageへ向かう89号線でHWYパトロールにスピード違反で捕まった。真っ直ぐな何もない道で前車のPontiackを100M/H前後で追いかけていた。制限速度は65M/Hである。一瞬すれ違ったパトカーが後ろで方向転換し,赤青色のランプを点滅して追って来た。通り過ぎたので助かったと思った・・がさにあらず先ず前車のPontiackを止めて私が来るのを待っていた・・・・。






ROSE Snap ( 写真右 )
 7年振りに見るRoseは一回り太くなっていた。年もとってきたが、子供っぽいところとおばさんくさい所と両面をみせた。コーラが大好きでよく飲むが、飲むのはDiet Coke。早起きが苦手で8時過ぎまで寝ているそうだが、今回のTripでは7:30朝食、8:00出発のスケジュールで厳しかったようだ。買い物が大好きで何時もTシャツを何枚も買っていた。







その他今回の旅行の幾つかのスナップを紹介します。



Grand Circle



Grand Circle
Grand Canyon

Grand Canyon

G.Canyon Desert View

24号線の紅葉

Bryce Canyon




Zion

Zion

Lake Powell





:旅程:

月日




 


観光ルート・内容


所感 / 雑感

9/25 1

機中
〜Las 
Vegas

9:05 広島発(JAL172)-
10:25 羽田着
11:50 羽田(リムジン)-
13:50 成田着
14:50 JALラウンジ
17:10 成田発(JL-026)
11:00 Las Vegas着
12:00 Rent a Car 借用
14:00 B/W check in
16:30 市内散策
20:50 Hotel帰着
いよいよ出発の日。予定通り広島を出る。羽田で高石/
屋城さんに会う予定にしていたがテロ事件の後だけに慌しい
のでそれは取りやめた。結果的には正解で成田へのいつもの
リムジンは湾岸コースを取り1時間も余分に時間が掛かった。
成田に着いて驚いたことにロビーは閑散として照明も一部は
消えており異様な雰囲気であった。テロ事件の影響は大きい。
キャンセルした人が多いと言うことだ。手荷物検査も厳しく、
スーツケースの中まで開けられたのは久振りのことである。
手続きを終え早めにJALラウンジに入った。しかし予定時間に
なっても出発のアナウンスはなく、聞いたところ機材の用意が
出来なくて、オランダからの便を待ってそれを使うとか・・
この辺にも影響が出ているのだろうか?結局1h20’遅れの出発
となった。RoseがLas Vegasで待っているので遅れることを連絡
しなくては・・と思いラウンジからメールを打とうにも作動せず。
結局弘恵に代送を頼んだ。飛行機の中はお客が少なくゆったり
シートを独占して寝て行くことが出来た。Las Vegasに着くと
Roseが草臥れた顔をして待っていた。すぐRent a Car
を借りにHertzの事務所を探すが、Roseが間違えて国内ターミナルへ
案内し、余分な時間を浪費した。車は既に用意されていた。
その足でAAAに行き地図などを入手。帰りにAlbertsonのスーパー
に行き、明日からのTripに備えクーラーボックスや飲みもの、果物など
仕入れた。これはとても役にたった。14時頃B/Wにチェックインし、
Rose達へのお土産などを渡し、16時過ぎころ再度市内へ出掛け、
トレジャーランドの海賊のサバイバル戦の無料ショーを見て夕食を取りホテルに
帰った。長い長い一日であった。
 9/26

    2

Grand
Canyon
 7:30 朝食
 8:00 出発
11:00 Gas補給
12:30 昼食
13:30 IMAXシアター
14:30 Grand Canyon着
15:00 Hotel Check in
15:30 園内散策
18:00 Hotel帰着
18:30 夕食
19:30 Room

時差の影響もあり2時3時ころから目が覚める。いよいよ
今日からTripが始まる。7時30簡単なホテルの朝食を取り出発
する。快晴で気持ちよい青空。US-93を南下する。順調だ!
11:30頃最初の給油をする。1.69$/galとは安い。凡そ日本
の1/3位?Grand Canyonの近くでMacの昼食をとり、IMAXシアター
で大型画面のGrand Canyonの映画をみる。
Guide Bookには7.5$となっていたが10$に値上げされていた。
しかし迫力があり価値は充分で楽しめた。14:30頃 Grand
 Canyonに到着し、Mather Point,Yavapai Pointなどで暫く
素晴らしい渓谷の美しさを堪能する。Yavapai Point
ではレスキュー隊がおり、誰かが渓谷に身投げしたとか・・
15時頃Checkinし荷物を降ろして、すぐ園内の散策に出かける。
Park H,Qから Hermitsまで1.2KmのRim Trailを歩く。3^40'
歩いたか、渓谷に沿った道からの眺めはまた違った美しさで
ある。夕日の名所 Hopi Pointには更にシャトルバスに乗換えて
行く。沢山の人が夕日を待っていた。段々と沈む夕日に映えた
渓谷は一段と美しい。North Rim側では4-5ヶ所で森林火災が
発生し煙がひどくたなびいて風景を阻害していたのは残念だ。
凡そ40’位いて帰途につく。Roseは子供のころ来てから2度目
とか・・素晴らしさに感嘆の声を上げていた。夕食はHotelで
ビュッフェスタイルで10.75$であった。園内で横浜から来たと言う老夫
婦に会った。Las VegasでRent a Carを借りて来たそうだが大
したものだ。明日は軽飛行機でGrand Canyon見学とか・・
Grand Canyonが2000mの標高にあることを知って驚いた。
そう言えばLas Vegasから登って来たように思う。
郊外を走っている車は70-80M/Hで意外によく飛ばしている。
キャンピングカーがよく目に付くが結構みん生活を楽しんでいる。
 9/27

    3

Lake
Powell

 7:30 朝食
 8:00 出発
 8:30 Mather Point
 9:30 Desert View
11:30 Speed検問に掛る
12:00 Wahweep Marina着
13:00 昼食
13:20 Boat Tour出発
15:30 Rainbow Bridge着
16:10 Rainbow Bridge発
18:30 Port帰着
19:00 Hotel Check in
19:40 夕食
20:00 Room


       
今日は日の出の Grand Canyonを見たいと思ったが、
遅れの出発となった。しかし Mother Pointに行ってみると
渓谷に朝霧がかかって、今までに見たことも無い幻想的な素
晴らしい景色を見ることが出来てラッキーな気持ちになって
いた。しかし次に思わぬハプニングが待っていた。今日は Lake 
 Powellで Boat Tourを予約しているので昼頃には着きたいと
思っていた。しかし89号線に入ると、道路の補修工事で片側通
行/渋滞走行となり、気分的に少し焦りがあったのか、渋滞の
遅れをカバーすべく前車を追うかたちで走っていた。前車の 
Pontiackは100M/H近くで飛ばして走っていたが、一瞬パトカーと
すれ違った。アレッ!とバックミラーを覗くと後方でパトカーは方向転
換し赤青燈を点滅させ物凄い勢いで追って来た。これは捕まっ
たわい!と覚悟をし徐行していたら横を凄いスピードで通過した。
アレッ!助かったカナーと思ったが、先で前車のPontiackを 止
め、私が来るのを待っていた。Good Morning!優しい調子で免
許証とレンタカーの借用書を見せろと言って持って行った。暫く
そのポリスは調書を書き何やらしきりに無線連絡をしていたが、
返って来て此処は65M/Hである、貴方は82M/Hで走っていた。
前の車は85M/Hであった。も少し遅く走らなければいけない!
と言い、調書にサインをしろと言った。幸い、
今回は警告だ!今度違反したら罰金だぞ!と言って
調書を渡した。Thank You very Much! Lucky! と言ってその
場を去った。Roseは日本人だから許してくれた。本当にラッキー
だ!前車は米人であり確実に罰金だ!と言い 制限+5M/Hが限
度だと注意してくれた。捕まって嫌な気分と警告で勘弁して
貰った嬉しい気分と複雑であった。Wahweep Marina には予定
通り昼頃に着いた。予約を確認し乗船券を受け取り、レストランで
昼食をとった。此処のビーフサンドウィチは10$位であったが、凄く美
味しかった。13:20予定より早かったが全員揃ったので早めの
出発となった。Tourのメンバーは52名と言っていたが上甲板に集
まり、一階の船 室はがら空きの状態であった。やはりテロの影
響が此処でも見られた。わざわざ日本からインターネットで予約まで
したのだが・・。入り江の奥にある Rainbow Bridgeが主役で
あるが途中の赤茶けた岩山、紺碧の空、透き通った水の色とて
も美しかった。西部一のウオーターアクチビテイの場だけにモーターボートや
ジェットスキーなどみんな楽しんでいた。2時間少々走ってやっと 
目的のRainbow Bridgeに到着した。世界一の自然橋と言われ
るだけあって物凄く大きいアーチである。長い年月を経て橋に
なったものだ。Roseが橋の下から見上げていた。約30'散策し
帰途についた。帰りは西に向かって進むので西日を受けた岩山
が一層赤茶けた色で輝き素晴らしく綺麗であった。
港に着く頃には夕日は沈んでいた。5時間の長いTourであった
が楽しかった。Hotelには19:00頃着いたが夕食は近くのステーキハウス
に行った。朝方 Grand Canyonで大型バイクに乗った中年の日本人
2人に出会った。
外観からは日本人と気が付かなかったが、写真を撮っている時、
場所を譲るため「どうぞ!」と言ったので分かった。
シカゴから3週間掛けて走っていると言っていたが、さぞ大型
バイクで楽しい旅をしていると少し羨ましく思った。面白そうだ
なーと・・。それにしても結構冒険?をしている日本人がいる
ものだなーと感心した。日本人と会うのは意外に少ないと思っ
たが・・
 9/28

    4

Monu
ment
Valley
 7:30 朝食
 8:10 出発
10:30 Gas補給
11:30 Monument Valley着
   Check in
12:00 昼食
13:20 NABAHO Jeep Tour
16:00 Hotel帰着
18:00 Hotelでスライド
18:20 夕食
20:00 Room

今日は 楽しみにしている Monument Valleyだ。懐か
しい昔の西部劇映画を思い出す。何とも強烈に印象に残っ
ている。何時か行ってみたいと思っていた。Hotelを出て東
に行くべき所をRoseが西だと言う。この調子で当てにならな
いことがある。地図をみて納得。朝日を受けて真っ直ぐな田舎 
道を進む。小さいKayentaの町に入るが町の外れで左折する所を
直進して間違いに気が付く。小さい標識を見逃した。後は一本道
だ。暫く進むと彼方此方にビュートが見えて来た。目的地は近い。
公園の入口と Goulding's Lodge への四差路に来た。まず 
Lodgeに行くことにする。大きな屏風岩のすぐ
下に Lodgeの建物が小さく並んでいる。あまりにも大きい岩な
ので建物が小さく見えるのだ。人は少なく開店休業かと思うほど
静かだ。インデアンの子孫かと思える顔をした女の人が出てきた。
此処は Valleyの中の一軒家で風景を見るには最高の宿で、どの
案内書にも宿泊を薦めている宿である。是非泊まりたいと7月
から予約を入れるが満杯で中々取れず、4回目にしてやっと取れ
た宿である。ガランとしているのも異様な感じであったが、やは
りテロ事件の影響だろうか・・。チェックインし午後からの2.5Hrの 
Valley jeep Tourをお願いする。5HrのTourもあると薦められ
るが断る。トラックの荷台にシートを付けて12-3人乗りに改造
したもので6人以上集まれば出発する。運転手兼ガイドはインデアン
の子孫だ。最初ナバホ族の伝統的な住居のホーガンを見学した。
中で老婦人が当時の生活を再現してくれた。動物の毛を集めて紡
いで反物を編んだり、トウモロコシを平板な石で磨り潰して粉に
したり、貴重な風物であった。そこを出て Valleyの中に入って
行く。途中 Visitor Centerの前を通り、凸凹の砂道を行けば目
の前に凄くデカイビュートが現れる。止まって記念写真を撮る。
更に奥に入って行くと、すれ違う車が凄い砂塵を上げて、風に流
されて全身に被る。凄い砂塵だ!口の中がギザギザする。
カメラが砂を被り此方が心配だ。2.5Hrで充分だ。
5時間もこんな状態が続けば大変だ!と思った。奥の方にはそれ
なりに珍しいビュートが並んでいた。やっとHotelに帰りシャワーを浴
びて生きた心地に返る。夕食は夕日に映えるビュートを眺めながら
・・。心に残る素晴らしい光景だった。Hotelにはミュージアムが
あり、J/Ford監督やJ/ウエインの使った道具や椅子など、また映画
のポスターなど展示してあり懐かしく見た。記念に来訪者帖に
Hiroshima JAPAN と名前を残して来た。
 9/29

    4

Moab
 7:30 Hotel checkout
 8:00 出発
10:00 Canyonlands 
      Needle
11:00 Antick
12:40 昼食
13:10 Archees N,P
17:00 Archees発
17:30 Canyonlands
      Dead House Point
17:50 D,H発
18:30 Gas補給
18:50 Hotel Check in
19:15 夕食
20:00 Room

今朝は日の出の Monument Valleyを見ようと期待して待って
いたが、生憎雲が出ていて綺麗な光景は残念ながら見られな
かった。朝食は付いてないのですぐ出発。153号から191号線を
北上する。この辺りの風景も美しい。 Moabまで150Mile程度。
右手に大きなドーム状の家の形をした岩が現れる。Church Rock
と標識が出ていた。その近くで Roseが突然 Canyonlandsは
左手に入る道があると言う。おかしい私の計画では Archeesの
後で周ることになっている筈だが・・確かに標識にはCanyon
Landsと書いてある。朝飯抜きで走って来たのでMoabで何か食
べたいと思っていたが・・ Roseの指示に従う。田舎の細い道
が続き、対向車も1-2台と少ない。ほんとにこの道で大丈夫か
なと心細くなる。凡そ30’位走って渓谷らしきものが見えて
来た。着いた所は Needlesと看板が出ていた。誰もいない。
少し歩くと見晴台に出たが、雄大な赤茶けた岩谷の光景で目
を見張った。とても素晴らしい風景であった。来てよかった
と思った。計画していた Canyonlandsを反対側から見る 
Pointであった。思わぬ拾い物をしたことになった。その帰り
道に分岐点がありこちらも覗いてみようと欲張ったが砂利道
で20M/Hの制限道であった。随分時間が掛かったが着いた所は
Antickの看板が出ていたがあまり見る様な所でもなかった。
帰り道でRoseと話した。人が余り行かないから砂利道なんだ
・・と。この寄り道は1勝1敗だった。やっと12時過ぎ Moab
に着いた。昼飯は美味しかった Arby'sの店を探す。やはり
此処のRoast Beefのサンドウイッチは本当に美味しい。フライドポテトも
絶品である。3.75$と安い!
腹も落ち着いたので Archeesに出かける。この町の外れにArch
eesN,Pの入口、Visitor Centerがあった。周囲は赤茶けた岩山
である。坂を登りながら進むと視界が開け彼方此方に岩が林立
していた。思わずワッツ!と声が出る眺めだ。写真を撮りなが
ら進む。バランスロックの前では上部の岩が今にもバランスを崩して落
ちて来そうだ。ウインドセクションのダブルアーチを見て、デリケートアーチを見
て、一番奥のデビルスガーデンまで凡そ25Mileくらい。見る所が
多い。途中で日本人らしき人を見かけたので写真のシャッターを頼
もうかと思ったが・・韓国人であった。ほんとによく分から
ない。
予定ではもう一箇所 Canyonlandsに周らなければならない。
17:00近くになっている。慌てて Archeesを出てCanyonlandsの
Dead House Pointに着くと17:30。閉門は18:00となっており、
早速周辺を歩く。Guide Bookには是非見たいPointと書いてあ
ったが左程の所でもないと思った。Moab に帰り洗車、Gas補給
スーパーで買出しをしてHotelにチェックインする。夕食は中華料理を
美味しく食べる。夕食後街中の土産物店を覗く。Blairが12才
の誕生日だと言うので Archeesの500ピースのジクゾーパズルを
贈る。
アメリカに来て4日目くらいまでは時差の影響が出て、夜中
1-2時頃に目が覚め、また昼前頃に無性に眠くなる。この
克服が課題となる。また部屋に入ると車に乗った感じで部屋
が揺れるように感じた・・
 9/30

    5

Bryce
Canyon
 7:30 Checkout
 7:50 出発
10:30 Hanksville
11:30 Capitol Reef着
12:20 Capitol Reef発
15:10 Ruby's inn着
15:30 Bryce Canyon着
16:00 View Point見学
17:30 Sunset Point
18:00 Hotel帰着
      Gas補給
18:10 夕食
19:00 Room


今日はCapitol Reefだけを周る予定であった。ホテルの朝食がな
いので直ぐ出発する。Hanksvilleまでは順調に走って来た。
途中眠くなるし退屈なので Rosに何か歌を唄えと頼む。暫く考
えていたが何時も日曜日に教会で唄うものを披露した。比較的
高い声であったが綺麗な声でとても上手に唄った。 Roseの歌
は初めて聞いたが、上手だとは聞いていたが・・これほど上手
だとは思っていなかったので感激した。上手い!と褒てめやっ
た。Roseは喜んでいた。この後道に迷いどこかの農場の入口に
入り込んだ。Roseに「お前が余りに上手い歌を唄うので調子が
狂ったわい!」と言ったら笑っていた。元の道に戻るのに30'
ばかりロスした。どうも直進すべき所を左折したことが原因で
あった。
Capitol Reef の入口の看板が出てきたが周囲には何もなく
一寸躊躇した。暫く進んだ所で Visitor Centerが見えた。
中に入ってとても綺麗なスライドを見た。24号線が公園の中を突
き抜けている様で特に見るようなものはなかったが、唯一900
年前に住んでいたインデアンの描いた絵が岩肌に残っていた。
直接風雨に晒されていたが勿体無いと思った。人や馬の絵が
中々上手く描けていた。24号線から12号線に入って山間の高地
を走るようになる。高度は2500mくらいで紅葉が始まっている。
日本の紅葉と違い黄色系の濃淡で白い白樺の樹皮とのバランス
が美しい。赤系の色が入れば言うことないと思うのだが・・。
昼になり、朝から何も食べてないので食べる店を探したがそれ
らしい店は何処にも見当たらなかった。Roseは「腹が減った!」
「腹が減った!」と言っていた。車に積み込んでいたバナナや
りんごを食べコーラを飲んで何とかつないだ。結局Capitol
 Reefでの時間が予定より少なく済んだので、Bryce Canyon 
に早く着くことが出来た。直ぐ Ruby's inn にチェックインし、15時
過ぎやっと遅れの朝・昼食をとる事ができた。
食後まだ日が高いので荷物を降ろして直ぐ Bryce Canyon に出
かけた。Ruby's innは公園の入口に近く便利がよかった。
Bryce Canyonの一番奥の Rainbow Pointまで行き、一つ一つ
View Pointを見ながら戻って来た。Bryce Canyonは独特の風景
で風と雨で浸食された尖塔群の林立は目を見張る美しさであ
る。尖塔は地層の断面をみる様で白色から茶色、茶色から白色
へと色の微妙な変化がグラデーションをかけたようで実に美しい。
ほんとに美しい公園だ。Roseに今までの所で何処が一番印象
に残ったかと聞くと、「一番は Grand Canyon,続いて Bryce
 Canyon,Archees,Capitol Reef・・」と言っていた。
園内一周のシャトルバスが運行されているので明日乗ろうかと思
っていたが、バスは9月末、今日が最終運行日であった。
シーズンは5/中旬〜9/末ということのようだ。
 10/1

    6

Hurri
cane
 5:00 起床
 7:30 Sunset Pointへ
 8:20 朝食
 9:20 Checkout
 9:30 出発
11:00 Kanab
12:30 Zion N,P着
13:30 昼食後シャトルバスへ
16:00 園内巡回
16:40 IMAX見学
17:40 Harricane着
   Hotel Checkin
18:10 夕食
19:00 Room

今朝は Sunset Pointで日の出が見たい!と Roseに「5時起
床だ!」と言ったら「とんでもない!夢の中だ・・」と言う
ような顔をした。昨日Roseに帰りのJALフライトのReconfamation
を頼んでいたが、通じなかったと言って朝電話を掛けるので、
益々 Sunset Pointへの出発が遅れた。やっと車を飛ばして
着くとみんな寒そうに毛布を被ったりしてぞろぞろ引き上げ
ていた。残念見逃したか!と思ったが、View Pointに行くと
Bryce Canyonの白茶の尖塔が朝日に輝いて物凄く美しかった。
この世のものと思われないほど幻想的な光景であった。見に来
た価値は充分にあった。カメラマンが数名残ってその美しさを
撮っていた。尖塔の根元に遊歩道がついており数名歩いていた
が、この中を歩いて見る風景もまた格別であろうと思った。
帰って来て朝食をとり チェックアウト。出発すると Roseが「Zionの
他に何処か寄るところがあるのか?」と聞いた。その時は気が
付かず「色々途中の景色を撮るために寄る」と答えた。
89号線を南下して9号線に乗り換えてすぐZionの予定であった
が9号線に入る所を間違えて直進して気が付いた。引き返そう
としたら Roseがこのまま直進して Kanabまで行ってくれと言
う。「どうして!?」と聞くと、Kanabに「 Best Friends 
Animal Sanctuaryがあるので寄りたい」という。「此処から
30'くらい往復で1Hrだ。今日は時間もある」と言うことで立
ち寄る。Roseは動物好きで此処には友人と時々来ると言って
いたが、友達から頼まれたと言って此処のLogoが入ったTシャ
ツを2-3枚買っていた。此処には鳥や兎や馬、猫、犬など沢山
のペットがいるそうだ。寄り道はしたものの昼過ぎにはZionに
着いた。
公園の奥に入ろうとしたら Roseが「一般の車は進入禁止にな
っているから駄目!」という。仕方なく Visitor Centerまで
行くと沢山の車で駐車場は満杯であった。一般の車は此処に置
いて園内は無料のシャトルバスが用意されている。まず昼飯を食べ
てからと思いレストランに入った。ふと壁紙を見ると「internet/
mail15'が3$」と書いてあった。成る程此処からメールを打つ
ことも出来るのだと思ったが、メールアドレスまでは持って来ていな
かった。絵葉書を出すより早い!が、商売になるのかなーと。
食後シャトルバスに乗り公園の一番奥の Temple of Shinawavaまで
行き、順次一つ一つView Pointで下車し見学して返ることにし
た。この Zionもまた素晴らしい風景だ。雄大な聳え立つ岩山
の美しさ他の公園とはまた一味違う男性的な迫力と緑の木々の
女性的な柔らかさとのマッチが素晴らしい。Roseは Grand Canyon
 に次いで素晴らしいと言って感嘆していた。園内の中ほどに 
Zion Lodgeがあった。公園のど真ん中で素晴らしい環境の 
Lodgeであった。
何度も予約を入れたが取れなかった所だ。3ヶ月前では遅い
くらいで、やはりよい所は早めの予約が必要だ。奥から見学
して来て、このLodgeに来た時 Roseがこの奥に滝があるので
行かないかと言う。「1Hr歩けば行ける」という。「エッ!
1Hr?」と聞き返した。1時間も歩く自信がなかった。それと
滝くらい!という気持ちも無くもなかった。Roseはあの太い
身体をして歩けるのかなーとも思ったが・・。Roseは残念そ
うだった。
「来年は友達と歩きに来る!」と言っていた。Visitor Center
の本屋で日本人夫婦に会った。埼玉県の人で Bryce Canyonと 
Zionに Trailに来たとか、LosでRent a Carを借りて来たと言
っていた。「Trailの魅力に嵌った・・何度も来ている」と。
逆に「一人でDriveですか?それは凄いですね」と励まされ
た。Zionの素晴らしさを満喫して帰りかけて、此処にもIMAXが
あることを思い出した。やはり見ておこうと・・入場料は
@7.50$で Grand Canyonのものより少し安かった。内容は今一
であった。
そこを出て今夜の宿泊地 Harricaneへと向かった。25Mile離
れた小さな町で此処にしか宿が取れなかった。Hotelを探すが
見つからず町を通り過ぎた。おかしい!見落とす筈は無いの
だが・・また引き返す。看板がない!今度は番地を頼りに探
してやっと見つけた。分からない筈だ。Best Westernの看板を
下ろしていたのだ。小さな宿で泊まる人も少ないのだろうか
・・最安の44$の宿であった。夕食に中華をと考えたがこの町
にはなかったので仕方なくMacで済ませた。
 10/2

    7

Las
Vegas
 7:30 朝食
 8:00 出発
 9:40 Las Vegas着
   Auto Collection
12:00 M&Ms Shopping
12:40 昼食
13:30 Hotel Check in
13:56 Rent a Car返却
14:10 Hotel帰着
18:00 B/W〜MGMへ
18:30 夕食
19:30 EFXショー
21:00 終了 Belagioへ
21:30 噴水ショー
22:10 MGMまで出迎え 
22:30 Hotel帰着/Room

今日はTripの最終日、 Las Vegasに帰る日だ。余り距離が
ないのでゆっくり出てもよかったが、何時ものように8時に
出発した。この道は以前にも何度か通ったことがあるが、
何もない坂道の多い道だと思った。何と1Hr40'で着いた。
丁度 Las Vegas市内へ入るラッシュアワーで車はかなり輻輳していた
が・・。早すぎると思っていたら、Roseが自動車博物館があ
るというので、時間待ちには丁度よいとそこへ行くことにした
が、さて駐車場があるのか疑問だった。市内に降りて駐車場を
探すのにウロウロしたが何とか無料の場所を見つけることが
出来た。
博物館はフラミンゴの5Fにあった。入場料は呼び込みのチケットを貰
ったので無料。古い車から比較的新しいものと色々並んでい
るので博物館にしては少し変わっているなーと思ったが、
展示車に値段が付いていて売ってもいた。500万$とかの値札
もあった。その後 RoseがキャンデーのM&Msに行きたいと言うので、
付きあった。全米で物凄い人気だそうでキャラクターグッズが沢山
ありみんな大きな袋を抱えていた。私も孫の土産を2−3買
った。
その後MGMGrandにモノレールで行き、今夜のショーEFXの切符を買った。
中央付近の席で@55$であった。その帰りカジノでスロットマシンを
やる。Roseに10$分のコインを買ってやったがすぐに終わった。
私は暫くは楽しんでRoseにも分けてやり遊んだ。その後昼食
にArby'sの Roast Beefが食べたくなったので Roseに店を探
させた。電話帳を繰って調べていた。やはり美味しい!
昼食後 Hotelにチェックインし、Rent a Carを返しに行くことにし、
空港までHotelのシャトルバスで迎えに来てもらうよう Roseに交渉
させた。こんな時に Roseがいると何かと助かる!私とRoseは
意思が通じるが、相手が変わると交渉も難しい。Rent a Car
は明朝帰国時に返す予定にしていたが、一日早く返せたので
一日分安くなった。夕方の出発まで Hotelで帰国の荷造りを
する。早めに出てMGMで夕食をとりショーを見る計画で、これも
HotelのシャトルバスでMGMまで送ってもらった。夕食は中華レストラン
で美味しく頂いた。EFXショーは19:30から始まった。やはり見る
だけの価値があり凄い!約1Hr30'楽しんだ。場内はギューギュー
の満席であった。踊りと歌と幻想的なシーンをハイテクで演出。また
3D映画(?)も取り入れていた。お客を舞台に引き出しての
トークもなかなかユーモアがあって面白かった。素晴らしい。
此処を出て Roseが次は噴水ショーを見に行こうと言い出し、30'
ばかり歩いてベラッシオに行ったがこれも素晴らしいもので無料で
開放しているのは凄い!と感心した。音楽に合わせて噴水の舞
が見られた。帰りも Hotelのシャトルバスに迎えに来てもらった。
大サービスだ!楽しい Las Vegas 最後の夜であった。
久振りのアメリカで感じたことに、従来食料品と衣類は生活
必需品であり格別に安かった記憶があったが、今回は意外にも
物価が高くなっていることを痛感した。今の日本の方が余程
安いと思った。例えば昼にサンドウィッチが10$、朝でも5-6$,夕食
で13-25$である。またTシャツでもバーゲンで10$,普通は25-35$で
ある。安いのはガソリンくらいだろうか?・・・
それとアメリカのMacが不味くなっていたのには驚いた。
ハンガリーの Macも同じく不味かった。日本のMacは格別に美味し
い。日本人にあった Macになっている様に感じた。日本 Macが
利益を上げている理由が分かった。
 10/3

    8

機中
〜成田
 7:00 朝食Checkout
 7:10 出発
 7:20 Las Vegas
      Air Port着
 8:30 荷物 Check in
 9:00 JALラウンジへ
11:10 Las Vegas発
    (JAL025)
13:00 Los Angeles着
14:30 Los Angeles発
今日はいよいよ日本に帰る日だ。出発は早い。Roseが 9:44発
私は 11:25発だ。国内線と国際線の違いはあるが、一緒に出て
丁度よい。昨夜7時前に出ようかと Roseに話したら早過ぎると
一蹴された。 Roseは朝が苦手だ! 結局7時に出て来てコーヒーと
簡単なスナックで済ませ、 Hotelのシャトルバスで空港へ送って貰った。
最初に国際線の私が降りた。色々世話になったと別れを告げ
た。7:30国際線のロビーは閑散としていた。早過ぎる! しかし
JALのカウンターは何処にあるのだろう・・と探す。一番端の方に
あった。日本人夫婦が2人ベンチで待っていた。まだ早い人が
いた。出発の4時間前だ!いくらなんでも早過ぎる!係りの
人に聞くと8:30から受け付けるという。暫く待つ間に少しずつ
集まって来る。それでも日本人は14-5名程度だ。やはり少な
い。テロの影響が意外に大きいのだろう。
日本の旅行業界の影響は550億とか、大手のJTBで200億とか
新聞に出ていた。旅行をキャンセルした人が如何に多いことか・・
国際線よりも国内線の方が厳しいチェックをしていると誰かが言って
いたが、確かに荷物の検査はレントゲンを通すだけで成田の様に中を
開けて確認することもなかった。
早速手続きをしてJALラウンジに入る。時間が充分あるので
退屈だ。Duty free shopも覗いたが大した物はない。仕方な
くスロットマシンで遊ぶ。空港の中にまでカジノマシンが置いてある。
予定通り経由地の Losに向けて飛ぶ。機内はガラ空きだ。
フライトアテンダントがゆっくりくつろいで下さいと挨拶に来る。
Losからも乗客が乗り込んで来たが機内には充分な空席があり
ゆっくり横になって寝ることが出来た。
高橋尚子がベルリンマラソンで世界最高タイムで優勝したと
新聞に出ていた。大したものだ。
 10/4

    9

成田
17:25 成田空港着   
      通関後
18:15 成田発
19:30 羽田着 
20:00 羽田発 蒲田行
20:30 Hotel着

成田には予定通りに着いた。入国審査もスムースに行き、荷物
もJALプライオリティサービスで一番に出て来た。通関も問題なく通過。
桂子、弘恵、里枝に帰国の連絡を入れる。予定表の曜日を一日
間違えて書いていたので、桂子が昨日帰国の連絡がなかったので
心配したそうだ。後で聞いたが何か事件に巻き込まれて、どうや
って遺体を引き取りに行けばいいのか心配したそうだ。
すぐ宅配の手続きをして、リムジンで羽田に向かう。羽田で今夜の
宿に電話をして行きかたを聞く。バスが便利だと。凡そ30'で
蒲田駅に着いて、そこから10’ばかり歩いてホテルだ。やっと
ゆっくり休むことができた。
 10/5

    10

広島
 5:30 Hotel発
 6:00 羽田着  
 6:55 羽田発(JAL173)
 8:32 広島着
 


9;20 無事帰宅
いよいよ今日は広島に帰るが、朝一番のJAL便だ。Hotelを5:30
にシャトルバスが出る。眠い目をしてフロントに行くと、パンとジュース
がサービスで用意されていた。ありがたかった。
バスは30’位で羽田空港に着いた。搭乗手続きをしてJALラウンジに
入る。すべて予定通りに進み 8:32広島に着いた。
リムジンバスに揺られて広島駅まで帰り、タクシーで我が家に
無事帰ってきた。
長い一日であった。
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