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北海道の旅 編

JTB旅物語 K5287-0(2007.05.13〜05.16) [拡大] 日本にも世界遺産が13ある。文化遺産が10ヵ所、自然遺産が3ヵ所! 北海道にはただ一つ。3番目の自然遺産「知床」である。 2005年7月に世界遺産に登録。知床半島は北海道の東北端に位置し、 長さ約70Km、幅は基部で約25Km細長い半島である。20Km先には北方領土の国後島! 「知床」は多種多様な自然環境!海抜0mの見事な海蝕崖や標高1600mの山岳地帯まで 草原、渓流、森林、湿原、湖沼など!多様性に富んだ美しい自然の景観! 森と湖に囲まれた知床五湖の!遊歩道からの知床連山の眺めはこれぞ絶景!! 今回の最大の収穫はこの「知床」を見て歩くことであった。 このツアーは「ぐるっと花めぐり北海道」と言うもので 富良野や美瑛、滝上、上湧別、東藻琴など花の名所の他 今!人気の旭山動物園、網走、知床、摩周湖、襟裳岬なども 見物する欲張った企画であったが、花めぐりと言いながらも 時期的には少し早く4−5部咲き程度で期待はずれ! お花の企画は気候に左右されるので的をあわすのが難しい! 今回もまた新しい発見、大きな感動があった。・・! やはり旅は楽しい! 層雲峡温泉・網走・阿寒湖温泉
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世界遺産 世界遺産・知床
     知床五湖からの眺め!
     森と湖に囲まれた知床五湖の遊歩道・・
     遠くに美しい知床連山が見られる・・
東藻琴の見事な芝桜!
全山に咲き誇るピンク色、白色の・・
シバザクラは素晴らしい!。
同時期にエゾヤマザクラも満開・・ 

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上湧別のチューリップ公園!
120万本のチューリップが一面に・・ 
まだ満開には少し早いようだが・・
壮大な景観は息を飲むほどに! 

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旭山動物園の人気者・・
円柱の中を泳ぐアザラシ![拡大]
富良野の冨田ファーム!
この美しい風景![拡大]
神秘的な摩周湖!
霧も晴れて中ノ島が見える・・[拡大]



ぐるっと花めぐり北海道の旅 総括:
桜前線北上中!弘前から北海道に入ったころ。広島ではもう桜も散り新緑の若葉の時期を迎えている。 今まで海外を中心に歩いているが、家内との年一度の旅もよる年波には逆らえず長距離飛行が苦になって来 たという。海外にはあちこち行ったがまだ北海道には行ったことがないという家内の言葉も含め、まだ桜が 見られる北海道もいいかなーと思い検討を始めた。早速何時も愛顧にしているJTBの旅物語。いろいろ企画が ある中で、日程、観光地、料金などから今回のツアーを選んだ。お花巡りと云うのも気に入ったが、私には 世界自然遺産の「知床」が最大の魅力であった・・    企画の内容はとても豊富で、道内の主だったお花巡りと静内の二十間道路の桜鑑賞ができ、今や超人気 の旭山動物園や世界遺産の「知床」や網走、摩周湖、襟裳岬などを組み合わせ、宿泊地は層雲峡温泉、阿寒湖 温泉など温泉も用意された内容の濃いい至れり尽くせりのものであった。3泊4日の日程も(広島からでは前  後泊が必要であったが)手ごろであった。これだけ欲張ったツアーが満足に完遂されれば言うことなし!であ るが、現実にはそんなに上手くいく話はない。お花巡りの企画はとても難しいのだ!気候に左右される開花       時期を合わせるのが至難の業だ。後は参加者の運が決めるようなもの・・   結論的には今回のお花めぐりは、チューリップやラベンダー、タンポポなどにはまだ早過ぎ、芝桜、エゾ ヤマザクラはほぼ適期、静内の二十間道路桜並木は遅過ぎであった。広い北海道東西南北巡る旅には最初から       無理があるのだ。桜並木に合わせればチューリップやラベンダーはまだ咲いていないし、チューリップの咲く       時期にはもはや桜は見られないことになる。まあ全部が見られなくても部分的に見てもそれなりのスケール  感はあり来た価値は充分あるのだ。また花が駄目でも旭山動物園や世界遺産「知床」などを組み合わせれば 損はないのだ。満足のいく旅にはなるのだ・・・と納得した旅であった。   数十年振りに訪れた北海道。何せ道路網が整備されていることに驚いた。高速道路、幹線道路、支線道路       ・・全て舗装され、観光バスで一日300Km、400Km移動しても全く苦にならない。観光バスも乗り心地が改善さ       れていることも否めない。移動時間が短いことは観光地も広がりそれだけ人が出掛けて行き観光産業が発展す       る。地域産業、村興しにも役立つことになる。しかし北海道の地理的特性からかスピード感がなくなり、それ に起因する交通事故死亡者数がNo.1と云うからレンタカーなどで走る人はそれなりに注意が必要である。ワー ストNO.1返上の活動も積極的に続けられているようだ・・    世界自然遺産の「知床」。日本では屋久島、白神山地に次ぐ3番目の自然遺産である。開発の手が入り自        然が壊されていく中で、狭い日本にもこんなに素晴らしい自然が残っていることは嬉しい。しかし此処までの        道のりは大変であったようだ。知床の自然を守ろうと住民と行政が立ち上がり、「しれとこ百平方メートル              運動」が始まった。土地を買い植林し緑を回復させようと一口8,000円で全国で49,000人の人が参加、この土地 は永遠に保存されることになった。全国の人々が救った知床の自然は世界自然遺産に登録され現在の素晴らし              い姿を残している。海岸の海蝕崖から知床連山まで草原、渓流、森林、湿原、湖沼などの自然美に、動物、              植物など多様な姿が見られる・・   今話題の超人気の旭山動物園!沢山のメディアに紹介され日本一の人気動物園になった。年間入場者数は        上野動物園(H18年365万人)に次ぐ第2位(304万人)だが、6-9月の夏の期間で見れば上野を抜いて日本一を誇        るそうだ。10年前は30万人を割り廃園論まで出ていた北の寂しい動物園がどうして復活して来たかが注目さ        れている。現園長の動物園のイメージを一変させる「発想の転換」があった。動物を唯の展示物にするので              はなく、動物を「動く物」ととらえ生態を知り、その生態が最も分かるように生きた姿を楽しめるように工夫              されている。ペンギン館、ほっきょくぐま館、アザラシ館など新鮮な驚きがある・・   今回の北海道ツアーで意外に思ったことが二つあった! 第1は牛乳が飲めない!売っていないこと!        時代が変わった・・と感じた。私の想い出の中には北海道で飲んだ美味しい牛乳が脳裏に焼きついている。本        州で飲むものよりも酪農北海道ならではの一段と濃い美味しい牛乳であった。今回もそれを期待して探したが              殆どの店先では目に出来なかった。ある店で牛乳が飲みたいがありませんか?と尋ねたら奥のほうからコップ              に入れて出してくれた。もう北海道では美味しい牛乳が何時でも飲める時代ではなくなっている・・と期待を        裏切られた気持ちになった。北海道の酪農は何処へ行ったのか・・牛乳は何処へ行ったのか・・帰ってきて調        べてみるとその筈、北海道での牛乳生産量は360万トン、その内69%はバター、チーズなどの原料に、飲用牛乳              は僅か11%にあたる41万トンでその内46%は道外へ移送され、道内で飲める牛乳は僅か22万トンしかない、これ              は全生産量の6%である。飲用牛乳の需要が減り、これでは北海道の店頭で牛乳が飲めない訳だ!        第2は産地直売の海鮮品の高いこと!何処の観光地、市場でも北海道の旬の産物が賑わっている。何処        でも産地であれば一般地よりもよい品物がより安く買えるのが常識である。と考え手ごろな物があれば買おう        かと思っていたが、意外にもその期待は裏切られた。より安くではなくより高いのである。不思議な現象が起        こっている。新鮮度は確かにあるかもしれないが、冷凍品であれば遜色ないであろう・・。帰途新千歳空港の              売店でみると何と1割から2割は安く売っているのだ。産地よりも運賃が掛かっているだけ高いはずと思うがむ              しろこちらの方が安いのだ。これでは観光客相手に産地商売も難しいのではないかと感じた。   もうひとつ驚いたことに、夜が明けるのがとても早い!!ということ。朝の4時にはもう明るいのだ。        本州と比べおよそ1時間半は違うだろう。日が暮れるのもその分だけ早いかなと思いそうだが、実際にはこち        らも遅くなり、結局は夏の間は朝が早く、夜が遅いという長い一日になる。一部にサマータイム導入の話が出        ているが、狭い日本といえどこれだけ差があるとサマータイム導入の実感が湧いてくる。北海道だけサマータ              イムを実施する特区構想があるそうだが・・うなずける。2004年-2006年の3年間北海道サマータイムが実験的              に実施され、約70%を超える人が導入に賛成したという。過去1948年〜1951年まで4年間全国一斉に実施した経              緯があるが、取り止めた理由を再検討し現実的な対応が望ましいと思うが・・    今回のツアーで網走交通の新木さん(女性)という素晴らしいバスガイドさんに出会った。道東を4日間 延べ1,364Km走ったが最初から最後までお世話になった。私も色々旅をしているがこれほど素晴らしいガイドさ んは滅多に出会ったことがない。バスガイドさんのお仕事はとても大変で、旅の楽しさの半分はガイドさんの 影響を受けると云われている。一日平均341Km走るのでおよそ5Hrはバスに乗っているがその間途切れることな く話し続け退屈させない優れた能力と卓越した話術。美しい声で場所場所にまつわる実話や小説やテレビなど       の話、生活の知恵に関する話・・など。中でも十勝平野を開墾した依田勉造の生涯、馬喰一代の物語などはと       ても印象的であった。この旅を素晴らしいものにしていただいて感謝したい。新木さんありがとう!   今回の旅もまた面白かった!いろいろ想像を越える環境の中での文化や大自然の雄大さに触れることが              でき、考えさせられたり刺激を受けることができた。やはり世界を歩き新しい文化を見て体験して感じるこ              とができる喜び・・・これが生きているという実感に繋がるのである。やはり旅は楽しい!

   

・・・・ 旅程の概要・・・・・


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旅程マップ・・ ( 写真左 )
羽田→層雲峡温泉泊(富良野ラベンダー/美瑛すいせん/旭山動物園/層雲峡)→網走泊(滝上芝桜公園/上湧別チューリップ公園/温根湯つつじ公園/網走海鮮市場)→阿寒湖温泉泊(東琴藻芝桜公園/知床クルーズ・五湖散策/オシンコシンの滝/摩周湖/襟裳岬/静内二十間道路の桜鑑賞/タンポポ公園)→新千歳経由→羽田。



・・・・ 印象に残った・・・見どころスナップ・・・・・


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世界遺産 世界遺産・知床・五湖巡り
世界遺産の「知床」年間250万人以上の人が訪れる。北海道で唯一つの世界遺産。1964年に国立公園に指定、2005年7月に世界遺産に登録された。美しい知床連山(羅臼岳:1,661m、三峰岳、サシルイ岳、オチカバケ岳、硫黄山:1,563m、知床岳:1,254m・・)を背景に知床五湖を巡るウオーキングは素晴しい。今の時期はヒグマの活動期で3−5湖は進入禁止になっているが1,2湖だけでも原生林、湿原、湖沼、動植物ではエゾジカやミズバショウなど充分に楽しめる。多様性に富んだ自然の景観は素晴しい。



世界遺産世界遺産・知床・海上クルーズ 
海上からの「知床」も見逃せない。ウトロ港から知床観光船オーロラ号で約1h30'(先端の知床岬までなら3h45')のコース。200mもの切り立った断崖や奇妙な形の海蝕岩や海蝕洞、象の形の象岩、オホーツク海に流れる滝の数々、背景に雪を被った知床連山など・・往復33Km、1h30'は長いようであっという間に過ぎてしまう。知床の美しい風景を存分に堪能できる。「知床」とはアイヌ語でシリエトク「大地のゆきずまり地の涯」の意味でこの言葉を和名で当てはめた地名とのこと。要するに地の果て最後の秘境である・・


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東藻琴芝桜公園!! 
北海道の芝桜公園としてはこの東藻琴と少し北部の滝上公園が有名である。何れも山の斜面を利用した立体的な演出で見応えがある。1977年中鉢末吉さんの手で最初の1株から始まった。一人の男の執念によって今や総面積は8万平方メートルで8年掛けて東京ドームの2個分の丘を完成させた。丘の頂上から展開するパノラマは息を飲むほど圧巻!南斜面に村のマーク、西斜面に牛のノンキマークが植栽され面白い。年間30万人以上の観光客が訪れる。花後の管理、雑草取りの作業が大変でこのお陰で美しい花が見られるという・・滝上公園より南に位置するだけ開花が早く5/15訪問時はほぼ満開状態で楽しめた。



上湧別チューリップ公園!!
上湧別チューリップ公園。オホーツク沿岸の中央部に位置し国道242号線に面し、園内中央に展望台を兼ねた大きなオランダ風車と屯田兵資料を集めた近代的デザインのふるさと館が目立つ。総面積は12.5haだがその内7haがチューリップ畑で120品種、120万本が咲く。毎年5/上旬〜6/上旬にチューリップフェアーが開かれ期間中は入園料半額!ヘリコプターで上空から見ることも出来る。毎年10万人以上の観光客。歴史的には1957年最初のチューリップ22種65,000球が植えられたそうだ。我々は5/14に訪問したが時期的に少し早く4-5分咲きであった。


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中富良野・ファーム冨田!! 
15ヘクタールのラベンダー畑!想像を絶する広大なラベンダー畑 一面紫色の畑!ファーム冨田のキャッチポイント! 是非見たいと思うが、今回は残念ながら時期はずれで温室の中のラベンダーだけであった。最盛期は7月中旬のようだ。今はクロッカス、ムスカリ、水仙、チューリップ・・の時期であった。沢山の花が月を追うごとに咲き変わっていくのだ。見たい花があれば時期を選んで行かなければならない。この地に鍬を入れ100年以上の歴史を持つ。初めてラベンダーの種を蒔いたのは1937年という・・。お花畑の写真で作ったカレンダーは超人気商品とか・・



ファーム冨田・ドライフラワー館
園内にドライフラワーの舎がある。入ってみると所狭しと沢山の種類の美しいドライフラワーが飾ってあった。なんて素晴しいのだろうと思った!写真をゆっくり御覧いただきたい。生の花もいいがこの様にドライフラワーにして年中見られるのもまた良いのではなかろうか。勿論販売もしているので買って帰ることもできる。この中富良野のファーム冨田はお花が中心だが、紋別では牛乳、チーズなど酪農製品を造っているようだ。


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滝上芝桜公園 
滝上の芝桜公園は10万平方メートルの広大な土地に群生している。広さから云えば最大級と云えよう。しかし我々が行った5/15にはまだ4-5分咲き程度で迫力に欠けていた。何時もは5/上旬から中旬に掛けて見ごろのようだが、今年はやや寒く開花が遅れているようだ。我々が帰った後5/20には寒波が来て雪が降ったそうで、これで満開の時期が6/上旬から中旬と1ヶ月ばかり遅れそうだとのこと・・



温根湯つつじ公園
北見市留辺蕊町の温根湯つつじ公園。「るべしべ」ちょうなんて難しい字だ。「おんねゆ」というのもちょっと読みにくい。北海道には読みにくい字が沢山ある。北海道天然記念物のエゾムラサキつつじが7万株、28万本と云うから壮観である。公園の一角の斜面に植えられて下から見上げる景観は素晴らしい。上までの登り道はあったが空模様が怪しくなってきたので早々に引き上げた。時期的には丁度満開で楽しむことができた。


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超人気・旭山動物園!  園内風景! 
今や超人気の旭山動物園!入場者数は上野動物園に次ぐ全国第2位!6-9月の夏の期間で見れば日本一の実績を誇る。10年前廃園の瀬戸際から奇跡的に10倍の入場者に復活!小菅園長の「発想の転換」による効果。動物の生態を知り生きた姿を見せる工夫が彼方此方に見られる。ペンギン館、ほっきょくぐま館、アザラシ館など新鮮な驚きがある。年間300万人を超える入場者数は過去上野、天王寺、東山、旭山動物園しかないのだ。北の寂しい動物園に奇跡が起こった・・



摩周湖の風景!
日本一の透明度(23.7m)を誇る摩周湖。「霧の摩周湖」と布施明の歌にあるように、霧が多く晴れて全景が見られる確率は低い。従って晴れた摩周湖が見られると出世が出来ないとか女性であれば婚期が遠のくとまで云われている。正面に摩周岳、遠くに聳える斜里岳、中央に浮かぶカムイシュ島。カムイシュとはアイヌ語で「神となった老婆」の意。この島は実は240mの火山の頂上部だそうで、水面から31mの高さがある。今から2000年前後に噴火の記録があるそうだ。3ヵ所の展望台が設けられており、それぞれの角度から楽しめる・・


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網走湖の風景! 
網走湖は網走市と女満別市にまたがる周囲42kmの海跡湖である。網走川を通じてオホーツク海と結ばれているため湖の干満により海水と河川水が混ざり合う汽水湖で不思議にも上層の淡水層と下層の塩水層と二層構造を形成している。またこの湖は日本ボート協会公認の1,000mコースがある。冬は全面結氷しワカサギ釣りなどで賑わうそうだ。湖に沈む夕日の風景など写真のポイントになる。



網走漁港の風景!
昼食後の自由時間に散策していたらこの漁港に出た。沢山の漁船が停泊していたがこの沖合い、沿岸漁業の基地港からはオホーツク海など漁をするものと思われる。漁が済んで一休みしているのか、次の出港の準備をしているのだろうか・・また冬になればこの一帯は流氷で覆われ流氷観光の基地のもなるのであろう・・


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層雲峡の風景! 
層雲峡は日本最大の国立公園・大雪山国立公園の中にあり、大雪山登山の入り口である。年間300万人が訪れるそうだ。 断崖絶壁が24Kmも続く峡谷の中ほどに層雲峡温泉ホテルがある。途中に見られる柱状節理の断崖は高さ200mもあり天に向かって聳え立っている。柱状節理とは岩体が柱状になった規則性のある割れ目というか六角形の柱状岩が多くみられる。層雲峡地域を流れる石狩川源流には美しいミズバショウが沢山咲いていた。



阿寒湖の風景!  日の出風景! 
特別天然記念物のマリモで有名な阿寒湖。阿寒国立公園内にあり、周囲30kmのカルデラ湖で湖内には4つの島が浮いている。東岸には雄阿寒岳が聳え、南岸8kmには雌阿寒岳が噴煙を上げている。雌阿寒岳は現在も活動中の活火山で昨年2006年3月小規模噴火を起こしている。やはり阿寒湖と雄阿寒岳の光景は素晴らしく何時まで眺めていても飽きない美しさがある。また阿寒湖の一角にはアイヌコタン(アイヌ人集落) があり伝統の舞踏や木彫りなど見られる。  ワカサギ漁風景! 


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阿寒湖・早朝ボッケ散策! 
ツアーのオプションに早朝ボッケ散策!というのがあった。ボッケとは?意味も分からず申し込んだが・・。「ボッケ」とはアイヌ語で「煮え立つ」という意味。阿寒湖周辺は火山活動が続いており硫気ガスや水蒸気が熱い泥とともにボコッツボコッツと噴出している。ボッケ散策は船着場付近から湖畔にそって、景色やお花や森林風景などを楽しみながら約1Hrばかりウオーキングするもの。その途中でボッケ現象を見ることができる。植物ではエゾエンゴサクの可憐な花やバイケイソウ、福寿草、ミズバショウなど、またエゾリスなども楽しめた。



襟裳岬の風景!
森進一さんの襟裳岬はあまりにも有名だが、どんなところか興味があった。「えりもの春は 何もない春です」という歌詞がとても印象的である。人気の少ない寂しい町で冬にはビュービュー冷たい風が吹いている・・なんて想像していた。村に近づくと防砂林、防砂囲いなどがあり人家もまばら・・ 岬に着いたら正面に灯台があり数軒の土産物屋と漁師の家だけ。やはり寂しい所だった。灯台のある丘からの眺めは蒼い海に幾つかの小島が連なり美しい風景であった・・襟裳岬到達証明書


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二十間道路桜並木の風景! 
北海道・静内の二十間道路桜並木!日本一の桜並木と云われている。二十間とは幅が二十間(36m)、長さ8Kmというから凄い!宮内庁の「新冠御料牧場」への行啓道路として造成されたもので、明治36年同牧場を視察する皇族の方のための道路。道の両側にエゾ山桜を植え100年の歴史がある。此処のさくら祭り(5/7〜5/15)は有名で全国から多くのさくらファンがやってくる。我々も期待して5/16に到着したが、残念ながらさくらは散った後だった!3日前の日曜日は大変な人で賑わったというが、2−3日後にこんな変わり果てた姿になるのだろうか!驚きと共に奇怪というか不思議な気持ちであった・・



オシンコシンの滝!
オシンコシンの滝!名前が面白い!おじいさんおばあさんの滝とイメージするが名前の由来はアイヌ語で「エゾ松が群生するところ」の意。知床の町斜里町ウトロから334号線を10分も走れば国道沿いに見える。滝の途中から流れが2つに分かれているので「双美の滝」とも云われる。落差80m、滝幅30mと大きなものではないが「日本の滝100選」に選ばれている。


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日高・サラブレッド銀座風景 
日高山脈を背に広大な牧草地、サラブレッドが育つ日高地方は日本の競走馬の80%を産出するという日本一の産地である。今までにも記憶に残るシンボリルドルフやメジロマックイーンなど数々の名馬を生んできた。この地は温暖で海風で育った牧草が馬の飼育に適しているそうだ。サラブレッド銀座といわれる新冠町も沢山の厩舎が並んでおり、跳ね飛んでいる優駿の姿を眺めながらのんびりするのもよい・・



沿線のさくら風景!
北海道の桜と言えば勿論「エドヤマザクラ」ですね。花は淡紅色〜紅色で花と葉っぱが同時期に見られる。本州でお馴染みの「ソメイヨシノ」は花が咲いた後に葉っぱが出てきます。桜開花の標準木になっていますが北海道では「エドヤマザクラ」が標準木になっています。沿線を走っていると山の中や丘の上などに淡紅色に見えて灰色の枯れ木の中に一際目立ちます。今が丁度満開の時期で彼方此方で美しい桜の花が見られた。・・


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道中の風景スナップ! 
北海道の大自然の風景も好きだ! やはり北海道でなければ見られない風景もある。4日間道東を走って彼方此方のそれらしい風景を車窓からスナップした。オホーツク海や網走や知床や襟裳岬など旅のチャンスは少ない。襟裳岬など「何もない春です〜」なんて歌っているが、行って見るとその実感が湧いてくる。北海道を唄った歌が結構多いことに気が付いた。それだけ土地に愛着があり想い出が深いと云う事だろうか・・  海辺の風景! 



道中のお花スナップ!
北海道を歩いているとあちこちで色んなお花に出会う。「ぐるっと花めぐり北海道」というツアーなのでこちらは広大な場所に沢山の花を植え集合花園のスケール感を演出したものが多い。北海道らしく雄大な景観である。しかし道路を走っていると民家の庭先には色んな花が美しく咲き乱れている。花好きな人が多いのか何処のお家にも花が咲いている。今は芝桜が美しく咲いていた・・


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道中の道路風景!
今回は道東を4日間で約1,364Km走った。千歳から岩見沢までの高速道路、幹線、支線の237、39、273、391、241、236、235号線を走った。北海道の道東を一周したがそれぞれの沿線の風景が新鮮でとても美しい。全線舗装されよく整備されていることに驚いた。交通量は余り多くなく快適なドライブであった。北海道らしい道路風景を撮ってみた・・


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お気に入りショット・原風景! 
町を歩いていると何気ないところに面白い場面が転がっていることがある。その土地の臭いを感じられるものや非日常的な面白いものを撮りたいと何時も思っているのだが、なかなか思うような写真が撮れない。一枚の写真はいくら優秀な100行の文章よりも数百倍の情報量を持っていると思っている。写真は素晴らしい!今回は北海道の雄大な自然の中から私のお気に入りのショットを選んだ。前田真三さんの世界に迫りたい・・



その他のスナップ ( 写真右 )
数多くの写真を撮っていてもなかなか気に入ったものが少ない。此処ではちょっと変わった風景や珍しいものとかその土地の雰囲気を表している物などを選んでいる。一枚の写真にふと驚くものや心が癒されるようなものがあれば嬉しいのだが・・。今回は北海道の旅。北海道らしいものがあればいいのだが、目に付いた面白いものを紹介しよう・・


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My Family Photo ( 写真左 )
今回は年一度の家内と一緒の旅であった。最近はホームページ用の写真をデジカメ一本で3,000枚以上も撮るので自分を撮る暇がないと言うのが本音である。ホームページ用の写真は欠かせない。被写体は風景や自然物などが多いが、最近はその土地の人物を撮ることに興味が湧いてきた。今回の北海道では、写真を撮るのに夢中で、自分の写真はこれ数枚しかなかった。



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