MUSIC♪♪・・・Zechers Nachtgefluster
・
アルプスの音楽を聴きながら
その雰囲気を感じご覧下さい!
ようこそ!
北伊・ドロミテ山塊とオーストリーアルプスの旅 編
ユーラシア旅行社 WSAI(2006.06.21〜06.30) [拡大]
最近WEB上で素晴らしい山岳/山村風景を見て、
脳裡から離れなかった!
スイスアルプスでもなければネパールのヒマラヤでもない。
カナディアンロッキーでもない。
今年の初めに旅したチリのパイネ岩峰群に似てはいるが、そこでもない・・
岩峰群を背景に緑豊かな丘にお花が咲き乱れた美しい山村風景は・・
実は、北イタリアのドロミテ山塊であった!・
まだまだこの世の中には美しい処があるものだ。
期待に心を弾ませて行ってきました。
期待どうりの素晴らしい処であった。
今回もまた新しい感動があった。・・!
やはり旅は楽しい!
milano・Strobl・Heiligenblut・Cortina D'ampezzo・Bolzano・Innsbruck
ドロミテ・カレッツア湖
神秘的なこの湖水の色!
光の当たり方により様々な色に・・
背景の岩山、緑の樹木、不思議な光景・・
オーストリア・ハイリゲンブルート
美しいオーストリアの山々
グロースグロックナー(3,797m)を背景に、
美しい村風景!教会が美しく・・
トレチメ・ディ・ラヴァレート
駐車場からゆっくり歩いて・・
谷間に見える風景も美しい・・
片やそそりたつ逞しい岩山・・神秘的!
ハルシュタット・・
町中の窓辺の花々も美しい![拡大]
アルペン山岳道路を行く・・
このような美しい風景の連続![拡大]
トレチメ・ディ・ラヴァレート
そそり立つ逞しい岩山・・[拡大]
*ドロミテ山塊とオーストリーアルプスの旅・総括スライド 189枚/6分
時間のない方は50枚毎に
分割@ ミラノ〜オーストリアへ・他 編 *
分割A ハルシュタット・他 編 *
分割B ミズリーナ湖/ドロミテ山塊 編 *
分割C ポルドイ峠/カレッツア湖・他 編 *
北伊・ドロミテ山塊とオーストリ−アルプスの旅 総括:
念願
のドロミテに行ってきました!ドロミテと云っても私の頭の中には1年前までは存在していなか
ったのだ!しかし最近WEB上でとても美しい山岳風景を見るようになった。峠さんの「ヨーロッパアルプス峠
ドライブ紀行」やフルリーナさんの「フルリーナの部屋」などがそれである。私が今まで見てきたスイスアル
プスやネパールのヒマラヤの風景、カナディアンロッキーとも違う。つい最近旅した南米・チリのパイネ国立
公園のそそり立つ岩峰群と山は似ているが、緑豊かな野草が咲き誇る長閑な山村風景ではない。調べていく
内に此処は北イタリアのドロミテ山塊であることが分かった。それ以来この美しい独特な山岳風景が脳裡か
ら離れないものとなった。
何時
かは行ってみたいと言う願望もやっとチャンスが到来した。表記ツアーが催行されたのだ。成田
からミラノ経由ミュンヘンからバスでオーストリーに入りオーストリーアルプスを見て北イタリアのドロミ
テ本街道を走り再度オーストリーのインスブルックからミラノ経由で帰国のルートであった。10日間の日
程は長くもなく短くもなく私にとっては丁度よい日程であった。オーストリーアルプスも楽しみであり、ド
ロミテと合わせ楽しい旅をすることができた。ドロミテは独特な地質構造により生まれた素晴らしい景色で
期待を裏切らなかった。また更にカレッツア湖の神秘的なコバルトブルーに輝く湖水は今まで見てきた中国
・九寨溝の五彩池の素晴らしい色に匹敵する美しさでこれだけでも充分満足するものであった。世界には本
当に美しい処が沢山あるものだ!と云うことを実感した。旅は楽しい!
6月
の時期を選んだのは高山植物の咲き誇る様を見たいからであった。5月ではまだ寒い!山の上で
はまだ雪が残っている所もある。6月に入ると冬眠から醒めたたように一斉に咲き始めるのだ。この時期が
一番美しいと思っている。軟らかい優しい日射しを受けて開く野生の可憐な花々、残雪の岩山を見ながらゆ
っくりのんびりと歩く楽しさ・・綺麗な空気をいっぱい吸って何も考えずに過ごす一時は心と身体の癒しに
なる。花の時期は短くて8月を過ぎれば終わりに近づくのである。時期をみて旅することが楽しさ倍増の秘
訣ではなかろうか・・
ドロ
ミテまでの利用航空会社はアリタリア航空であった。全席満杯!折しもサッカーのWカップの真
最中で日本からの沢山のサポーターと一緒であった。これらの熱狂的なサポーターにも驚いたが、アリタリ
ア航空のサービスのレベルにも驚いた。エアラインの人気投票30社の中にも上がらない程度だから覚悟は
していたが・・ビールのつまみが出なくてもビールが出てくるだけは満足すべきなのだろうか・・
イン
スブルックの現地ガイドさんが話していた中に、アルプスの王国・チロルと云えばスイスのイメ
ージが強くスイスにあるように思っている人が多いが、それは大きな間違いで、正解はオーストリーにある
のである。オーストリーにある9つの州の一つで面積的には3番目に大きな州である。州都はインスブルッ
クである。知らない人も多いだろう・・インスブルックに来る観光客の中で日本人観光客はは僅か0.5%
で非常に少ないそうだ。観光客はスイスよりも少ないが、宿泊客はスイスよりも多いという。これは長期滞
在者が多いということで国の特徴が表れている。オーストリーで働く人は年間5週間の休暇が取れるそうで、
内2週間は次年度への持ち越しが可能で、合わせて7週間にして長期旅行などに出掛けるそうだ。日本では
こんなに長期に休みが取れる状況でないことは悲しいことだ・・生活文化の程度が低いと云われても仕方ない。
オー
ストリーを旅していて気が付いたことだが、食事の時にパンが出ないことが多い。イタリアでは
勿論何処でもパンは必ず出て来るのだが・・また野菜が非常に少ないのである。イタリアに入れば途端に
野菜が豊富に出てくる・・食習慣が違うのかちょっと違和感があった。
今回
のツアーで10日間のうち食事なしが5回もあった。1−2回ならまだしも、今までこんな旅は
初めてである。企画の意図を図りかねるが、グルメ旅行なら決められた食事より自分の好きな店で好きなも
のを食べたいという気持ちはよく分かる。しかし山を見て歩くこのツアーでは食事を何にするか余分なこと
は考えたくないのである。最初から予定された予算の範囲外の出費になり結果的には高く付くことになる。
ツアー代金まとめていくら・・で楽しい旅が出来るような企画をお願いしたいと思うのだが・・。
今回
の旅もまた面白かった!いろいろ想像を越える環境の中での文化や大自然の雄大さに触れることが
でき、考えさせられたり刺激を受けることができた。やはり世界を歩き新しい文化を見て体験して感じるこ
とができる喜び・・・これが生きているという実感に繋がるのである。やはり旅は楽しい!
・・・・
旅程の概要
・・・・・
旅程マップ・・
( 写真左 )
成田・ミラノ経由→
ザルツカンマーグート泊
(フシュル湖/モント湖/ハルシュタット)→
ハイリゲンブルート泊
(ツエルアムゼー/アルプス山岳道路/フランツヨーゼフヘーエ展望台/パステルツエ氷河)→
コルチナダンペッツオ泊
(ミズリーナ湖/トレ・チメ・ディ・ラバレート/ラガツイ展望台ハイキング)→
ボルツアーノ泊
(ドロミテ峡谷本街道/ポルドイ峠/サッス・ポルドイ/カレッツア湖/ボルツアーノ市内観光/ワルテール広場/ポルチチエ通り)→
インスブルック泊
(インスブルック観光/黄金の小屋根光/マリアテレジア通り/チロル民族博物館/考古学博物館/王宮)→
機中泊
→成田。
外務省発行
*イタリアの危険情報
*オーストリー の危険情報
旅程・絵日誌・・・・・・ユーラシア旅行社添乗員
石川 美樹 さん記・・・・・
第1・2日目
第3日目
第4日目
第5日目
第6日目
第7日目
第8日目
・・・・
印象に残った・・・見どころスナップ
・・・・・
ストローブルの宿風景
オーストリーのザルツカンマーグート地方のストローブル。Wolfgangseehof というホテルで連泊の予定であった。所が初日ミラノからミュンヘン行きの飛行機が天候不良の為飛行できなく、やむなくミラノで航空会社指定の1泊となった。翌日予定を調整してやっと本来の宿に着いたがこのホテルは敷地が広く、数軒のコテージ風に分かれており、お庭には沢山の花が咲き、とても気持ちのよいホテルであった。連泊出来なくて残念であった・・
世界遺産・ハルシュタットの風景
ハルシュタットの山と湖の織りなす景観はヨーロッパ屈指の景勝地である。1,997年世界遺産に登録。村の人口は僅か1,000人程度と云われている小さな村である。中心地のマルクト広場まで湖畔をゆっくり歩いて30’ばかり、窓辺に美しい花鉢を飾った古い家並みが湖面に映り美しい!昨夜の雨も上がり早朝の霧の中に浮かぶ教会の姿など幻想的な美しさを醸し出している・・こんな写真を撮りに来る人も多いそうだ。
世界最古・ハルシュタットの塩抗
ハルシュタットには世界で最古の岩塩抗がある。紀元前400年以上も前に動物たちが食べているのに気付き発見された。此処は2.5億年前には海であり、1.5億年前に干上がって岩塩が取り残されたという。中世には岩塩は貴重な物で、ハプスブブグ家の手厚い保護を受けて来た。1,445年から本格的に採塩に取りかかり現在に至っている。見学は作業服を着て抗路を約350mくらい中に入っていき、岩塩の結晶など見ることができる。塩抗の中にある滑り台は時速20K/H前後でスリルがあって面白い!
ザンクトギルゲンの町
ミュンヘンからバスで国境を越えオーストリーへ入る。今ではEU加盟国の国境通過も自由だ。ザルツカンマーグート地方の湖水風景も美しい。モーツアルトの母が生まれたザンクトギルゲンもヴォルフガンゲン湖の側に見える。モント湖を通過し「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となった聖ミヒャエル教会を見学する。雨も激しく降ってきて・・・・ホテルへ急ぐ。
ストローブル〜ツエルアムゼーの町へ
1,875年鉄道開通とともに冬はスキー場、夏の水浴、登山やハイキングなど四季を通じてのリゾート地で有名なツエルアムゼーの町。ツエラー湖畔にありアルペン山岳道路の入り口に近い。小さな町だが此処で昼食をとる。何と塩辛いスープに閉口!ハルシュタットの塩抗が近くにあり塩がふんだんに入手できるか知らないが・・こんな塩辛いスープは初めて!オーストリーではテーブルにパンが出ない!・・野菜も少ないことに気が付いたが・・
アルペン山岳道路の風景
正式な名称は「グロックナーシュトラーセ」1,930-35年に掛けて建設された全長47.8kmの山岳道路。登って行くにつれ景色がどんどん変わっていき、上は残雪があり霞んでくる。途中で分かれてフランツヨーゼフヘーエ展望台に寄り、東アルプス最大の氷河「パステルツエン」を見る。後方にはオーストリーの最高峰グローズグロックナー(3,797m)が見られ素晴らしい処。山岳に棲む野生の山羊や可愛いマーモットも見られて楽しめる・・。
ハイリゲンブルートの村風景
このアルペン山岳道路の南端の終点はハイリゲンブルートの村だ。途中の道路から村が一望できる。黄色い野生の花が美しく咲き乱れている・・・・。ハイリゲンブルートは1,301mにある美しい小さな村で美しい教会と雪を頂く山々の風景は正しく絵葉書で見るそのもの・・。アルプスの山村、窓辺には色とりどりの花が飾られ、歩いていく道の脇には美しい花鉢が並び、早朝の散歩も清々しい気持ちである。早起きは3文ならぬ5文のトク・・
ドロミテ街道への風景
オーストリー最後の町シリアンを通過しイタリアのドロミテに入る。ドロミテとは18世紀末に初めてこの地質を研究したフランス人学者の名前に由来する。この石灰岩質の垂直に切り立った岩山は独特の景観を呈する・・これがドロミテだ!地質学的にはこの岩石をドロマイトと呼び浸食作用によって生まれたと云われている。西の基点はボルツアーノ、東の基点はコルチナダンペッツオ。イタリアの北東に広がる山々がドロミテ山塊と呼ばれている・・
ミズリーナ湖の風景
ランドロ湖で小休憩、背後にドロミテの美しい岩山が見える。さらに進んで行くとミズリーナ湖が出てくる。湖にはボートが浮かび湖畔にはホテルやレストラン、土産物屋が並んでいる。観光客も多い。湖の正面・北側にはトレ・チメの岩峰、南側にはソラピス山が迫っている。湖の色も美しい!此処の美しい風景もWEB上でよく見かける・・。昔、ミズリーナという少女が魔女の鏡欲しさに父ソラピスの命と交換に手に入れたが、父は山にされ、後悔した少女の流した涙がミズリー湖になったという伝説である。
トレ・チメ・トレッキング!
「トレ・チ−メ・ディ・ラヴァレート」3つの頂きの意味で、オッチデンターレ(2,973m)、グランデ(2,999m)、ピッコラ(2,857m)の三つの岩峰!バスで駐車場まで登り、そこから歩いて小1時間程度であろうか・・。岩山の崩れた斜面を切り開いた遊歩道を歩く。周囲の風景は抜群によい。谷間の向こうに小さな村が見える・・道端にはマウンテンポピーの黄色い花々や青紫色のリンドウの仲間が咲き誇っている。トレチ−メの岩壁が目前にそびえ立つ・・裏側に回ればもっと素晴らしい眺めが見られる・・その時雷雨が・・
コルチナダンペッツオの町中風景
黄金の盆地と云われるコルチナの町。周囲はトファーネ山(3,243m)、クリスタッロ山(3,221m)、ソラピス山(3,205m)の山々に囲まれておりロープウエーやリフトで乗り継げば山頂付近まで登ることが出来る。夏、冬のリゾート地でドロミテ山塊の中心基点。町中は石畳が敷かれた落ち着いた感じのショッピングストリートになっている。坂道が多いが近くにはお花畑もあり散歩して楽しめる所でもある。
ファロリアへのハイキング!
終日自由時間を利用して近くの山にハイキング!朝方小雨も降っていたがお出掛け・・。近くのロープウエー駅からファロリア(2,123m)へ、そこで降りてトンディ(2,327m)までハイキング!直ぐ其処に見える山小屋まで簡単だと思ったが、歩いてみると意外に辛かった!しかし歩き始めるとあちこちに可憐な高山植物の花が咲いておりそれを楽しみながらゆっくりと登った。上からの眺めは絶景!遠方にトレチーメの連峰やミズリーナ湖まで見え素晴らしいハイキングであった。
コルチナダンペッツオ朝の散歩
朝早起きして付近を散歩した。誰もいない静かな町中を歩いていると、何処からともなく小川のせせらぎと野鳥の声が聞こえてくる。長閑である。少し町を離れると丘陵の牧草地が広がり野生のお花が沢山咲いていた・・周囲の山々は朝霧で霞んで見えない。やがて太陽が昇ってくれば一面赤茶色に輝く岩峰が見られるのだろう・・美しいところだ。
ドロミテ本街道を行く!
コルチナダンペッツオを出ていよいよドロミテ本街道に入っていく。上下左右何処を見ても素晴らしい景色が続く・・。出発して40'走った所でチンクエ・トリ(5つの塔、2,137m)に出会う。他でもない昨夜の夕食はイタリアン・ピザを食べに行ったがそのお店のトレードマークがこのチンクエ・トリであった。テーブルナプキンにもその絵が描かれていた。特徴のある岩峰でドロミテでも親しまれているようだ。
ファルザレゴの風景
チンクエ・トリから10分くらいでファルザレゴに着く。正面の山はローゼス(3,225m)であろうかなかなか美しい。ちょっと手前のラガツエイ(2,803m)にロープウエーが掛かっている。この一帯はレ・トファネ山脈に属する。反対側の緩やかな山もハイキングに良さそうだ・・緑は綺麗で可憐な花は咲き誇り・・歩いて楽しい!
ポルドイ峠の風景
ドロミテ街道で一番高いポルドイ峠(2,239m)である。コルチナをバスで出て凡そ2時間掛けて登ってきた。此処からロープウエーに乗り標高2,950mのサッソ・ポルドイに行く。ドロミテの最高峰マルモラーダ(3,342m)など360度のパノラマが広がる。素晴らしい眺めだ!風が強く寒さを感じる。下から見ると岩壁であるが上部は広場だ。カラスの様な黒いからだでくちばしが黄色の鳥が沢山舞っていて人に餌を強請っている・・
カレッツア湖の風景
バスに揺られてウトウトしていたら、着いた所が目の覚めるようなコバルトブルーの湖!おお凄い!と思わず叫んだ。針葉樹に囲まれた小さな湖であるが、その色の鮮やかさ・・光の加減により色は変化する。背後のカティナッチョやラテマールの切り立った岩峰とのコントラストは絶景だ。石灰質の底なので光が青く反射してとても美しい!九寨溝の五彩池を想い出す美しさだ!世界屈指の美しさを誇ると思った。ドロミテの山もそうだが、此処は絶対に見逃せないスポットだ!
ボルツアーノの町中風景
コルチナからドロミテ本街道を走ってきて終点がボルツアーノの町である。始点でもあり、終点にもなるドロミテ周遊の拠点である。アルプスの山々に囲まれ町、人口僅か10万人。イタリア語70%、ドイツ語30%の町。イタリアと北ヨーロッパを結ぶ交易の町でもある。ドイツの堅実さとイタリアの明るさを持った町だと云われている・・
ボルツアーノ考古学博物館
知る人ぞ知る!世界最古のアイス・マンのミイラを展示している博物館である。約5,300年前に死亡し、そのまま氷河の中に閉じこめられていて、1,991年に発見された凍結ミイラ。当時の着衣や持ち物がそのままに保存されている。本体は冷凍室に安置されていて外から小窓を通して見る様になっている。身長160cm、年齢54歳、体重21kgあったが現在は14kgに縮小している。
インスブルックの市内風景
チロルの州都インスブルックは人口約125,000人の中世の面影をもった町。周りは2,000m級の山々に囲まれてウインタースポーツの盛んな所で、1,964年と1,976年の2回冬季オリンピックが開催されている。冬のスキー、夏のハイキングの拠点である。マキシミリアン1世とマリアード・ブルゴーニュの結婚後ハプスブルグ家の領地となりウイーンからインスブルクに都を移し宮殿も建てた。・・
インスブルックの王宮風景
1,460年ジークムント大公が建てた宮殿を1,754年から1,773年にマリア・テレジアによって華麗なロココ調に改修された。マリア・テレジアの「謁見の間」「白のサロン」などロココ調のストーブやチロル最大級の天井画など素晴らしい。各部屋には皇族の肖像画も飾られており、マリーアントワネットの姿も見られる。
Patcher Kofel ハイキング!
午後からの半日自由時間を利用して近くのPatcher Kofelに行った。インスブルックの町中からバスで30分ばかり走った所にある。オリンピックで使用されたボブスレーの設備も残っている。ロープウエーで登りインスブルックの市内が一望できる。 此処にはアルペンローズが密集して咲き誇ってとても美しかった。後半には雷雨の模様で早々に引き上げた・・
ミラノ〜ミュンヘンへの移動風景
予期しない天候不良でミラノに1泊を余儀なくされた。翌日は快晴で何とか出発できたが遅れの予定を取り戻す調整が必要となった。旅には思わぬハプニングは付き物である。むしろ楽しい想い出となる。ミラノからミュンヘンへのアルプス越えの山岳風景も素晴らしい・・
ミュンヘン〜オーストリーへの移動風景
ミュンヘンからオーストリーへはバスでの移動となる。アウトバーンを走っていく・・。沿線の風景が美しい。スイスでもそうだがよく手入れされた丘陵の緑、点在する民家、放牧された家畜・・所々に尖り帽子の教会が出てくる。これらがまた絵になる・・見ていて飽きることがない。車窓の風景は楽しい・・
オーストリーの美しい花々!
ヨーロッパの人々は花好きである。それぞれの家が競って美しい花を飾っている。窓辺の花、庭の花、空き地があれば必ず花を植えている・・。町を歩けば至る所にフラワーボックスがあり沢山の花が咲き誇っている。日本では自分だけの楽しみ方をする人が多いがヨーロッパでは外の人にそれを楽しんで貰うことに喜びを持っている。国民性の違いと云えようか・・
ドロミテの美しい花々!
高山の花は6月を過ぎて咲き始める。長い冬眠から覚めて一斉に咲き始める。この時期が一番美しい。同じ行くならこの時期を選んで行けば可憐な美しい野生の花々が堪能できるのである。咲いている期間も短く8月を過ぎれば飼料としての刈り込みも始まり花の時期は終わりに近づく。この短い期間に予定を合わせて旅をすることが、旅を楽しむ秘訣と云えようか・・
お気に入りショット
町を歩いていると何気ないところに面白い場面が転がっていることがある。その土地の臭いを感じられるものや非日常的な面白いものを撮りたいと何時も思っているのだが、なかなか思うような写真が撮れない。一枚の写真はいくら優秀な100行の文章よりも数百倍の情報量を持っていると思っている。写真は素晴らしい!私のお気に入りのショットを選んだ。BGMと一緒に聞いて貰うと少しは雰囲気が感じられるかも・・
その他のスナップ
( 写真右 )
数多くの写真を撮っていてもなかなか気に入ったものが少ない。下手な鉄砲数打てば当たる!ではないが・・まあセンスと実力がないので半分は諦めている。一枚の写真にふと驚くものや心が癒されるようなものがあれば嬉しいのだが・・。今回の北イタリアとオーストリア地方を含めてバス走ったので目に付いたのを紹介してみたい。
お気に入りの絵葉書
( 写真左 )
何処に旅しても、絵葉書を必ず買うことにしている。美しい絵葉書は友人に雰囲気だけでも・・・と出すことにしている。大体、絵葉書の値段と切手の値段でその国の物価水準が判断できるのである。高いところは我々観光客にとって日常品が高いということになる。単なる風景のものより、主張を感じる絵葉書が面白いと思っているのだが・・・。
My Family Photo
( 写真左 )
今回は年一度の家内とのふたり旅であった。最近はほームページ用の写真をデジカメ一本で3,000枚以上も撮るので自分を撮る暇がないと言うのが本音である。ホームページ用の写真は欠かせない。被写体は風景や自然物などが多く、人物を撮ることは少ない・・。数枚の写真であるが貴重なものである。
最後までご覧頂きありがとうございました。如何でしたか・・?
皆様の声を参考に、よりよいページを作って行きたいと考えています。
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