ようこそ!

羅平の菜の花畑と元陽の棚田の旅 編

ユーラシア旅行社 CPSP(2009.2.21〜2.28) [拡大]
4度目の中国、雲南省は2度目の訪問になりました。 今回は今を盛りの「羅平の菜の花畑」と「元陽の棚田」を満喫! いずれも世界的規模のスケールの大きい光景に驚きと感動を得ました。 流石に中国ならではの風景で、とても日本では見られないもの・・ 棚田は、少数民族のハニ族が400年の年月をかけて造り上げた最高傑作品! また、見渡す限りの黄色い絨毯・菜の花畑は凄い!の一語。 中国の国家戦略のひとつかと思わせる。全県、全山・・菜の花畑だ。  更に、2007年に世界遺産に登録されたカルスト地形の石柱群「石林」も見ることが出来た。 各地では少数民族の家庭を訪問したり、素朴な生活風景も垣間見た。 何よりも、全日程好天気に恵まれた素晴らしい旅であった。 今回もまた新しい発見、新しい感動があった。 やはり旅は楽しい・・!! 昆明・元陽・羅平
クリックすると拡大写真がみれるよ
クリックすると拡大写真がみれるよ
美しい羅平の菜の花畑!
見渡す限り黄色いジュウタン!
全県、全山・・菜の花畑!
ホントに凄いの一語!!
幻想的な元陽の棚田風景!
ハニ族が400年の歳月をかけて・・ 
作り上げた最高傑作品!
陽を受けて光り輝く・・ 

クリックすると拡大写真がみれるよ

世界遺産世界遺産の石林!
約2億7000万年前に!
この辺りは海底!
隆起した奇岩が・・ 

クリックすると拡大写真がみれるよ
クリックすると拡大写真がみれるよ
クリックすると拡大写真がみれるよ
双龍橋
1616年(清の時代)
乾隆帝の時代に造られた石橋![拡大]
九龍瀑布!
中国で一番美しいと!
言われている・・[拡大]
元陽の村の風景!
のどかな風景!
ピンクの桃の花、白い杏の花・・[拡大]

クリックすると拡大写真がみれるよ
クリックすると拡大写真がみれるよ
クリックすると拡大写真がみれるよ
部族の元気なお婆ちゃん
お元気お元気!
お二人とも90才を超えている・・![拡大]
可愛い部族の子供!
ポーズをとって!・・
微笑ましい親子![拡大]
よく働く部族の女性!
勝村の朝市にて
ハニ族、イー族の女性!・・[拡大]



*羅平の菜の花畑と元陽の棚田の旅・総括スライド
60枚+60枚60枚+56枚/640秒

*お気に入りショット ! 71枚
*お急ぎの方への お気に入りショット ! 68枚




羅平の菜の花畑と元陽の棚田の旅 総括:
4度目の中国訪問となった。雲南省は2回目。今回は期間限定のツアーである。この時期だけの企画であり、 年に1-2回のみだから逃したら来年まで待たなければならないことになる。「羅平の菜の花畑」については写真を見 てこれは凄い!と引き込まれた。見渡す限りの黄色いジュータン!是非写真に撮りたいと気持ちが動いた。聞けば 最近この羅平は菜の花の名所として一躍有名になって中国国内は勿論、海外から多くの写真愛好家が訪れるように なったとか。2-3月が花の最盛期で同じ行くならこの時期でなければならない。見渡す限りの葉の花風景も平面的な 美しさはあるが、金鶏山のようなカルスト地形の中に見る花畑や牛街のように幾何学的模様の花畑など多面的な美 しさも素晴らしい。羅平ならではの風景に感動した・・   「元陽の棚田」については以前から話はよく聞いており、インターネットでもその素晴らしい写真など見る ことが出来た。こちらも棚田に水が引かれたこの時期が適期である。写真愛好家必見の地である。行ってみて驚い た!余りに沢山の観光客!1,000人を越すカメラマン!早朝から夕暮れ時までシャッターを切る音が絶えない。認識 を新たにしたのが、ただ棚田の風景だけと思っていたが、中々奥が深い!朝日に輝く水面、夕暮れ時に紅色に染ま る風景、雲海の下に広がる雄大な景観・・、時間帯や見る角度、天候や季節によって様々な表情を見せてくれる。       まるで水田が生き物のように光り輝やくのだ。限られた時間の中でどのシーンに出会うことが出来るのか・・天候       状況を含めてカメラ運!である。オーロラ撮影と同じようにリピーターが多いことがうなずける。写真を撮ること       は難しいが楽しい!旅をする楽しさが倍増する・・          今回は菜の花と棚田だけではなく雲南省に多く住んでいる少数民族の生活を見る機会があってよかった。 朝市の風景やそれぞれの部族の民家訪問など面白かった。中国全土で55の少数民族がいるがその内雲南省には半 数に近い25の部族が住んでいる。それぞれが独特の文化や習慣を持って生活していることに興味をひく。民族       衣装一つを見ても部族それぞれに異なっている。外に出ている時は美しい民族衣装が普段着だという。自分たち       の文化に誇りを持っていることが素晴らしい・・。面白い少数民族・サニ族の風習を一つ紹介しよう。石林を             中心に雲南省最大の少数民族で人口約300万人と云われているが、そのサニ族の帽子は、上部両端に角が2本あ       れば、恋人も彼氏もいませんの表示、角が片方だけなら恋人がいますの意味、角がなければ既婚者を意味して       いる・・。はっきり分かってよいが、角に触った男は結婚しなければならない!し、結婚したらその地を出る       ことが許されないと言う。男性はご注意ください!真偽のほどは分からないが変わった話だ・・   中国と一口で云っても一つの中国ではない。56の国と同じ文化があるに等しい。全人口の82%は漢民族で       あり、大半は同じ一つの文化を持っているが、国(政府)が残りの少数民族を認めていることが素晴らしい。それ       だけ旅行者にとっては面白味が大きくなる。私自身は西部地域の雲南省や四川省や貴州省が大好きである。まだ       まだ未開発の大自然も多く残っており、また少数民族の文化や素朴さ、純真さに大きく引かれるのである。大中       国を語るにはまだまだ時間が必要である・・    今回の旅で世界遺産は「石林」のただ一つであった。元陽の棚田は現在申請中だそうだが、早晩登録の        可能性は大きいだろう。世界に誇れる規模であり、少数民族の長年の手造りによるその光景には感動する。        さて、世界遺産「石林」はカルスト地形の石柱群で林立する石柱があたかも森のようだという所から名前が付い             たようだ。「天造奇観」2007年に世界遺産に登録されている。一日の観光客が1万人を越すと云われるほど大人 気のスポットである。当日も凄い人で押し合いへし合い割り込みなどでゆっくり見るような雰囲気にはない。此 処で気になったのは大きな石には文字が彫りこまれていることだ。正面に「石林」と赤字で彫りこまれている。 この石だけではない彼方此方にも加工がなされているのは如何なものか!自然遺産は自然な状態で保存すべきで あり、決して人工的な手を加えてはならないと思うのだが・・。日本人の感覚と中国人の感覚のずれにいささか 驚いた・・      雲南省に来て最初から、少数民族の女性はよく働く!という印象を強くした。畑で働いている人や物を        運んでいる人、家畜の世話をしている人など働いている人を見ると殆どが女性である。男性は?というと        座り込んで、バズカー砲のような大きな竹の筒に顔をくっ付けてなにやらしているのだ。後で分かったがこれは             煙草を吸っていたのだ。この雲南省で見かける独特な「水煙筒」という吸煙器具である。他では見かけない珍し いものだ。大きな竹筒の底には水が入っており、筒の下方に出た雁口に刻み煙草を詰め、火を付けて吸う。薫煙 は水の中を通りろ過されて体に優しいマイルドな味になるという。上方の筒に口を付けて吸い込むがコツが必要 なようだ・・。市場に行けばタバコ屋があり、刻み煙草を量り売りしている。まとめ買いしなくても時間制限で 色んな煙草が吸えるそうだ。雲南省で見かける独特な煙草の吸い方! であった。     雲南省の生活情報については前回の旅で触れているので割愛するが、やはり気になるのは一人っ子政策の        その後である。前回も書いているが1,979年に始まったこの政策は実施後30年を迎えている。この政策には世界        から大きな反響があり多くの論議をよんだ。世界最大の人口国としては、人口抑制という制度の効果は、1,970             年代の出生率5〜6%が1,992年に1.84%まで低下していることから認められるが、逆に高齢化率は上がり2,030 年には65才以上の老齢人が15%を越す問題を生んだ。これら一人っ子政策による様々な問題については改革が迫ら れているが、その後の一部見直しでは一人っ子同士の結婚では第2子の出産を認めている。政府として一人っ子 政策を放棄したわけではなく、政策に協力する家庭には奨励策として教育や医療、住宅などへの優遇方針を出し ている。大中国が抱える大きな問題の一つである・・              今回の旅もまた面白かった!いろいろ想像を越える環境の中での文化や大自然の雄大さに触れることが             でき、考えさせられたり刺激を受けることができた。やはり世界を歩き新しい文化を見て体験して感じること             ができる喜び・・・これが生きているという実感に繋がるのである。やはり旅は楽しい!

   

・・・・ 旅程の概要・・・・・


地図拡大


旅程マップ・・ ( 写真左 )
成田→昆明泊(建水/双龍橋/元陽の市場)→元陽3連泊(多依樹景勝区/イ・チワン族/ハニ族/早タイ族の村訪問/モウ品のハニ族の棚田/バ達の展望台/元陽周辺の観光/老モウ/老虎嘴/全福庄を訪問)→羅平連泊(羅平の花畑/プイ族の村訪問/羅平近郊の観光/十万大山/小三峡/牛街棚田/金鶏山/九龍瀑布)→昆明泊(世界遺産・カルストの石林/李子セイ石林)→成田。

外務省発行
*中国・雲南省の危険情報


旅程・絵日誌・・・・・・ユーラシア旅行社 添乗員 奥谷 真弓 さん記・・・・・


成田〜北京〜昆明
昆明〜建水〜元陽
元陽滞在
元陽滞在
第1日目
第2日目
第3日目
第4日目

元陽〜羅平
羅平滞在
羅平〜石林〜昆明
昆明〜北京〜成田
第5日目
第6日目
第7日目
第8日目

・・・・ 印象に残った・・・見どころスナップ・・・・・


クリックするとスライド写真がみれるよ

羅平の菜の花畑・撮影地点の地図!


羅平の菜の花畑の風景!
最近、この羅平は菜の花の名所として沢山の写真愛好家が訪れるようになった。毎年2月には菜の花祭りが行われる。2−3月が最盛期でこの時期に限定のツアーが出るようになった。年間平均気温は15℃、2-3月の平均気温は12℃前後である。全県、全山菜の花畑と云っても良いくらいに見渡す限り黄色い絨毯を敷き詰めたようで圧巻である。これだけの菜の花が見られる所はそう滅多にはないだろう・・



金鶏山・霊儀寺からの風景!
元陽の棚田では早朝の写真を撮るために早起きしたが、この羅平でも早朝の菜の花パノラマ写真を撮るために6:30の出発になった。この時刻はまだ暗くて懐中電灯が頼りである。特にカルスト地形の金鶏山が有名で霊儀寺の階段を登り、参拝料5元を払い、裏山の撮影スポットに行く。まだ暗いのに沢山の三脚が立ち並んでいるのに驚いた。元陽といい、羅平といい、写真愛好家が多いのに感心した・・


クリックするとスライド写真が見られるよ



クリックするとスライド写真が見られるよ


牛街棚田の風景! 
羅平で一番美しい菜の花畑が見られるという牛街の棚田(タニシの棚田)。この幾何学模様の菜の花畑は見た瞬間ドキッとした!どうなっているの!? ミステリーサークルを思い浮かべた。他の花畑では平面的に咲いているがこの牛街は立体的に、人工的に幾何学模様に表現されているのだ。しかも道路から眼下に見渡せるから凄い!素晴らしい光景であった・・



その他の菜の花風景!
この葉の花から採れる油が凄い!年生産量は3000万Kgという。中華料理には欠かせない油だが、この羅平の油は品質がよく全国的に有名だそうだ。政府が栽培を支援をして収穫したものは全量買い取るそうだ。農民は畑を耕して種を撒くだけ・・。少しずつ農民の賛同が得られて、今では全県が観光地として、菜種油の産油地として、極上の蜂蜜まで採れて一石5鳥くらいの効果が出ている・・


クリックするとスライド写真が見られるよ



クリックするとスライド写真が見られるよ

元陽の棚田・撮影地点の地図!

元陽の棚田・猛品の風景!
元陽にはハニ族とイ族が多く住んでいる。この元陽が余りに有名なのは130平方キロの規模に及ぶ棚田の光景!今では中国全土、いや世界からカメラ愛好家たちが訪れる。ハニ族が400年(1000年以上とも云われている)の歳月を掛けて作り上げたと言われる芸術品。最高傑作品である。この棚田は、朝日に輝く水面、夕暮れ時に紅色に染まる風景、雲海の下に広がる景観・・のように、時間帯や見る角度、天気や季節によって様々な表情を見せてくれる。この素晴らしさは一見の価値あり・・。中でも猛品の棚田は展望台があり団体客が多く集まるスポットである。



多依樹の棚田風景!
猛品より反対側の道を東側に行った所に多依樹の棚田がある。ここは朝日の撮影スポットとして多くのカメラ愛好家が集まってくる。朝日に輝く棚田撮影の絶好の場所である。夜明け前から多くの三脚が立ち並ぶ。展望台から幅5km四方のエリアが見渡せ、山裾に沿って典型的な階段状の棚田が広がっている。何故か入場にはパスポートチェックと入場料が必要であった・・


クリックするとスライド写真が見られるよ



クリックするとスライド写真が見られるよ


ば達の棚田風景
元陽の棚田の最も雄大な景観が楽しめる所である。多依樹へ行く道路沿いから歩いて約200m進むと、断崖絶壁の上に展望台が設けられている。眼下に広がる雄大な棚田に思わず唸る!特に幅約3km、長さ約5km、高低差約300mの棚田が広がる山の向こうに沈む夕日の撮影スポットである。ここにも多くのカメラ愛好家が集まる。向こうの山の中腹には点在する部族の集落が見られる・・ば達の棚田へ行く時はゲートがあり、車両は14時までに中に入り18時半以降でないと出られないという入出時刻を制限している。



その他の棚田風景
元陽では、猛品の棚田、多依樹の棚田、ば達の棚田が有名であるがこの他にも沢山の見るところがある。青口の棚田や全福庄の棚田、老モウの棚田、老虎嘴の棚田・・など道路に近い場所での棚田は上記3つの棚田とは違った迫力がある。朝日や夕日時だけでなく、日中でも道沿いに歩いて見るのも面白い・・


クリックするとスライド写真が見られるよ



クリックするとスライド写真が見られるよ


長閑な元陽の村の風景!
幸いにして毎日お天気がよく、暖かい日が続く。元陽の村の中を歩くと彼方此方にピンク色の桃の花や白い杏の花や畑には黄色い菜の花が咲いていて美しい。家の近くでは鶏や豚が飼育され、畑に出て土を耕したり、野菜を収穫したり、水牛を連れて田圃に出て仕事をしている人も見られ、長閑な光景が見られる。少数民族の女性は実によく働く・・・・。100年も200年も変わることなくこんな光景が続いているのだろうか・・



九龍瀑布の風景!!
羅平の町から東北に約22kmの所にある九龍瀑布。中国6大瀑布の一つで、一番美しい瀑布と云われている。僅か4kmの長さの中に大小9つの滝が見られ、一番大きいものは神龍滝と云われ、高さ56m、幅114mで迫力がある。ケーブルカーで展望台に上がれば5-6個の滝が一望できる。丁度訪れた日は年に一度のプイ族のお祭り日で、出店や綺麗な民族衣装で着飾った人たちで賑わっていた・・


クリックするとスライド写真が見られるよ



クリックするとスライド写真が見られるよ


世界遺産世界遺産・石林の風景! 
昆明から南東へ約100kmの位置にある。2007年に世界遺産に登録されたカルスト地形の石柱群で、石山が森林のようなので「石林」と名が付けられた。総面積が1000平方キロと言うから凄い。この地帯は約2億7000万年前は海底にあったが、地殻変動により隆起して石灰質の岩面が地表に露出し、その後の風雨による侵食や地震などにより岩山が削られて今のような状態になった。鋭い岩が天に伸び、「天造奇観」と云われ独特な光景を呈している。観光客は10,000人/日と云われ凄い人だ・・



小三峡クルーズの風景!!
長江を堰き止めた重慶の三峡下りは有名だが、この魯布革小三峡は規模が小さい。多依河風景地区から約7kmに魯布革水力発電所がありそのダムによって堰き止められた多依河が峡谷を作っている。遊覧船は3階建てで2-300人は乗れそうだがこの時期は殆ど満席!往復約1.5Hr程度のクルーズだ。迫り来る絶壁や奇岩や滝など楽しめる・・


クリックするとスライド写真が見られるよ



クリックするとスライド写真が見られるよ


双龍橋!
清時代の乾隆帝統治期に造られた石橋で中国の10大名橋のひとつ。建水の町から西に約5Kmの所にある。石組みで造られたアーチは全部で17脚あり、川底からの高さは8m、長さは148mあり、橋の中央部には3階建ての楼閣があり屋根は美しい瑠璃瓦で飾られている。双龍橋の名前は橋の下で交わる2つの川がまるで2匹の龍のように見えるからという。今では村人の生活道路となっている・・



少数民族の朝市風景!
多依樹の棚田の朝日のパノラマ撮影のため早朝 5:30に出発したが、その帰途、イ族やハニ族が住む勝村という村に立ち寄った。この日は丁度週に一度の朝市が開かれる日で、道の両脇にずらりと並んだ屋台や果物屋さん、八百屋さん、食堂や鶏屋さん、生活雑貨屋さん・・などで賑わっていた。イ族やハニ族たちの生活感あふれる市場であり、やはり此処でも女性が主役である・・


クリックするとスライド写真が見られるよ



クリックするとスライド写真が見られるよ


少数民族の民家訪問! 
中国は大きな国であり、人口も世界一。その92%は漢民族であるが、残り8%が凡そ55の少数民族で構成されており、その半分の25の少数民族が雲南省に集中している。雲南省は少数民族の故郷でもある。主に、ハニ族、イ族、ミヤオ族、チワン族、サニ族などが住んでおり、それぞれが独特な文化と習慣を持って生活している。今回はその内のイ族、チワン族、ハニ族、旱タイ族、プイ族の村や、民家を訪問した・・



フルーツ市場の風景!
中国は日本より北にあり寒いという印象を持っていたが、雲南省などは日本よりも遥かに南方にあり、緯度で見れば台湾辺りでとても暖かいのである。この2-3月に菜の花や桜の花が満開になるのである。バスで走っていると山一面バナナ畑やみかん畑があり驚く。沿道にはこのようなフルーツ市場が開かれており、バナナ、パパイヤ、タマリンド、パイナップル、砂糖きびなどが安く入手できる・・、


クリックするとスライド写真が見られるよ



クリックするとスライド写真がみれるよ

車窓から見る農村風景!


移動中の車窓風景!
旅に出ればその土地の雰囲気が出るような写真を撮りたいと何時も思っている。移動に飛行機では人々の生活風景までは撮れない。出来るだけ生活の現場を近くに見たい。その意味では歩くのが一番よいが、次善策としてはバスの移動は最適である。しかし窓ガラスの汚れや太陽の反射など邪魔が入ることがあるので完全とは云えない。難しいが面白い写真が撮れるように努力している・・



昆明市内の風景!
昆明は雲南省観光の起点となる省都である。人口約610万人。標高約1,900mの高原にあり、一年を通じて気候は穏やかで緑が絶えない。昆明の歴史は古く旧石器時代の約30,000年前に始まる。大きな都市であり、日本からは北京経由ではあったが今回の旅の起点/終点となった。宿泊ホテルは昆明駅に近い賑やかな所であった・・


クリックするとスライド写真が見られるよ



クリックするとスライド写真が見られるよ


少数民族の人々の表情! 
雲南省には沢山の少数民族が住んでいる。それぞれに独特な文化を持って生活している。一目見ただけでどの部族か判断できるように服装にも特徴がある。派手な衣装、地味な衣装、帽子の色や形まで違う。面白いのはサニ族の帽子で、上部両端に角が2本あれば、恋人も彼氏もいませんの表示、角が片方だけなら恋人がいますの意味、角がなければ既婚者を意味している・・。角に触った男は結婚しなければならない!イ族でも結婚したら帽子が一回り大きくなると云うのもある。なかなか面白い・・



可愛い子供たちの姿!
何処の国に行っても子供は可愛い!何といっても表情がよい。無邪気で汚れを知らない瞳の輝きが素晴らしい。好奇心旺盛ですぐに近寄ってきて何かしゃべりたそうな顔をする。観光地で絵葉書を売っているのは小さい子供たちだ。学校へ行っているのだろうかと心配する・・。元陽の棚田ではゆで卵を売って歩いていた・・。一つ買ってポーズをとってもらったが瞬く間にカメラマンに取り囲まれた。卵子売りより写真のモデルの方がよさそう・・


クリックするとスライド写真が見られるよ



クリックするとスライド写真が見られるよ


雲南省に咲く花々!
特にこれといって珍しい花は見当たらなかったが、菜の花だけはウンザリするほど見せてもらった。その中でこの写真の花だけが印象に残った。オレンジ色の大振りな花で名前がハシカ(葉枝花?)と云ったがと記憶しているが定かでない。大きな樹で落葉していてオレンジ色の花だけが目立つ。街路樹としても植えられていたが・・今まで見たことがない花である・・何という木だろうか?



昆明錦江大酒店の風景!
最初と最後は昆明のホテルで4つ星の「錦江大酒店」で快適であったが次の元陽では村中が丁度電気工事中で2日間停電であった。ローソクと懐中電灯で過ごした。風呂は入れなくても問題はないが、最近のデジカメでは駆動用の電池の充電は欠かせない。予備電池を使いながら何とか凌いだが、中には電池切れで写真が撮れなくなった人もいた。秘境・僻地の旅では要注意事項である・・


クリックするとスライド写真が見られるよ



クリックするとスライド写真がみれるよ


素晴しい旅のサポーターたち
今回は、日本から同行の添乗員・奥谷真弓さんとスルーガイドの張さんの2人と、九龍瀑布では董さんというの現地女性ガイドさんも加わり大変お世話になった。お互いの連絡もスムーズに行き助かった。バスのドライバーのチンさんはベテランドライバーで、長距離を安全に運転していただき楽しい旅ができた。皆様には大変お世話になりました。謝々!謝々!・・・・・



その他のスナップ
数多くの写真を撮っていてもなかなか気に入ったものが少ない。此処ではちょっと変わった風景や珍しいものとかその土地の雰囲気を表している物などを選んでいる。一枚の写真にふと驚くものや心が癒されるようなものがあれば嬉しいのだが・・。今回は雲南省の旅。その国らしいものがあればいいのだが、目に付いた面白いものを紹介しよう・・


クリックするとスライド写真が見られるよ



クリックするとスライド写真がみれるよ


お気に入りショット
町を歩いていると何気ないところに面白い場面が転がっていることがある。その土地の臭いを感じられるものや非日常的な面白いものを撮りたいと何時も思っているのだが、なかなか思うような写真が撮れない。一枚の写真はいくら優秀な100行の文章よりも数百倍の情報量を持っていると思っている。写真は素晴らしい!私のお気に入りのショットを選んだ。少しでも土地の雰囲気が感じられると嬉しい・・



お気に入りの絵葉書( 写真右 )
何処に旅しても、絵葉書を必ず買うことにしている。美しい絵葉書は友人に雰囲気だけでも・・・と出すことにしている。大体、絵葉書の値段と切手の値段でその国の物価水準が判断できるのである。高いところは我々観光客にとって日常品が高いということになる。単なる風景のものより、主張を感じる絵葉書が面白いと思っているのだが・・・。今回の雲南省では絵葉書1枚が1元(@\14)、切手は4.5元(\62)であったが、絵葉書1枚日本へエアメールで\76だから高くはない・・


クリックすると詳細写真が見られるよ



クリックすると詳細写真が見られるよ

My Photo ( 写真左 )
今回もひとり旅であった。最近はホームページ用の写真をデジカメ一本で4,000枚以上も撮るので自分を撮る暇がないと言うのが本音である。ホームページ用の写真は欠かせない。被写体は風景や自然物などが多いが、最近はその土地の人物を撮ることに興味が湧いてきた。今回の雲南省の旅でも、写真を撮るのに夢中で、自分の写真は数枚しかなかった。




最後までご覧頂きありがとうございました。如何でしたか・・?
皆様の声を参考に、よりよいページを作って行きたいと考えています。
このページに関するご意見・ご感想をお寄せ下さい。

掲示板へ感想の書き込みをどうぞ! E-Mailの方はこちらへ!


前回の訪問国 マレーシア縦断の旅 へどうぞ!


画像旅行記 ★ 旅いつまでも・・ ★ リンクフリーです。バナーをどうぞ! Top ページへ