MUSIC♪♪・・・Fomba ny Lelahy
マダガスカルの音楽を聴きながら
その雰囲気を感じご覧下さい!

ようこそ!

不思議の島 マダガスカルの旅 編

ユーラシア旅行社 BM09(2006.10.27〜11.04) [拡大] マダガスカルへ行ってきました。エッ何処へ?! 聞いたことはあるが、何処に位置して、どんな国か説明 出来る人はそう多くない。旅行地としてはまだマイナーなところだ! しかし、胴太で枝が先端についた変な格好のバオバブの木や 何時かテレビのコマーシャルで見た横飛びのサルさん・・などは 記憶に残っているだろう・・ 不思議な島!これがマダガスカルだ! 日本からの直行便はない!我々は成田からバンコクで乗り換えて 約15Hrでやっと着いた。小さな国、小さな島と思いそうだが・・ 何と日本の1.6倍の広さを持つ、世界で4番目の大きな島なのだ。 アフリカ・モザンピークの沖合い400Km離れたインド洋に浮く島だが、 アフリカやインドとは全く異なる動・植物や文化。 アフリカ、アジア、ヨーロッパの文化が融合する不思議な島。 やはり行ってみないと分からない・・。 今回もまた新しい発見、新しい感動があった。・・! やはり旅は楽しい! Antananarivo・Morondava・Berenty・Fort Dauphin・Perinet
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夕日とバオバブ
     美しいこの情景!
     力強いバオバブの生命力・・
     マダガスカルの大地に見る不思議な光景・・
バオバブの並木道
世界に8種類のバオバブの木 
マダガスカルにはその6種類がある。
後はオーストラリアとアフリカに各1種・・ 

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横飛びサルのベローシファカ!
テレビコマーシャルでお馴染み・・ 
ピョンピョン飛んでいく・・
ダンスを踊っているようで面白い・・! 

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緑色のパンサーカメレオン・・
世界の6割の種類が生息![拡大]
今がジャカランタの最盛期!
この美しい風景![拡大]
美しいインド洋!
真っ青な海・・[拡大]



*不思議の島 マダガスカルの旅・総括スライド 144枚/5分
時間のない方は40枚毎に
分割@ フォートドーファンへ・他 編 * 分割A ベレンティ保護区へ・他 編 *

分割B モロンダヴァへ 編 *分割C ベタニア・ペリネ保護区へ・他 編 *




マダガスカルの旅 総括:
不思議の島!マダガスカルへ行ってきました。アフリカのモザンピークの東方海上インド洋に浮かぶ島 と言えば位置が理解できよう。名前は聞いたことがあるが実際のことはまだまだ情報が少なく語れる人は少 ない。WEB上で夕日に映えるバオバブの写真を見て初めて此処は何処だろうか?凄く神秘的な美しさに心引か れる人は多いだろう・・私もその一人だが! WEBで遭遇しなかったらこのマダガスカル行きは実現しなかっ ただろう。マダガスカルについて調べ始めてみると色々と不思議な島と言うか国であることに引き付けられた。 マダガスカルだけに生息する珍しいサルの原種。世界に生存するカメレオンの種類の60%が生息する・・ 「鬼に金棒の木」なんて面白い名前の植物。6種類のバオバブの木などなどアフリカに近くても全く異なる 動物・植物や文化などまさしく不思議な島であった。    マダガスカルへは日本からの直行便はない。東南アジアかヨーロッパから乗り換えて行く。今回はタイ のバンコクでAir Madagascar に乗り換えておよそ15時間(成田〜バンコク:6.5Hr バンコク〜マダガスカ ル:8.5Hr)で首都のアンタナナリヴォに着く。マダガスカル共和国全人口:1,700万人 全面積は日本の約  1.6倍時差は日本と-6Hr アンタナナリヴォの人口は約200万人で首都でも一栃木県の人口相当である。人口密 度は頗る低い。一人当たりの国民総所得は僅か250$で世界最貧国の一つに入っている。日本からは遥かに       遠い南半球の彼方である。だが苦労して行って見るだけの価値は充分にある。この広い世界には我々の全く       想像の出来ない、知らない世界が沢山あることに興味がますます湧いてくる・・感動の世界が待っている。   マダガスカルは南北に1400km弱、東西に500km弱の長細い島で平均海抜は800m〜1800m。5月−10月 の冬季は涼しくて雨が少なく、11月-4月の夏季は暑く雨が多い。また北東部は年間降水量が3000mmを超え       る熱帯雨林性気候、南西部は300mm以下の乾燥砂漠地帯という地域による差が大きい特性がある。見所であ       るバオバブの木のあるモロンダヴァは西部、ベレンティ保護区は南部、ペリネの森は東部にありそれぞれの  気候変化は大きい。観光時期をよく考えて行かないと見学どころか散々な目に遭うことになる。今回は10月 末〜11月初の観光であったが乾季の終盤初夏で、快晴に恵まれたが毎日40℃近い気温で湿度も高く辛かった が雨に降られるよりは益しであった。も少し早い方良いかなとも思うが、この時期は美しいジャカランタの 花が真っ盛りで、結論的にはこの時期がベストと言えよう・・   東奔西走、マダガスカル国内の観光地移動は国内線飛行機を利用する。最終目的地には更に車での移動       となる。フォートドーファンからベレンティ保護区までは3-4Hr、モロンダヴァからバオバブ並木道までは2Hr、       アンタナナリヴォからペリネの森までは4Hr掛かる。これらの国道は砂利道であったり、舗装してあっても穴       だらけで凸凹・・。この道の悪さが国の財源がないことを思わせる。経済発展の大きな要素は鉄道・道路な どの物流網に依存しているので国力の有無が分かる。発展途上国ほど道路の整備が遅れている。移動距離は さほどなくても時間は2倍も3倍も掛かるので観光政策的には先ず道路整備からやるべきだろう!1次産業 しかないマダガスカルでは世界に類をみない優れた観光資源を強味に観光産業を興し外貨収益で学校の一つ でも建てば、現在の識字率46%を向上させ国力の再生が出来るのではないだろうか・・    驚いた話を一つ!フォートドーファンからベレンティへ向かう途中、時速40-50K/Hで走っていた。突然        バスは急停車しカメレオンが木にとまっていた!という。エッ!とみんな半信半疑・・まさか!カメレオン        を道端で見かけるなんて我々には想像も出来ない。日本ではカメレオンなんて普通に見かけることはない。              バスはバックしその木の前で止った。みんな下車したが木は見えてもカメレオンが何処にいるのか分からな い。何処に!何処に!目を皿にして探したが見つけられない。その筈カメレオンは保護色で周囲の木の色と              同色だ。指を指されてやっと見つけたのだ。ヒエー!と初めて見るカメレオンへの驚きとこんなに見えにく              い小さなカメレオンが走行中にどうして見つけられたか・・まるで走りながら針の穴に糸を通すに等しい              技(?)に驚いた。信じられない動体視力!やらせではないかとも疑った・・。しかし以前ジンバブエでサファ リ中に2km先のライオンの様子を見抜いたガイドさんの信じられない視力を思い出した。この世にはこのよう なことも有りうるかも知れない・・またしても信じられない体験をした。          現存するキツネザルの中では一番大きいと言われているインドリ!体長55-70cmで黒と白の毛で覆わ        れている。パンダの子供くらいに見える。ペリネの森で多く見られるという。インドリとは鳥かと思わせる        名前だ!このインドリの鳴き声が凄いの何の!美しい声だと解説したガイド本もあるが・・見解の相違!美        しいどころかケタタマシイサイレンのように聞こえる!甲高い鳴き声は天然モーニングコールだ!初めて聞              くこの鳴き声に驚いた!直ぐ近くに聞こえるが姿は見えない。離れた森の中で仲間同士の朝の挨拶だろう。              よく響く声だ!ペリネのバンガローでは部屋の遮音性がないだけに外部の音が通通・・。此処に来た人は 先ずこの鳴き声に驚き一日が始まるのだ・・   マダガスカルと言えばお猿さんの歌でお馴染みのアイアイを思い出す人がいる。数は少ないと思われる        がアイアイがマダガスカルに生息していることを知っているだけでも凄い!アイアイの歌はリズミカルで可        愛いお猿さんを思い浮かべ、沢山の人から愛されている歌である。作詞された相田裕美さんはアイアイの言              葉のイメージから図鑑を見てお目目が丸くて尻尾がながく・・と書かれたが、実際に現地で見て作詞された              ものではない。アイアイという言葉は現地語では驚いた時に発する言葉であって、アイアイのサルそのもの        は現地では不吉な忌み嫌われているサルで、この歌から想像するものとはまるで違った風貌をしている。夜        行性で黒い毛で覆われ目は赤褐色で中指が非常に長く、樹の穴に差し込んで虫などを食べる・・変わったサ              ルである。現在では数も減り自然の森の中で見かけることは少ない。チンバザサ動植物園の暗室で見ること              ができる。実際にこのサルを見ていたらアイアイの歌は生まれなかったかも知れない・・          マダガスカルで見られるもう一つの不思議な木!「旅人の木」である。名前がユニークであるが旅人        にはまさしくオアシスの木である。乾燥地や砂漠を歩いてきて出会うオアシス!命の水であるが、この旅人        の木はその役目を果たしている貴重な木である。大きな葉に付いた雨や露を吸収し葉の根元に蓄えている。        旅人は大きな葉の根元にナイフを突き刺せば蓄えられた水が滴り落ちてくる。美味しい真水が飲めるのであ              る。大きな葉っぱは扇のように一列に並んで生えており木の形も一目でそれと分かるユニークなもので、              マダガスカル航空のシンボルマークのデザインになっている。マダガスカルを代表する珍しいユニークな 木である・・    マダガスカルの生活状況について少し触れておこう・・世界で50ヶ国あると言われる最貧国の中の一 つ。画像の中の町中風景などからある程度の想像が出来よう・・生活レベルは非常に厳しい。だが国民は逞 しく陽気で生き生きとしており、子供たちの表情はとても人懐こく明るい!このような明るい子供たちの表 情は、本質的な姿であって、残念ながら現在の日本の子供たちからはとても見ることは出来ない貴重な姿で ある。何時の時代から日本は変わってきたのだろう・・さて、マダガスカルでの平均月収は¥8,000程度、       上級で¥15,000程度。教育制度は5,4,3年制でその上は大学、義務教育はない。従って識字率は46%と低い。       大学を出ても就職出来ない。殆どが恋愛結婚で出来ちゃった婚など早年結婚が多く離婚率も高い。一夫多妻 も認められている。米が主食で年間120kg消費、これは世界一の米消費国で日本人の約2倍も沢山の米を食べ ている。米を作っているが足らず輸入に頼る。都市部では日本の中古車が横行、因みにガソリンは2,100ARI  /L(\110)で日本と変わらず収入からすれば相当高価である。   今回の旅もまた面白かった!いろいろ想像を越える環境の中での文化や大自然の雄大さに触れることが              でき、考えさせられたり刺激を受けることができた。やはり世界を歩き新しい文化を見て体験して感じるこ              とができる喜び・・・これが生きているという実感に繋がるのである。やはり旅は楽しい!

マダガスカルの旅・紀行文掲載
   

・・・・ 旅程の概要・・・・・


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旅程マップ・・ ( 写真左 )
成田・バンコク経由→アンタナナリボ経由フォートドーファン泊(ベレンティ自然保護区観光/先住民の墓/ウオーキングサファリ/博物館/ナイトサファリ)→モロンダバ泊(バオバブの並木道/ベタニア漁村/モロンダバ近郊の観光/先住民の墓)→アンタナナリボ連泊(ペリネの森観光/レムールパーク観光/カメレオンファーム観光/アンポヒマンガの観光/王宮跡/チムバザザ動植物公園/アイアイの観察)→バンコク経由→機中泊→成田。

外務省発行
*マダガスカルの危険情報


旅程・絵日誌・・・・・・ユーラシア旅行社添乗員 大江山 奈央 さん記・・・・・


成田〜アンタナナリヴォ〜フォートドーファン
ベレンティ〜フォートドーファン
フォートドーファン〜モロンダヴァ
モロンダヴァ〜アンタナナリヴォ〜ペリネ
ペリネ〜アンタナナリヴォ
アンタナナリヴォ〜アンボヒマンガ〜アンタナナリヴォ
第1・2日目
第3日目
第4日目
第5日目
第6日目
第7・8・9日目


・・・・ 印象に残った・・・見どころスナップ・・・・・


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バオバブの並木道 
これがバオバブの並木道!大きなバオバブの前に立つと圧倒される・・凄い生命力を感じる。モロンダヴァから約15Km北、車で約2Hr。「バオバブ」とはマダガスカル語で「レ(母)ナラ(森)」といい、セネガルの言葉では「一千年の木」という意味がある。寿命は1,000年以上で幹の太さは5m以上のものがある。樹の形が面白く一度見たら忘れられない。逆さまの木とも言われる。新芽は食用、実は食用、薬用、石鹸の材料などになる。バオバブの種類は8種あるがマダガスカルでは6種類が見られる。アフリカとオーストラリアに各1種あるそうだ。



夕日とバオバブの光景 
夕日とバオバブ!この光景に誰でも引き込まれる!静かな大地に力強いバオバブの木、一日が終わろうとしている・・夕日がバオバブの木に静かに消えていく。このバオバブのシルエットは実に美しい!数十本あるバオバブもそれぞれ形が異なり見ていて飽きない。不思議な木だ!この近くには「ラブラブの木」と言って幹が二つに分かれお互いが抱き合っているような格好をしている。なかなか迫力があって微笑ましい・・。童話「星の王子さま」では悪者にされたバオバブの木だが・・希望を与える木であろう。


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人気ものの輪尾キツネザル!! 
フォートドーファンから西へ約88Kmに位置する250haの広大な面積を持つベレンティ保護区。1936年サイザル麻の農園主であるフランス人によって作られた。今では息子が引き継いでいるが、個人の所有地であり、1980年から一般に開放され現在に至る。此処にはワオキツネザルや横飛びのベロ-シファカなど5種類のキツネザルが生息している。そばには輪尾キツネザルの家族が日向ぼっこをしている。よく慣れたもので森の中に行かなくてもみんなのいるところに出てくる。人気ものの輪尾キツネザルの可愛いショットをご覧ください・・



横飛びサルのベローシファカ!!
最初テレビで見た時には驚いた!こんな面白いサルがいるのだ・・しかし何処に棲んでいるサルかは分からなかった。マダガスカルに関心が湧いたのは「夕日に映えるバオバブ」の一枚の写真であった。調べて行くうちに、あっ!あの横飛びサルはマダガスカルにいたのだと分かった。それ以来不思議の島!マダガスカルに興味が出てきた。この横飛びはビデオなら問題なく撮影できるが、普通のカメラではシャッターチャンスを逃し難しい。私の写真は毎秒5コマの連射で撮影したものである。


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ベレンティ保護区の園内風景!! 
朝早く起きて森林内を散歩した。初めて出会うサルは何が出てくるか・・ゴソゴソ!出てきたのはシファカだ!木の上を飛び交っている。輪尾キツネザルもいる。まだ朝が早いので少ないようだ。1Hrばかり歩いて帰って朝食。朝食後ガイドさんの案内で約2Hr森林ウオーク。アカビタイチャイロキツネザルやマダガスカルヤツガシラ、サンコクチョウ、オニジカッコウやアオバズクなど沢山出会って興奮!



ベレンティ保護区の動物たち
此処では何と云ってもテレビコマーシャルで一躍有名になった横飛びサルのベローシファカが人気!ほんとに横飛びする姿はダンスを踊っているようで面白い。何時も群れをなしていて1匹が横飛びを始めると続いて道を横切っていく。人には良く慣れていて近くで観察できるのがよい。5種類のサルの他には、沢山のの鳥たちの観察も出来る。偶然に夜行性のハイイロネズミキツネザルの撮影に成功! またカメレオンなども生息しているので、広い森を歩くのも楽しみである。


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ベレンティ保護区に棲む鳥たち 
朝早く起きて森林内を散歩した。まだ朝が早いので少ないようだ。朝食後ガイドさんの案内で約2Hr森林ウオーク。沢山のサルたちの他には、マダガスカルアオバズク、オニジカッコウ、カンムリジカッコウ、マダガスカルヤツガシラ、サンコクチョウ、ホロホロ鳥など83種の鳥たちが棲んでいるという。沢山の動物たちに出会って興奮! 出会った鳥たちのスナップをどうぞ・・



ベレンティ保護区
フォートドーファンから西へ約88Kmに位置する250haの広大な面積を持つベレンティ保護区。宿泊は園内のロッジ風建物だが部屋には虫やヤモリなどが挨拶にくる。また夜10時を過ぎると停電になるので忙しい。バッテリーの充電などは早めに!また広い森の他にはマダガスカルに生息する植物を集めた植物園や部族の生活の歴史を説明したパネルと現物などを展示した博物館がある。


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沿道の果物マーケット! 
フォートドーファンから西へ約88Kmに位置するベレンティ保護区へ行く途中にこのフルーツマーケットがあった。バスは一時停車し写真タイム!マダガスカルで採れる色々な果物が沢山並んでいる。バナナをはじめ大きなジャックフルーツやコロソル、ライチ、マンゴやヤシの実などなど、名前の分からないものまでもある。子供たちが沢山集まってくる・・。観光客は余り買ってくれないので良い顔をされない・・



ベタニア漁村訪問
モロンダヴァのホテルから丸木舟(ピローグ)に乗って約30分・・ベズ族のベタニヤ漁村を訪問した。爽やかなモザンピーク海峡の海風を受けてピローグでゆっくり周囲の風景を楽しみながら、青い空、蒼い海、白い砂、真っ黒な子供たち・・何もかもゆっくりだ。浜辺に着くと沢山の子供たちが駆け寄ってくる。採った魚を見せて自慢やら買ってくれと云っているのかよく分からない・・。何処から集まってきたのやらアッという間に取り巻かれた。どの笑顔も生き生きとして可愛い・・


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Hotel Le Dauphin 風景 
フォートドーファンで宿泊した美しい中庭を持った Hotel Le Dauphin 。フランス人経営の老舗ホテルだ。中庭には中心に大きな木が聳えており木陰を作っている。庭は広くよく手入れされおりブーゲンビリアなど美しい熱帯の花が咲いている。朝夕中庭を散歩できるのは気持ちがよい。周囲の町中風景から見ると此処はまるで別世界だ!ホテルから少し歩けば海辺にも行ける。



インインドウリの棲むペリネの森
首都のアンタナナリヴから車でくねくねカーブの山道を走って約4Hr。ここにはキツネザル種の中で最も大きいインドリが生息している。この有名な(?)インドリを見るために多くの人たちがやって来る。この森には数種類のキツネザルや蛇などの爬虫類や蝶などの昆虫、鳥類も沢山生息しているしまた珍しい植物も見られる。何と云っても大きなインドリやその鳴き声がユニークで一見一聴の価値がある・・。森への入り口には資料館があり説明を読んでおくと良い。森の中へは専属のネイチャーガイドさんが案内してくれる。


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カメレオンファーム 
ペリネから約1Hrばかり走った所にこのカメレオンファームがある。ここではマダガスカルに生息するカメレオンや蛙、蝶、ヤモリ、コウモリ、蛇などが見られる。中でもカメレオンは世界に生息する種類の6割のものが見られ多種多様で大きいものから指先に乗るくらいの小さなものまでいる。こんなに沢山の種類が見られるのもマダガスカルならではのこと。オレンジ色のトマト蛙も珍しいが世界で最小のブルケシア蛙にも驚いた。鮮やかな緑色のパンサーカメレオンが気に入った。ファンタスティクスヘラオヤモリも珍しい。



世界遺産・アンボヒマンガ 
アンタナナリヴォの北東 21Kmに位置し車で約1Hr。2001年に世界遺産に登録された。マダガスカルを初めて統一したメリナ王国の最初の首都であったところ。アンボヒマンガとは「青い丘」の意味。丘の上には当時の王が暮らしていた王宮が残っており、当時の生活調度品などが見られる。此処は室内撮影禁止!展望台からはあたり一面の田園風景や昔の城壁なども見られる。大きな栴檀の木が花をつけておりいい香りがしていた。  


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レムールパークのサルちゃん 
市内から30' 4haの園内に5種のキツネザルと2種のシファカ、1種の夜行性のネズミキツネザルがいる。ココレリシファカ、黒い顔のカンムリシファカ、茶色キツネザル、ワオキツネザル、シロクロエリマキキツネザルなどである。この他にはホシガメ、孔雀など。此処は高木がなく比較的サルの動きが良く分かる。餌付けなども行われており近くで餌の取り合いや仲間外しなど見ることが出来る。竹の竿の上をジャンプしながら走るシファカなど面白い・・



今がジャカランタの花盛り!
マダガスカルに来て、この時期にジャカランタの花が咲いていることを知らなかった、期待していなかっただけにこの満開のジャカランタを見た時には感動!大儲けをした気持ちになった。ジャカランタの花はブラジルやアフリカで見たことがあったが、このマダガスカルで見られるとは知らなかった。見事な満開の並木!日本の桜を思うような紫の美しい花!マダガスカルの国花にしても良さそうだが、此処ではポインセチアが国花である。


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フォートドーファンの風景 
フォートドーファンはマダガスカル最古の町で綺麗な海岸がある港町である。ベレンティ保護区へのゲートシティになっている。フォートドーファンの沖合いにはマッコウクジラが見られるという。南東部の海岸に位置し貿易風の影響で雨が多く多湿。町を取り囲むようにドーファン湾、カリヨン湾、リバヌナビーチなど美しい砂浜があり、インド洋から吹き付ける強い風で白波がたっている。このカリヨン湾の風景はマダガスカル紙幣5,000ARIARYの図柄にもなっている。



美しいインド洋!
世界の海の色で一番美しいのはインド洋だといわれている。確かに深みのある美しい色である。マダガスカルで見るインド洋、西オーストラリアで見るインド洋、スリランカで見るインド洋・・場所は違っても美しさは変わらない。このカリヨン湾に見る白波の立ったインド洋もまた美しい・・。海の色、湖水の色・・など深みのある蒼い色は心に癒しをもたらす色である・・


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モロンダヴァの町中風景 
町中の風景をみれば言葉では云えない生活状況が凝縮されている。写真には文章では書けない細かい情報が沢山映し出されている。服装や履物、売っているものや店頭の様子、持って歩いている物、家の様子、食べ物やゴミの様子など・・これらを見ればマダガスカルが世界最貧国の一つであることがよくわかる。しかしみんな逞しく生き生きと毎日を希望を持って生きているのだ・・



モロンダヴァのホテル風景
フォートドーファンからモロンダヴァに飛んだ。上空から見るモロンダヴァは赤茶けた大地にバオバブの木が彼方此方に見えてくる。いよいよ期待したバオバブの木が見られる。西部の乾燥地帯は流石に暑い!先ずホテルに向かい、荷物を降ろしてバオバブの並木道へ出掛ける。ホテルは川沿いにある静かな場所だ。このホテルの裏からベタニア漁村への丸木舟が出る予定・・


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首都・アンタナナリヴォの風景 
広いマダガスカルの中で地方により町中風景も若干の差異があろう。首都・都会の中の風景である。喧騒とした町中で今日も生きている・・。写真では出来るだけその土地の雰囲気を表現したいと努力しているが欲を云えば臭いまで感じられる写真が撮りたい・・。アンタナナリヴォ中心部のアヌシ湖の周囲に植えられたこのジャカランタの並木は素晴らしい。



マダガスカルの人たち
風俗習慣人の表情・・何時も関心を持って旅をしている。国が違えば価値観も変わってくる。良し悪しは別として価値観の違いを知ることはとても面白い。また人の表情にはその人が歩んできた長い長い歴史が感じられる。そのような表情を撮りたいのだが、中々正面で写真を撮ることは少ない。撮らしてくれる人もあれば嫌がる人もある。人それぞれ・・


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可愛い子供たちの表情!
大人と違って子供たちは純真無垢である。表情が多種多様・・。精一杯の顔をしている。特に目が生き生きと輝いており、目で訴えているのだ。話が分かるわけでないから彼らも良く知っている。笑顔笑顔・・精一杯の笑顔!笑顔には警戒心がない!人と人、心と心の触れ合いである。そんな子供の写真を撮るのが好きだ!撮った写真をその場で見せてやると大喜びだ!撮って撮って・・と何時までもせがんで来る。子供は写真に写るのが大好きなようだ・・


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マダガスカルに咲く花 
旅をして目に付いた花々は撮ることにしている。国によって様々な花がある。初めて見る珍しい花もある。それが楽しみの一つでもある。マダガスカルでも色々花の写真を撮った。ポインセチアが国花であることも知った。どの国でも国花を知ることは面白い。その花が国民の心を表現しているのだ。日本人にとって桜は心の故郷であるのと同じ・・



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お気に入りショット 
町を歩いていると何気ないところに面白い場面が転がっていることがある。その土地の臭いを感じられるものや非日常的な面白いものを撮りたいと何時も思っているのだが、なかなか思うような写真が撮れない。一枚の写真はいくら優秀な100行の文章よりも数百倍の情報量を持っていると思っている。写真は素晴らしい!私のお気に入りのショットを選んだ。BGMと一緒に聞いて貰うと少しは雰囲気が感じられるかも・・



その他のスナップ ( 写真右 )
数多くの写真を撮っていてもなかなか気に入ったものが少ない。此処ではちょっと変わった風景や珍しいものとかその土地の雰囲気を表している物などを選んでいる。一枚の写真にふと驚くものや心が癒されるようなものがあれば嬉しいのだが・・。今回はマダガスカルの旅。マダガスカルらしいものがあればいいのだが、目に付いた面白いものを紹介しよう・・


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お気に入りの絵葉書 ( 写真左 )
何処に旅しても、絵葉書を必ず買うことにしている。美しい絵葉書は友人に雰囲気だけでも・・・と出すことにしている。大体、絵葉書の値段と切手の値段でその国の物価水準が判断できるのである。高いところは我々観光客にとって日常品が高いということになる。単なる風景のものより、主張を感じる絵葉書が面白いと思っているのだが・・・。マダガスカルでは絵葉書1枚が500〜800ARIARI(\29-47)、切手は1,200ARIARI(\71)で非常に安いことに驚いた。



添乗員の大江山 奈央さん ( 写真右 )
旅に出ると何時も思うことがある。先ずはお天気!平生の行いがいい人とそうでない人の分かれ道・・雨女雨男の人は論外。何時も雨と云う人は心を入れ替えるかお祓いをした方がよい。次ぎに何と云っても旅が楽しく、元気で帰国できること。あまりにスムーズに行った旅は印象が薄いので、多少はハプニングがあった方がよい。しかし私が一番重要だと思うのはやはり添乗員と現地ガイドさんの資質と連携プレーである。これが楽しい旅をする決定的要素と思っている。今回も素敵なコンビで大満足!感謝! ・・


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My Photo ( 写真左 )
今回もひとり旅であった。最近はホームページ用の写真をデジカメ一本で3,000枚以上も撮るので自分を撮る暇がないと言うのが本音である。ホームページ用の写真は欠かせない。被写体は風景や自然物などが多いが、最近はその土地の人物を撮ることに興味が湧いてきた。今回のマダガスカルでは、写真を撮るのに夢中で、自分の写真はこれ1枚しかなかった。こんなことも珍しい。



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