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先住民生活体験 へ
印象に残った・・・見どころスナップ
ムースのなめし皮を作る・・
( 写真右 )
ムースの皮を大きな木枠に貼りつけ、毛を削ぎ落としながら、また骨で作ったヘラののようなもので脂肪を削り取っていく。なかなか力が必要で大変な作業である。この様にして作った皮を鞣してティーピー(テント)の幕に使ったり衣服や袋などに加工して使っていた。
ティーピーの模様!
( 写真左 )
ティーピーに描かれる絵は夢の中に出てきた動物などが描かれる。夢は神聖なもので彼らにとっては神のメッセージとして絶対的なものであった。入り口は必ず東向きであり正面に酋長が座り、背後に絵が描かれている。ティーピーの支柱はアルバーター州の州木であるポールパインが太さが変わらないので使用されている。
酋長の飾り羽根・・
( 写真右 )
酋長は会議では議長役をつとめ、飾り羽根の鉢巻きならぬ輪を頭に付ける。権限の象徴である。東入り口は遮ってはならないとか・・いろいろ取り決めがあるようだ。
石のパイプを回す・・
( 写真右 )
会議への参加や決議への同意として石で作ったパイプを回し、全員が吸って神聖を誓う・・。パイプを回す方向は必ず右まわりで、決して左回しをしてはいけないとか。
先住民の生活を説明
( 写真左 )
ジャネットさんは先住民の生活についていろいろ説明。ビーバーやウサギ、イタチ、の毛皮やミントや猿の腰掛けなど薬用物質についても紹介。それぞれ生活の知恵が伺われる。現在の日本では科学の進歩が早すぎ、人間の生きる生命力が阻害されているように思うが、人間自然の中でも充分生活できることを感じる。
ドリームキャッチャーを作る・・
( 写真左 )
最後は伝説にある「ドリームキャッチャー」を作った。その伝説とは夢は、聖なる神からのメッセージだとされており、良い夢は、ドリームキャッチャーの蜘蛛の巣を通り、その人の眠りに入ってゆき、悪い夢は中央の石に引き寄せられて、蜘蛛の巣に引っかかる。引っかかった悪い夢は、夜明けの光と共に消え失せるというもの。ドリームキャッチャーは幸福な眠りと幸運を与えてくれるお守りだと言われている。
作ったドリームキャッチャー
( 写真右 )
写真は私の作ったものだが、大部分は先生のジャネットさんに手伝ってもらったもの。金の輪に薄い皮を巻いて糊で貼り、糸で蜘蛛の巣を作って行くが、この蜘蛛の巣がなかなか綺麗な幾何学模様に作れないのである。久振りに手元で細かい作業をしたのでやや疲れ気味であったが面白かった。ツアーのオプションとして設定されているが是非参加をお勧め!
先生の作品
( 写真右 )
ジャネットさんの作品
。蜘蛛の巣模様が揃ってとても綺麗に作られている。幸福のお守りとしてよいお土産になりそう・・
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