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インド最奥の地・花の谷を求めての旅 編

ユーラシア旅行社 DIF9(2008.07.12〜07.20) [拡大] インドは4年振り2度目の訪問である。 インドといえば、国土は日本の約10倍、世界で7番目に大きい国! 人口は約11億で中国に次ぐ第2位。 紀元前1,700年頃からインダス文明が栄えた! 宗教はヒンズー教徒が80.5%、イスラム教徒が13.4%、 キリスト教徒が2.3%、シーク教徒が1.9%、 仏教の開祖お釈迦様の生まれた国だが、仏教徒は僅か0.8%である。 多様文化の巨大国であり35の州からなるが、 今回の旅は北部のヒマラヤの麓ウッタラカント州。 ガンジス川の源流をはじめ、ヒンズー教やシーク教の聖地もある。 その最奥の地に花の谷国立公園がある。勿論2005年に世界遺産に登録。 3,400mの谷間に1,000種類の高山植物の花が咲く秘境!! 女神に抱かれた天空の花園として、2007年11月10日NHK探検ロマン・世界遺産で紹介された。 さて行ってみると・・!! 今回もまた新しい発見、新しい感動があった。・・! やはり旅は楽しい! Delhi・Rishikesh・Rudraprayag・Gangalia・Rudraprayag・Rishikesh・Delhi
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世界遺産・花の谷!
インド最奥の地、花の谷!
3500mの谷間に・・
1,000種類の花が咲く・・
花の谷を求めて・・
ヒマラヤ融雪の 
美しい源流にそって!
登っていく・・ 

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幻のブルーポピー!
3,000mを越えると 
美しいブルーポピー・・
この色!この花形!気品がある・・ 

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花の谷を目指して・・
残雪の、
美しい風景に癒される![拡大]
高山植物の花々!
赤や白や紫、黄色!
可憐な美しい花々が続く・・[拡大]
谷間のテント村!
谷間の奥に朝日が差し込むと
向こうに雪山がみえる・・[拡大]

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聖地・ハリドワール・・
シヴァ神を背後に!
ガンジス川で沐浴![拡大]
延々と修行者の行列!
ガンジスの聖水を
担いで故郷に向かう・・![拡大]
聖地・リシケシ!
ハリドワールの上流24Km
美しき青きガンガー・・[拡大]



*インド最奥の地・花の谷を求めての旅・総括スライド 60枚+22枚/140秒
*お気に入りショット ! 54枚+51枚
*お急ぎの方への お気に入りショット ! 50枚



インド最奥の地・花の谷を求めての旅 総括:
4年振り2度目のインド訪問である。私の印象では世界最悪の衛生環境というイメージがあります。 と言うのは訪問した人の80-90%の人が最初の1週間で体調不良に陥ると言われています。水が日本人の体質に合 わないのです。水が悪いのではなく日本の水に慣れた身体が変調を起こすのであって、そのうち慣れてくれば問 題なく生活できるようになると言われています。私は最初の訪問時に細心の注意をして無事に帰還できました。 今回も同様に細心の注意をして無事帰国できました。と言いたいのですが、一つだけ帰国後1週間汗疹で悩みま した。蒸し暑いインドでは汗をかいても発散しないので、汗の管である汗管が閉塞し、汗が皮膚の外に出ずに皮 膚内に漏出して発症するのです。思わぬ炎症に驚きましたが当然と言えば当然の現象ですね・・これほど気を遣 う旅はありません。何かが起こる国です・・    インドを訪問した人はまた行きたいという人ともう二度と勘弁!と言う人と2分されるとよく言われます。 行きたくない理由は人それぞれですが、衛生状態、貧困、汚い、カースト制度、人間の尊厳性、国の政治、生と 死・・など他の国と極端に違い、価値観の相違を感じます。こんな世界、国があるのかという社会的興味との バランスによるものと思います。でも1回だけの一面的な印象では充分とは言えない様な気持ちもあります。 まだまだ知らないことは多いと思われます・・これが旅の面白さでしょうか。旅には常に新しい発見があると       言うことです。   中国についても同じように感じました。最初の訪問時の印象が悪く、二度と訪問したくないと思いました が、その後、四川省の世界遺産・九寨溝・黄龍・四姑娘山を見て印象が変わりました。広い中国の多面性に驚き、       その後、更に雲南省を訪れ素晴らしい大自然や少数民族の暖かい人間性に触れ感銘を受けました。色んな国が       あり表と裏の面があることを感じました。今回のインドについても二度目の訪問で違ったインドを知ることが  できるかも・・   今回のインド訪問は、インド最奥の地・花の谷を求めて・・のツアーです。昨年NHKの探検ロマン・世界       遺産を見ていて美しい風景に惹かれました。何処だろう?と・・場所が花の谷だと知りましたがこの時初めて       「花の谷」という名を聞き、何処の国か全然知識がありませんでした。調べてみるとインドだったのです。ギョ       ッツ!行きたくないインド!されど見たい花の谷! 中国の時と同じ思いをしました。行きたくない中国!され ど見たい世界遺産・九寨溝・黄龍・四姑娘山!結局、世界遺産、素晴らしい大自然の魅力には勝てず足が向きま した。    花の谷は2005年に世界遺産に登録された。インド最奥の地、ネパールとチベット(中国)とインドの国境付        近にある秘境の地!ヒマラヤ山系に属する標高7,816mのナンダ・デヴィ山をはじめ、6,000m級の山々に囲まれた        地で氷河や氷原に覆われた山岳地帯である。73%が万年雪と氷、6%が森林、21%が草原といわれ、希少な高山植物             が数多く生育している所、谷一面に1,000種類の高山植物の花が咲き誇る秘境の地!一日6-7時間歩きテントで 2泊し、3,400mの花の谷へ・・。美しいものは簡単には見られない!ことを思い知った旅であった。                   思い出すのはパキスタンの秘境、長寿の里・フンザへ行った時も同様!苦労して苦労して辿り着いたとこ        ろ、そこに感動の風景が待っている。その瞬間今までの苦労がスーと消えていく。南極半島だって同じ!日本        から3日も掛けてやっと辿り着く、地の果て・・!この感動を味わうために旅を続けているのだろう・・。私             にはこれが生きている証である。旅は楽しい!   今回はデリーから聖地・リシケシへ向けて北上し、都市周辺部の風景、人々の生活の様子を見る事がで        きた。バスの移動は直接人々の生活風景を間近で見る事ができるので面白い。インドを評して「喧騒と貧困の国」        「神と信仰の国」と言われているが、正しくその実感を得る事ができた。一口で言えば、ゴチャゴチャ、滅茶苦             茶、汚い、気持ち悪い、がキーワード!こんなに強烈な印象を与える国も数少ない。一歩町中に出ると人が多い、             車が多い、交通ルールもないが同然、我先に割り込む、車のクラクションは鳴らす・・こんな光景が目に入る。             グチャグチャだ!道は凸凹、水溜り、泥道、町中はゴミが散乱し、彼方此方で立小便・・こんな光景を見ている             だけで気分が悪くなってくる。郊外へ向けて一日走っても同じような光景が続く・・。一体この国はどうなって             いるのだろう・・と思う。前回も書いたがこの国には政治が無い!現地の人に聞けば、一番悪いのは「政治家」             、次いで「警察官」と異口同音に返ってくる。これでは国民のための政治なんて不在に等しい。カースト制を含             めて人間の尊厳性なんて一片けらも感じられない国だ。我々の世界と価値観の違いを大きく感じる。これが旅を             する大きな意義でもあるのだが・・   「神と信仰の国」とは、今回特に聖地を歩く機会に恵まれたので実感することができた。インド人は信心       深い!我々日本人のように無神論者がいない。ヒンズー教やイスラム教や・・何らかの宗教に入っており、宗教       が生活の基盤になっている。聖地・ハリドワールやリシケシに行ってみるとガンジス川で沐浴している人の多さ         に驚く!聖なる川・ガンジスで沐浴すれば全ての罪が流されるという・・。聖地を目指す信者の行列は絶えな       い。たまたま今回8月のシヴァ神の祭りに向けてガンジスの聖水を汲みにやってくる人々や汲んだ聖水を壷にい れ飾られた天秤を担いで故郷へ帰っていく、延々と続く信者の行列を見て驚いた。遠い人は数百キロの道を40℃ を越す炎天下の中、裸足でテクテクと歩いて帰っていく姿。シヴァ神の絵が描かれたオレンジ色の衣類を纏い、 延々と続く行列は、初めて見るものには、これは何だ!と強烈な印象を与える。神を信じ仕えるという気持ちが 無ければできる事ではない。今の日本人には真似さえも到底できない。このインド人の信心深かさに心底驚いた ・・   インドの教育制度は小学校が5年、中学が3年、高校が4年、大学が3年になっているが、義務教育は無い。 田舎でも小学校までは行くが、その後は家業を見習い、進学する人はごく僅かである。識字率は40%程度で、       6割の人は読み書きできない。公立の小学校は数が少なく2部制になっており、7:00〜12:30は女子、13:00〜       17:30は男子が通う。小学校入学試験は親も一緒に試験があり、子供を教育する能力があるか確認される。  親が小学校を卒業していなかったり試験に落ちると子供は入学できない。学校の先生も給料が安いのでしっ  かり教えないで親に教育を任せている。大学受験などカースト制が大きく影響し、上級カーストの人は93点  (%)以上、下級カーストは50点(%)で入学できると言う不合理が通っている。大学は入るのも難しいが出るの  も難しい。たとえ出ても仕事が直ぐには見つからないそうだ・・ インドの生活情報に触れておこう・・。平均月収は大都会で\100,000程度、田舎では\4-50,000程度。 生活費は都会では家賃が\2-30,000かかり10万円程度は必要、田舎では3万円あれば生活できる。消費税は 12.4%、所得税は14%、保険医療制度は無く、医療費も高く、病気しても治療は受けられない。結婚は女18才〜、 男21才〜。殆どが見合い結婚。名前でカーストの階級が分かり、カーストの枠内でしか結婚できない。結婚式 は派手で夕方7時から翌朝7時まで12時間延々と続く。子供は男の子が喜ばれ、男の子が生まれるまで生み続け る。インド人は貯金しないと言われ、女の子が生まれたらその時から娘の持参金として宝石を買い続け、苦し くてもそれを売る事はない。運転免許は18才から取れるが教習所へ行かず、親戚の人などに習う。受験費用は 1万円程度かかる。正規には500円程度ですむが、高いのは残りは賄賂である。全てワイロが横行していて賄賂 を上手く使って要領よく生きている・・。また年に3回兄弟の日があって、家族集まって兄弟仲よく助け合い の習慣があるそうだ。面白い話を一つ、小指を立てると日本では女(彼女)を意味するが、インドではトイレに 行きたいと言う合図!またアホ!と言われて腹を立ててはいけない。これはハイ!(yes)という返事である・ ・。インドでは猫は殆ど見かけない。猫は縁起が悪い動物とされている。いろいろ面白いことがある・・   変わっているのは、州によって税率が異なること、バスで州を越えて移動する場合は州の入り口で通行 税を支払う。3〜14%で3け月分をまとめて支払うことになっている。その間に通行すれば支払う必要はないが、       通行しなければ払い損と言うこと。また所々で書類の検問所があるが、これは賄賂を取るための関所で、幾       らかでも出せば処理は早く済み、出さなければ2時間くらい留められるとか・・・。時間に余裕が無い観光  バスでは少し出してでも早く処理をしてもらうのが得策だとか・・今回は1,000R(\2,500)程度で30'で通過 できた。全て賄賂の世界!また、ガソリン価格は、郊外よりデリーの方が少し安いそうだが、リッター当た り50R(\125)、軽油が35R(\88)である。この価格も州によって異なるようだ。リシケシでガソリンが58R (\145)、軽油が48R(\120)なので相当差がある。最近10%程度の値上げになったが、でも日本に比べればかな り安く、軽油などは半額である。インドのビールは大手がKingfisher Strong(シェアー50%)という銘柄で大 瓶で170R(\425)、7.2%だが飲んだ感じは薄い!ビールは観光価格で日本と比べれば少し高い。 国が異なれば考えることも違う。人が変われば考えも違う!当然と言えば当然だが・・。 国によって価値観が異なることが面白い!6年前に中国に行った時人が多いことに驚いた。世界一の人口国だ。 当時他国に比べ、自動車は1/10、人口は10倍、交通事故は100倍と言っていた。それほど交通事故も多かった。 中国で一番優先するものは、車でもない、人でもない、「勇気が一番!」と言っていた。人命よりも勇気が一番 とは・・驚いた。今回のインドでは、一番優先するものは「国」と答えていたのは意外であった。家族よりも国 が上位概念にあること。現在インドでは徴兵制度はなく任意になっているが、一たび事が起きれば、家族をも、 全てを捨てて国に尽くす覚悟を持っているということだ。聖地における修行者の狂信的な熱気や行動を見ていて、 これだけのパワーはどこから出てくるのだろうと、他国(中国やイスラム圏)でも感じられない凄さに驚き、恐ろ しさを覚えた。これがインドの強さかも知れない。国それぞれによって一番大切なものが違う・・ということ。 今の日本人は何を一番大切なものと考えているのだろう・・。命、家族、お金・・??。国が一番!と考える人 が果たして何人いるだろうか・・   今回の旅もまた面白かった!いろいろ想像を越える環境の中での文化や大自然の雄大さに触れることが             でき、考えさせられたり刺激を受けることができた。やはり世界を歩き新しい文化を見て体験して感じること             ができる喜び・・・これが生きているという実感に繋がるのである。やはり旅は楽しい!

   

・・・・ 旅程の概要・・・・・


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旅程マップ・・ ( 写真左 )
成田→デリー泊リシケン泊(ハリ・キ・バイリガートの観光)→ルドラブラヤグ泊(テオブラヤグ/ルドラブラヤグ散策)→ガンガリア泊(ガンガリアトレッキング/花の谷へ)→ルドラブラヤグ泊(ガンガリアからトレッキング)→リシケン泊(リシケン市内の観光/ヨガ道場/バザール)→デリー泊(デリー市内観光)→機中泊→成田。

外務省発行
*インドの危険情報


旅程・絵日誌・・・・・・ユーラシア旅行社 添乗員 石川 恭子 さん記・・・・・


成田〜デリー
デリー〜リシケン
リシケン〜ルドラプラヤグ
ルドラプラヤグ〜ガンガリア
ガンガリア〜花の谷ハイキング
第1日目
第2日目
第3日目
第4日目
第5日目

ガンガリア〜ルドラプラヤグ
ルドラプラヤグ〜リシケン
リシケン〜デリー〜成田
第6日目
第7日目
第8・9日目

・・・・ 印象に残った・・・見どころスナップ・・・・・


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花の谷に見る花々!

世界遺産世界遺産・花の谷を求めて・・
ニューデリーの北東約330Kmに位置するナンダ・デヴィ国立公園。標高7,816mのナンダ・デヴィ山をはじめ6,000m級の山々に囲まれたナンダ・デヴィ国立公園は1,988年に世界遺産に登録。このナンダ・デヴィ国立公園から僅か23Km離れた花の谷国立公園が2005年に世界遺産に追加登録された。ともにヒマラヤ山系に属し、氷河や氷原に覆われた山岳地帯である。 花の谷国立公園は73%が万年雪と氷、6%が森林、21%が草原からなり、希少な高山植物が数多く生育している美しい景観を呈している。ゴビンダガートからガンガリアまで約13Km、さらに花の谷へ約3Kmを2日で12Hr掛けて登っていく秘境である。女神に抱かれた天空の花園として、2007年11月10日NHK探検ロマン・世界遺産で紹介された。



これが幻のブルーポピー!
「幻のブルーポピー」として、日本ではとてよく知られているが、自生品種としては3,000m以上の高山でしか見ることができない。従って日本では滅多に見られないので、幻しの・・と珍重されている。中には栽培種として一部で見られるようであるが、自生種とは趣きが異なる。多くは日本ではなく中国の九寨溝・黄龍・四姑娘山などの高地で見られた人が多い。岩陰にひっそりと咲く気品のある花で美しいである・・


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テント村への往路風景! 
初日はゴビンダガートの駐車場からガンガリアのテント村まで、約13Km、標高1,720mから3,000mまでを凡そ6時間掛けて登っていく。初心者であれば8時間掛かる・・・・。決して楽な道ではない!ヒンズー教の聖地でもあり、多数の教徒と一緒に登っていく。道幅は比較広いが、石や岩の凸凹道で、足に自信のない人はラバに跨って行く。路上には馬糞が散乱し、暑さと臭いで気分が悪くなる。この道が大変なのは、登っていくに従い足元の凸凹と勾配がよりきつくなって来るので、登る気力を阻害することにある・・



テント村の風景!
ガンガリアのテント村はガンガリアの村(ヒンズー教道場)の手前に設置されており、谷間の風光明媚な場所である。我々のAdventure India グループが12-3張り、他のグループが20数張り、のテント村である。テントの中は割合広く、今年からベッドが入ったそうでベッドの上に寝袋を敷いて寝る。朝夕の冷え込みがあるので湯たんぽも用意してくれる。風呂は無いので朝夕熱いお絞りを用意してくれる。その他には集合食堂、共同トイレなど・・。思ったより快適な生活ができた・・。早朝から信者が山を降りてゆく・・


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テント村からの復路風景!
ガンガリアのテント村からゴビンダガートの駐車場まで下りは、早い人で約4時間、普通の人で5時間掛かる。登りに比べれば約半分の時間ですむのは如何に登りがキツイかと言うことの証さである。登りの時は時間が掛かり、懐中電灯で足元を照らし照らし登ったが、帰りの明るい時に見ればよくこんな酷いガタガタ道を登ったなーと驚いた。足に自信のある方にお勧めのコースである。でなければ秘境とは命がけで見に行く所との覚悟が必要である・・



山で出会った人々!!
多くのヒンズー教の人たちと一緒になるが、親子家族連れ、老人など、歩く人、ラバの乗る人、御輿のように4人で担ぐ台座に乗った人、笈に乗った人・・それぞれ。自分ひとりでも大変なのに、人を担いで登るなんてシェルパの体力、脚力に驚くばかりである。若い人たちは元気にはしゃいで登っていたが人懐こく話しかけて来たり、一緒に写真を撮ろうと誘われたり、果物を貰ったり・・みんないい人たちだった・・


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聖地・ハリドワールの風景!!
ハリドワールとは、ハリ(神)ドウル(玄関口)の意味で、ヒマラヤの4大聖地、バドリナート、ケダルナート、カンゴートリー、ヤマノトリーの玄関口の町を意味する。ヒマラヤの水が山から流れ落ちて、一番初めの麓の町である。インドの3大神の一つ、シヴァ神は破壊の神で蛇を首に巻き、額に第3の目、髪からはガンジスの流れ、常に槍を持つ、ヒマラヤに住んでいるという。向こうにシヴァ神の立像が見える・・・・・。このガンジス川で沐浴すれば全ての罪が消えるといわれ、信心深い人は一度ならず沐浴に来る・・この沢山の人達・・驚きである。



聖地・リシケシの風景!!
ハルドワールから北へ、ガンジス川の流れに沿って24Kmさかのぼった聖地・リシュケーシュ。上流だけあって「美しき青きガンガー」といわれている。ハルドワールがヒンズー教や一般信者の町とするならこのリシュケーシュは修行者の町。サフラン色の衣を着けた修行者の姿が目に付く・・またこの地は「ヨガのふるさと」として世界的に知られている。何処へ行っても人人人・・人の行列に驚く。世界第2の人口国であるが、サフラン色の衣類は余計に目立つ・・。無神論者の多い日本人からみれば異様な光景である。


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仰天!修行者の行列風景!! 
この光景に驚いた!延々と続く行列・・一年に一度シヴァ神の祭りに供えるためガンジスの聖水を汲みにやって来て、それぞれが故郷まで歩いてかえる・・デリーから約280Km、遠い人は3−4日掛けてテクテク歩く姿は凄い!中には裸足の人もいる。ガンジスの聖水を天秤の前後にある壷にいれ飾りをつけて担ぐ・・途中の沿道には休憩所や宿坊もあり、食事なども無料で提供される。この行列は聖地・リシケシからデリーに向けて4Hr走ってもまだ延々と続いていた・・8月の祭り近くになると車道にまで人並みは膨れ車は通行できなくなるというから・・・・・・



リシケシのヨガ道場風景!!
リシケシは「ヨガのふるさと」として国際的に知られている町である。多くの外国人がヨガを学ぶため長期間アーシュラムに滞在する。ビートルズも此処を訪れて修行したとか・・。中でも第1のアーシュラムは、今回見学したShivananda Ashram である。60室あり料金は寄付のみ。広大な設備に病院まで付属している。朝夕の礼拝や瞑想、ヒンズー教の神の名を連呼するKirtanなど朝5:30〜21:30までギッシリとプログラムが組まれている。またヨガの研修コースも用意されているようだ・・


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デリーの町中風景!
4年振りのデリー空港は以前より改修されていて空調もよく利いていた。一旦外へ出るとムッとした熱気は避けられない。市内に入るとゴッタ返した風景は以前と変わらなかった。何年たっても同じ風景!ゴチャゴチャという感じだ!「喧騒と貧困の国」そのままであった。交通ルールは無いに等しく、人、牛、バイク、馬車、リキシャ、車、トラック・・が塵埃の中を大きなクラクションの音とともに入り乱れている・・まるで違った世界に飛び込んだ感覚になる・・これがインドの第1印象で4年前と変わらなかった・・



デリーの郊外風景!!
郊外の風景も多少みどりが増えてくるが村々の風景は沢山の人人人で「喧騒と貧困」の姿は同じであった。同じ風景が延々と続く・・・・。道路状況も更に悪化して来る。舗装は途切れ凸凹道、ガードレールも無い崖淵の道を走る。上を見ると今にも崩れ落ちそうな岩岩、下を見ると千尋の谷・・、所々に転落した車の残骸。雨が降れば彼方此方でがけ崩れで通行止め。何も無く目的地に辿り着けば余ほどの幸運者だ・・。国の予算は何処に消えているのだろう・・


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道中の車窓風景!・その1
3日目、リシケン〜デオプラヤグ〜ルドラブラヤグの車窓風景。7:00にホテルを出発し山に入る許可証を貰いに事務所に寄るが、係官が不在で1時間半も待たされる。時間がいい加減だ!やっと許可証を貰って出発するも山側の崖崩れで徐行!予定の昼食レストランは遅くなるので近場のレストランに変更。昼食後ガンジス川の基点で写真ストップ。2つの川が合流してガンジス川に名前が変わる地点だ。やっと本日の宿泊地ルドラブラヤグに到着。近くのヒンズー教寺院まで散策する・・



ガンジス川源流の風景
聖なる大河・ガンガの源はヒマラヤ山脈南麗のガンゴトリー氷河と言われている。ここから流れ出たアラクナンダ川はデオプラヤグでバギラティ川と合流してガンジス川と名前を変える。写真は左側の川がAlak Nanda、右側の川がBhagrithiである。それぞれの川水の色が違っているが合流してGangeesとなる。このガンジス川は北インドの平原地帯を流れ、多くの分流を作り、バングラディッシュへ入り、ベンガル湾へと流れる。全長2,506Kmで川沿いには多くの聖地がある。


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ヒンズー教寺院の風景!!
ルドラブラヤグに到着して時間があったので近くのヒンズー教寺院を訪れた。名前は定かでないが、マンダクニ川の畔にあるアガスティア寺院(?)であろうか・・。階段を下りていくと洞窟があり、中の壁には御神体らしきものが、自然にできたものか彫られたものか不明だが祀ってあった。川辺には修行した地点として三角モニュメントがあった。両岸の大きな岩の間に川が流れ、風景もよく、急流を前に瞑想するによさそうな場所であった・・



道中の車窓風景!・その2
4日目、 ルドラブヤグ〜登山口のゴビンダガートの車窓風景。今朝は5:00にホテル出発。ジョシマートまでの道が悪いとの情報。出発して1時間走ったところで、悪い予想が当たった。崖崩れで通行不能!この状態では花の谷にも行けないと思った。ブルトーザーの緊急出動が必要だ。此処で時間が掛かればゴビンダガートへの到着が遅れ、それからテント村への6時間の登りが夜中になるのだ!かなり無理なコース設定になっている。ガイドのニールさんの粘りの交渉で30’後にブルトーザが来た・・


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崖崩れで通行不能!


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ガンジー記念博物館
英領インドから、独立の父として慕われたマハートマー・ガンディーは1,948年1月30日午後5時17分寄宿先の中庭に造られた寺院へお祈りに向かう途中、極右青年の銃により暗殺された。この記念博物館にはガンディーに関する資料、遺品、写真、図書が展示されている。部屋中央のガラスケースの中には凶弾とその時を刻んだ時計、その時着ていた血の付いた衣服が展示されており鮮烈な印象を与える・・。1,982年制作の映画「ガンディー」はアカデミー賞を受賞した素晴らしい作品である・・



インドの人々・・
インドは宗教の国と言われており、我々日本人と違い信心深い人が多い。大部分はヒンズー教徒だがイスラム教徒、キリスト教徒、シーク教徒、ジャイナ教徒、仏教徒・・など沢山の宗教が混在している。さらにそれにカースト制度が絡んで社会を構成しており、職業的差別、婚姻の束縛・・などなど、それによって価値観の違いもあり、我々にはなかなか理解ができない。現実の不合理な差別の根本的な改革も顕在化しているが解決には難しいようだ・・


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インドに咲く花々!
インドの町中や沿道で見かける花は特に珍しい花はなかった。日本でも見慣れたブーゲンビリヤやダリアやマリーゴールドなど・・。インドの国花はハスである。インドでは最も神聖な花とされている。仏教では極楽浄土を象徴する花とも言われている。東南アジアでは神に供える花でもある。神に関係の深い花のイメージがある。日本では千葉県の県花がハスだそうだ。7月の誕生花でもあり、花言葉は「雄弁」とか・・



デリーのホテル風景
Inter Continental Grand 5つ星のデラックスホテル。日本人がよく利用するとか・・。部屋の雰囲気とか設備、備品とかとてもよい感じである。朝食はビュッフェスタイルだがメニューも豊富でいろいろ揃っている。インドでは特に食事面で気を遣うことが多いが、安心して食べられる食事はありがたい・・。お勧めのホテルである。


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リシケシのホテル風景
リシケシは聖地でもあり、ヨガでも世界的に知られた町で、修行者や外国人など多数の人で賑わっている。町の一角にあるこのホテルは設備的にも中流。自動給湯システムだが連続給湯はできない。リシケシは聖地でもありホテルでのビールは原則的には禁止になっている。特に人前での飲酒はご法度!自分の部屋で飲むのは大目に見ているそうだ・・・。このホテルの裏側に庭があるが美しい花が沢山咲いていた。



素晴しい旅のサポーター( 写真右 )
旅を楽しくスムースに運ぶためには、日本から同行の添乗員・石川 恭子さんと現地ガイドのニールさん、バスのドライバーのバルさんとの連携が大切である。この3者の関係が上手く行けば楽しい旅になる。この微妙なやりとり、連携コントロール、気配りが出来ればベテランと云えよう・・・現地の、ツアーガイドのニールさんは日本語が上手で沢山の話をしてくださった。とても素晴らしいガイドさんであった。また、ドライバーのバルさんは運転上手のベストドライバー、皆様に大変お世話になりました。謝々!謝々!・・・・・


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その他のスナップ
数多くの写真を撮っていてもなかなか気に入ったものが少ない。此処ではちょっと変わった風景や珍しいものとかその土地の雰囲気を表している物などを選んでいる。一枚の写真にふと驚くものや心が癒されるようなものがあれば嬉しいのだが・・。今回はインド最奥の地・花の谷への旅。その国らしいものがあればいいのだが、目に付いた面白いものを紹介しよう・・


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お気に入りショット
町を歩いていると何気ないところに面白い場面が転がっていることがある。その土地の臭いを感じられるものや非日常的な面白いものを撮りたいと何時も思っているのだが、なかなか思うような写真が撮れない。一枚の写真はいくら優秀な100行の文章よりも数百倍の情報量を持っていると思っている。写真は素晴らしい!私のお気に入りのショットを選んだ。BGMと一緒に聞いて貰うと少しは雰囲気が感じられるかも・・



お気に入りの絵葉書( 写真右 )
何処に旅しても、絵葉書を必ず買うことにしている。美しい絵葉書は友人に雰囲気だけでも・・・と出すことにしている。大体、絵葉書の値段と切手の値段でその国の物価水準が判断できるのである。高いところは我々観光客にとって日常品が高いということになる。単なる風景のものより、主張を感じる絵葉書が面白いと思っているのだが・・・。今回のインドでは奥地だけに絵葉書も売っておらず、ユーラシア社で貰った絵葉書3枚が唯一、切手は100R(\250)であったが比較的高い。日本へ1枚\300以上である。・・


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My Photo ( 写真左 )
今回もひとり旅であった。最近はホームページ用の写真をデジカメ一本で4,000枚以上も撮るので自分を撮る暇がないと言うのが本音である。ホームページ用の写真は欠かせない。被写体は風景や自然物などが多いが、最近はその土地の人物を撮ることに興味が湧いてきた。今回のインド花の谷の旅でも、写真を撮るのに夢中で、自分の写真は数枚しかなかった。




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