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パキスタン (PAKISTAN)の旅 編

ユーラシア旅行社 (2003.10.10〜10.20) 大自然の旅もだいぶ歩いてきた! 今年は五大陸制覇!今回の旅は大自然の究極の地に 巡り会った感じがした。よくもこんなに美しい処があるものだ!と。 360度全方位、7-8,000m の山々に囲まれて光り輝く冠雪と紅葉 正に、パキスタンの秘境、桃源の里 と言えよう・・・ しかし、極悪な山間屈曲路のカラコルムハイウエーを14時間も 耐えて耐えてやっと辿り着く処だ。並みの場所ではない! この苦しさがあって最高の感動が待っている・・・ 歩いてみないと分からない。それがまた旅の面白さであり、 奥の深いところ・・また行きたくなる!素晴らしい所だ・・! 今回もまた、感動の連続に、生きている実感を得る!・ やはり旅は楽しい! Northern Pakistan・Hunza
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ディラン(7,257m)・・
ラカポシ(7,788m)

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ゴールデンピーク(7,027m)
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ナンガパルバット(8,122m)
フンザピーク&レディースフィンガー(5,965m)
フンザ村の散歩道



*パキスタンの旅・総括スライド 85枚/9分
時間のない方は20枚毎に
分割@ フンザの美しい山々-1* 分割A フンザの美しい山々-2*
分割B フンザの美しい山々-3*
分割C 町中の風景*分割D ガンダーラ遺跡*


北部パキスタン の旅 総括:
フンザの景色は素晴らしい!よくもこんなに美しい処があるものだと感動した。 360度全方位7-8,000mの冠雪の山々に囲まれて、紅葉との美しいコントラスト。大パノラマは世界の中で も此処でしか見ることは出来ないであろう。長寿の村・フンザ、桃源郷・フンザ・・と云われている秘境 である。”凄い!”と思わず声が出る。しかし此処まで来るにはカラコルムハイウエーの山岳屈曲路のガ タガタ道をバスで14Hrも走って来なければならない。人間が耐えられる限界の道のりである。この苦難に 耐えられて初めて得られる貴重な感動である。美しいものは簡単に手に入れられないということ。得られ 時の喜びは筆舌に尽くしがたい・・    カラコルムハイウエーと云えばロマンティックな響きがあり夢のある高速道路を想像するが、 何と地獄の道に等しい過酷なものである。この道は中国とパキスタンとの合同事業により1958〜1978年 まで20年掛けて完成した重要な道である。ヒマラヤ山脈、カラコルム山脈、ヒンズーシュク山脈の麓を くり抜いて道をつけたもので、沿線の風景は素晴らしい!しかし道路は一応簡易舗装がされてはいるが、 補修の凸凹や降雨の土砂崩れなどで道が充分なものではない。上を見上げれば今にも落下しそうな巨岩が いたるところに見られ、思わず首がすくむ! 延々と続くこの道を800Kmもバスに揺られて走ると胃袋は ひっくり返り、腸は捻れ、腰が立たなくなるほどに厳しい道である。あちこち山の中腹には昔のシルク         ロードの跡が見られるが、何百年も掛けてこの道を通って仏教が日本に伝わって来たことを思うと想像        を超える当時の苦難が偲ばれる。    世界四大文明の一つであるインダス文明はインダス川に沿って生まれたと云われている。       当時の文明を知る発掘品、埋蔵品などを此処で見ることが出来るのは、せいぜい紀元前2700年〜3000年  (スワット博物館)くらいのものである。私が見たもので中国文明では3000年〜3500年(上海考古学博物       館)、エジプト文明が3500〜5000年(エジプト考古学博物館)、メソポタミア文明が5000年〜8000年(ヨル       ダン考古学博物館)くらいのものだから、インダス文明は意外に古くないのだなーとの印象を持った。       しかし見る限りでは比較的に高度な作りなので、それ以前の古いものの発掘がまだ進んでいないとも             思える。私の感じでは世界文明の中で最も古いものはメソポタミア文明ではないかと思っている。             その中心地はイラク内にあり、今回の戦争で多くの埋葬品、発掘品が略奪されたり、破壊されたりした              ことは人類の大きな遺産の喪失でありとても残念に思う。この地球上から無益な争いがなくなることを              願ってやまない。   パキスタンに来て最初に異常に思うのが交通状態である。ルールがあるのかと疑うほど無茶苦茶! である。われ先に我れ先に突っ込み決して譲らない。バスやトラックには人が鈴なり、定員なんてものは       ないに等しい。荷物の上に人が乗り、車の横や後ろにぶら下がり、あれでよく振り落とされないものだナー       と感心するほどである。聞いてみればルールがないわけではない。あっても誰も守らずないに等しいので  あるから驚く。違反して捕まっても全て金で片がつく。運転免許の試験はないが金で免許証は貰えるとか。       登り下り独立した道でも平気で反対車線に入って走る。対向車があっても平気で追い越しをかけ、間一髪       のところですり抜ける。乗っている者も思わず目をつむり念仏を唱えるくらいである。これで事故がない       というから余程運転手の腕がいいのだろう。実際今回1500Kmばかり走った間では事故を目撃しなかった・・            こんな経験は初めてである。   色々世界を歩いていると日本(政府)はなかなかいいことをしているなーと思うことがある。       モロッコに行けば山奥の集落に給水塔を建て地域の35,000人が助かったとか、イランに行けば汚染された       河川を再工事し清潔な環境を作り病人が激減したとか、今回もパキスタンの奥地でカラコルムハイウエー       と対岸とに橋を架け住民の交通手段を確保してやったり・・それぞれ土地の住民からいたく感謝されてい       る。彼らは決して恩を忘れていない。我々旅行している日本人として日本を誇りに思える嬉しさがある。       日本の中にいて「こんな日本に誰がした・・」なんてブツクサ言っているが、一旦世界の中に出てみると       日本と云う国を誇りを持って見ることが出来るのである。これはほんの一部の話であるが・・             これらは全て国民の税金を使って日本政府がODA援助しているものだが、日本政府(外務省)も国民に対して             大いにPRすべきであると思うのだが・・・    フンザで長谷川恒男さんを知らない人はいない。日本人アルピニストでウルタル峰で遭難死したと        云うだけではない。遭難時の村人の協力への感謝と夫の遺志を継いでフンザの子供達のために学校を建て        た奥様の熱意。奥様一人では学校は建たない。多くの支援者の浄財や協力により実現したものである。              現在、幼稚園児から高校生まで約500名の子供達が勉強している。今回、見学する機会があり訪問した。              担当の先生から丁寧に説明を受け、子供達の授業風景も見ることが出来た。教室のドアーを開けると              生徒が一斉に立ち上がり「ようこそ!いらっしゃいました」と明るく丁寧に挨拶するので一寸驚いたが              一生懸命真面目に勉強している姿に感動した。一クラス30名位で先生が一人一人生徒と向かい合って丁寧              に指導している。久振りに教育の原点を見たような気持ちになった。長谷川さんの様な方がおられるから        フンザの人たちは日本人に対して親愛的で感謝の気持ちを持っている。私学なので充分な設備、備品が        あるわけではない。教科書も二人で1冊とか理科実験室と云っても標本が数個あるだけ・・であるが              教育をする愛情は何処にも負けていない素晴らしいものを感じた。             イスラム圏は広い。独特の戒律を持って生活しているが、国によって雰囲気の違いが見られる。        パキスタンの中でも地域により差があり、厳しいところと比較的そうでないところがあるようだ。特に女性        は他人に肌を見せない、余り外に出ない・・と云ってチャドルで身体を覆っているが、此処フンザでは              特に厳しいようには見えない。女性が外に出て農作業をしている姿も珍しくないし、写真を撮っても嫌がる              風ではない。イスラム圏の中でも比較的に特異な地域と言えよう。若い人たちの結婚について聞いてみると              一応本人同士がその気になればお互いの両親に話し、その後親同士が話をして決まりだとか自由に行われて              いる。一方イスラマバード付近では本人の意思に拘わらず、親同士で決めて結婚させるとか・・。この              地域では女性の写真を撮ろうとすれば、石でも投げられそうな厳しい雰囲気であった。同じパキスタンの        中でも、同じイスラム圏でもそれぞれ多少の差があると云うことである。    イスラム圏と聞けば酒好きの人には辛い!アルコール類はいっさい駄目と心得て最初から覚悟していた        方がよい。パキスタン航空で成田を出発して、機内ではビールも出ない。ペプシコーラ、ジュース類、        水程度である。ただし到着までの機内で飲むだけの持ち込みは許している。イスラマバードに着いて              からは勿論飲めない。しかし例外があり、外国人に限りホテルの酒場や自分の部屋であれば、届け出て              署名すれば飲めるとか・・またホテルのレストラン内では8:00-18:00の間はOKだそうだ。しかし夕食と              云えば大方は19:00以降であるから、夕食のビールを楽しむ・・とは行かない。ここが残念!なところ。              しかし北部のフンザやグルミットでは飲めることがある。ビールは北京製と何故かオランダ製(150RS=              \150)。その他には桑の実で造った地酒で○○ワイン。飲み慣れたワインと思って飲むと大変!ウオッカ        に似たとても強く飲めたものではない。丁度ミネラルウオーターの中瓶ほどの容器に入っている。値段        は高くて300RS=\600程度である。酒飲む人もこうして苦労する。これも旅の面白さかも知れない・・・           フンザには美人が多い!イスラム圏の中でも独特な表情を持っている。色白で彫りが深く、目はパッチリ        と大きく、・・目の表情が優しいのである。ほんとに美人が多いので不思議に思ったくらいである。全部        の人がそうだとは云わないが、比較的そういう美人が目に付くのである。聞いてみるとそれなりに謂われ              があるようで、昔アレキサンダー大王の遠征軍が東進した時にフンザ王国にも足を踏み入れた。その時の              末裔がいるとのこと。西洋人的顔立ち、色の白さ、目の優しさなどに特徴が出ているのかも知れない。 旅をしていると元気な高齢の方にお目にかかる。今まではニュージランドで出会った81歳のご婦人。 添乗員の説明には必ず自分でメモをとり、毎日の生活では老眼鏡も使わず、新聞を隅から隅まで目を        通されるという。驚くほど元気な方だった。今回は85歳の元気なお婆ちゃんに出会った。年齢を感じさ        せない前向きな気持ち、遺跡の200段の階段も杖も使わず若い人と同じように歩かれる。誰とでも        積極的に話しかけられ、誰からも親しまれ、年を取ったらこんなお婆ちゃんになりたい・・と言わせる。         こんな人に出会うとこちらが勇気つけられ、元気が貰える。目的をしっかり持って生きている人は年を              取らないというのは本当のようだ・・・。素敵なお婆ちゃんに出会った!    最近「旅ランキング」という雑誌が創刊された。海外旅行の地域別・目的別に、多くのパックツアーを        分析し、お勧めをランキングしたものである。これからお出掛けしようとする人には大いに役立つ内容で        ある。最近のように数十とも数百ともある旅行社がそれぞれにパックツアーを出している。その数は相当              なものである。それらの中から「一番いい旅」を選択することは至難の業である。当たればよいが、折角              なけなしの金を叩いて最悪のパックを選べば、それは悲劇である。最小の費用で最大の楽しい旅が選べた              ら・・・と誰しも望むところである。そのお助け役がこの「旅ランキング」である。              何処の旅行社でも同じ・・と安易に考えず、中身をよく調べることは、結果において大きな差が発生する      のである。事前にこの様な雑誌を読んで参考にしてパックツアーを選ぶことが出来れば、旅も楽しいもの        となろう・・時宜を得たなかなかよい企画の雑誌だと思う・・     今回の旅もまた面白かった!いろいろパキスタンの文化や大自然の雄大さに触れることができ、考え              させられたり刺激を受けることができた。やはり日本文化だけでなく世界の文化を見て体験して感じる              ことができる喜び・・・これが生きているという実感に繋がるのである。やはり旅は楽しい!     とは言っても、今の時期イスラム圏はテロがあちこちで活動を強めており、決して安全な旅行地では              ない。外務省の危険情報も発出されており、「渡航の是非を検討ください」以上のものであったが、旅には              危険がつきもの・・との何時もの覚悟で参加した。折角のチャンスは逃さない!今回もまた無事に旅を終え              ることができ、感謝!感謝!である。

   

旅程&印象に残った・・・見どころスナップ


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旅程マップ ( 写真左 )
成田→北京経由→イスラマバードチラス(カラコラムハイウエー)フンザグルミット(パス氷河/パトウラー氷河)フンザ(バルチット・フォート/ホッパー氷河/民家訪問/日の出パノラマ/長谷川スクール)ギルギット(町内観光/カールガーの磨崖仏/バザール/吊り橋)ペシャム(岩絵)サイドシャリフ(プトカラ遺跡/スワット博物館)イスラムバード(タクティ・バイ/ファイサル・モスク/ダルマラージカ/モーラー・モラドウ寺院/タキシラ博物館)→北京経由→成田

旅程・絵日誌・・・・・・ユーラシア旅行社添乗員 斉藤 さゆりさん記・・・・・

イスラマバード〜チラス

チラス〜ギルギット〜フンザ

パス氷河〜バトウーラ氷河

ホッパー氷河〜フンザの民家訪問

日の出〜長谷川スクール

チラスの吊り橋〜シャティアールの線刻画

ブトカラ遺跡〜スワート博物館

タクテイ・バイ

タキシラ

第1・2日目
第3日目
第4日目
第5日目
第6日目
第7日目
第8日目
第9日目
第10日目
    


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カラコルムハイウエー ( 写真左 )
カラコルムハイウエー(KKH)はパキスタンと中国を結ぶ重要な幹線道路である。1958年から中国とパキスタンとの合同事業として、20年かけて完成した。その間数千人の人が亡くなったという。ハイウエーと云えば聞こえがよいが、断崖絶壁を砕いて造った道で雨が降れば土砂崩れや落石で通行不能になるような厳しい状況である。簡易舗装がしてあるものの至る所凸凹があり、遙か下側にインダス川を見ながらガードレールもない道をヒヤヒヤしながら走る。



パキスタンの秘境・フンザ ( 写真右 )
イスラマバードから約800Kmもカラコルムハイウエーを北上する。山際の崖を砕いた道をバスに揺られて走る。正に地獄の道と言える道を延々と10時間以上も走ってやっと辿り着く。しかし、そこには7-8,000mの光り輝く冠雪の山々に囲まれた桃源郷・フンザがある。よくもこんなに美しい処があるものだと感動するばかり。カラコルム山脈の雄大な眺めと紅葉の美しい農村風景は素晴らしい。


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フンザの紅葉・・ ( 写真左 )
我々が訪れたのは10月半ばであったが、紅葉には一寸早いかなー・・という状態であった。しかし3日間滞在中に、日に日に紅葉が進む様はそれでなかなか趣があった。話に聞けば一週間前に出発した組は霙が降り寒くて寒くて山は見えずガッカリだったとか・・。我々は幸運にも連日の快晴でこの美しさを堪能することができた・・・。



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長谷川恒男メモリアルスクール ( 写真左 )
此処フンザでは日本人アルピニスト長谷川恒男さんを知らない人はいない。1991年10月未踏峰のウルタル(7,329m)に挑戦中第4ベースキャンプ付近で強風に煽られてロープが切れ遭難した。残された奥さんはその時の村人の協力へのお返しと夫の念願であった学校をここに建てた。「長谷川メモリアルパブリックスクール」である。男女共学、英語教育による幼稚園から高校までの約500名が授業を受けている。見学した時一斉に歓迎の挨拶を受け、また一生懸命勉強している姿に感動した。



子供達の素顔 ( 写真右 )
パキスタンでも沢山の子供達と会った。みんなきれいな目をしてとても可愛い。観光箇所で停まると何処からともなく子供たちが集まってくる。写真を撮ってくれとかボールペンをくれとか云っているが、それほど無理強いしてるわけではない。写真を撮ってやるととても喜んでいる。デジカメだと直ぐに見られるので不思議に思って覗き込んでくる。子供たちは純真でいい。こんな可愛い子供達に戦争などの悲惨さを負わせたくない・・・・


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グルミット村 ( 写真左 )
ここはフンザからカラコルムハイウエーを3-40Km北上したところ。フンザの藩主の別荘があった場所でもある。トイレ休憩の後パス氷河やバトウラー氷河を見学に行く。町からはギザギザ山で特徴的な美しいトポップタンが眺められる。干した杏がとても美味しかった。



ギルギット村 ( 写真右 )
フンザから約100Kmくらい南下したところ。ギルギットはノーザンエリアの事実上の首都であり観光客も多い。元をただせばインドとパキスタンが緊張関係にあるカシミール紛争の勃発の地でもある。カルーガーの磨崖仏やギルギット最古の吊り橋などが見られる。


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シャー・ファイサルモスク ( 写真右 )
サウジアラビアのファイサル国王の資金援助で建設されたモスクでアジア最大の規模を誇る。モスク内部には15,000人、敷地内には10万人の礼拝者を収容できる。四隅に建つ尖塔の高さは90m、モスク頂部の三日月はイスラムの象徴である。入場の際は靴を脱いで預ける・・・・


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プトカラ遺跡 ( 写真左 )
BUT(ブッタ)KARA(場所)の意。基底部の直径が17mもある大ストウバーを中心に200を越える小ストウバーが林立していた。中心のストウバーは紀元前3世紀頃アショカ王によって建立された。紀元後塔の周囲に仏像が填められていった。現在は基底部だけ残っており、装飾品や発掘品はサイドシャリフの考古学博物館に収蔵されている。




世界遺産・タクティ・バイ ( 写真右 )
ペシャワルの北西80Kmにあるガンダーラ遺跡。1世紀から7世紀にかけてカニシカ王により山の上に建てられた僧院。仏教聖地として栄えた。南の高台に塔院、中庭を挟んで北側に僧院と厨房が並んでいた。また西側のテラスの下には瞑想の小部屋が設けられていた。460年頃フン族の侵入があったが遺跡は破壊されずに残った。しかし寄進者がいなくなり7世紀には閉鎖になる。世界遺産に登録されている。

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世界遺産・タキシラ ( 写真左 )
タキシラとは「切り出された石の町」の意。紀元前6世紀には既に大都市であった。紀元前4世紀にアレキサンダー大王が侵入ヘレニズム文明を伝えた。紀元前3世紀にはアショカ王が仏教を広める。タキシラは2度の遷都を経ながら西方と東方の異文化を吸収しつつ、数々のガンダーラ芸術を生み出して行った。タキシラの遺跡群はジョーリアン遺跡、モーラモラド遺跡、シルカップ遺跡など広く点在しており、ガンダーラ遺跡群の中でも重要な地位を占めている。発掘物はタキシラ博物館に収められている。世界遺産。



シャンカルダール・ストウーバー ( 写真右 )
3-4世紀頃に建立された高さ27.5m、直径13mのストウバー。オットラーシナ王が象に仏舎利を運ばせていて、此処で象は倒れて死んだ。ここに象と仏舎利を納めて塔を建てた。建立当時は黄金に輝いていたという。均整のとれたドームは見事である。


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その他のスナップ ( 写真左 )
ここではトピックス的な写真を集めて載せている。ちょっと不思議に思ったことや珍しい風景や面白いものなどいろいろである。今回のパキスタンは政情不安で渡航注意情報が出ており、警備員が2人小銃を携えて同行してくれた。銃を持ったことがない我々には物珍しさからこのショットとなった。この写真はそれらしい雰囲気が感じられればいいと思っているのだが・・.



特異な車の装飾! ( 写真右 )
パキスタンに来て最初に目に付くこの異様な車の装飾!アッと驚くキンキラキン!前面から見ると大きな山車が動いている感じだ。赤系の派手な色遣いで自分の好きな風景画や動物、鳥などが描かれている。一台の装飾に掛けるお金は大体25,000RS(ルピー)日本円で約\50,000円だ。何と平均月収の五ヶ月分である。トラックが派手だが大きな車ほど壮観である。


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危ないぶら下がり! ( 写真右 )
このぶら下がりも凄い!どの車もどの車もぶら下がったり屋根の上に乗ったり、乗れるだけ乗る・・という感じである。それにしてもこれで猛スピードで走る。対向車とすれ違うときに挟まれたりカーブを切って振り落とされないのかと思うのだが・・みんな腕の力が強いのか悠然と乗っている。この国には交通ルールはないのかとも思う。乗車定員はないに等しい状態に驚いた。


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お気に入りの絵葉書 ( 写真左 )
何処に旅しても、絵葉書を必ず買うことにしている。美しい絵葉書は友人に雰囲気だけでも・・・と出すことにしている。大体、絵葉書の値段と切手の値段でその国の物価水準が判断できるのである。高いところは我々観光客にとって日常品が高いということになる。単なる風景のものより、主張を感じる絵葉書が面白いと思っているのだが・・・。



パキスタンの美しい花々 ( 写真右 )
パキスタンの町の中は砂埃がひどい。車が通れば埃が舞い上がっているのだが、みんな平気だ。乾燥した状態だから花などは見られないと思っていたが、気を付けて見ているとこんな花々が咲いていた。特に珍しい花はないようだが・・やはり美しい花は気分が安らぐ!果物はフンザあたりではリンゴや洋梨、ぶどう、杏など沢山採れるようだ。バザールではバナナが沢山売られていたが・・木を見なかったが輸入なのかなー?
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My Photo ( 写真左 )
一人で旅行していると自分の写真を撮る事が少ない。ビデオのファインダーを覗き風景など一生懸命脳裡に焼き付けているが、よく人から「こんな風景がありましたか?」とか「見物が充分できましたか?」とか聞かれる。本人は結構普通の人より物をよく見ていると思っているのだが・・。せいぜい数枚の写真であるが貴重なものである。今回はビデオを置きデジカメ一本で撮影し、アッという間に3,000枚を撮ってきた。



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