ようこそ!

ナミブ砂漠と孤高のヒンバ族、
ナマクワランドの野生の花々の旅 編


旅のデザインルーム (2009.08.19〜09.02) [拡大]
ナミビアと南アフリカを回ってきました。 ナミビアは何所にあるの?っと言っても日本の約2.2倍の面積を持つ大きな国。 人口はわずか210万人、人口密度は2.5人/平方キロと驚くほど低い。 此処にはいろんな珍しいものが沢山ある・・ 世界最古の砂漠の一つ「ナミブ砂漠」朝日夕日に真っ赤に染まる赤い砂漠! また文明社会と断絶した「孤高の民・ヒンバ族」まさに秘境の世界! 一方、南アフリカでは「「神々の花園」といわれるナマクワランド! 1年のうち僅か2-3週間だけ砂漠一面に咲き誇る赤、黄色、オレンジ・・の花々 世界にこんな美しい花園があったのか!・・と信じられないほどの美しいさ!  これら2つの国は、見所も多く期待した以上の成果があった。 何よりも、好天気に恵まれた素晴らしい旅であった。 今回もまた新しい発見、新しい感動があった。 やはり旅は楽しい・・!! Outzo・Kaokoland・Walvis Bay・Sesriem・Keetmanshoop
Springbok・Clanwilliam・Cape Town
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神々の花園・ナマクワランド!!
僅か2-3週間の命とは言え
毎年必ず咲き誇る美しい光景!!
まさに神々の花園!!壮大な美しさ!
赤く美しいいナミブ砂漠!
この美しい色、形・・ 
自然が造りだした最高傑作!
砂漠は生きている・・ 

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孤高のヒンバ族!
独自の文化の中に生きる・・
逞しい姿、我々には驚きの世界・・ 

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世界遺産古代ブッシュマンの岩絵!
古代の生活を見る![拡大]
野生動物の楽園・エトーシャ!
ナミビアでも野生動物が・・[拡大]
世界第2の大峡谷・
フィッシュリバ・キャニオン!

雄大な景観!
やはり迫力がある・・[拡大]

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オットセイの楽園・ケープ岬
凡そ200万頭〜250万頭
その迫力と奇声、異臭も凄い![拡大]
「奇想天外」ウエルウイッチア!
寿命1000年〜2,000年とも
不思議な植物・・[拡大]
不思議な「化石の森」!
2億8,000万年前の流木
化石がごろごろ・・・[拡大]




*ナミビアの砂漠、孤高のヒンバ族とナマクワランドの野生の花々の旅
総括スライド 40枚+46枚+46枚+36/620秒

*お気に入りショット ! 62枚
*お急ぎの方への お気に入りショット ! 85枚



基本情報はこちらを参考に !! ナミビア政府観光局 南アフリカ政府観光局 外務省



ナミビアの砂漠、孤高のヒンバ族と
ナマクワランドの野生の花々の旅 総括:
ナミビアと南アフリカを回ってきました。ナミビアは南アフリカの北隣の国。今回の旅の企画は、ナミビア では砂漠ファンには垂涎の地・有名なナミブ砂漠と文明社会と隔絶した生活をしている「孤高の民」と言われてい るヒンバ族の村を訪問すること。またエトーシャ国立公園では野生動物を見ること。さらにナミビアで唯一の世界 遺産である「ブッシュマンの岩絵」を見ること。南アフリカでは一年のうちこの時期にだけ砂漠が一面の花畑にな るという「神々の花園」ナマクワランドを訪れるという中々欲張った内容であり、大自然、秘境・僻地をテーマに している私にはとても興味をそそられた素晴らしい企画内容であった。   世界には二百数十カ国の国と60数億の人が生存しているが、それぞれに歴史的な固有の文化、風俗、習慣を持 って生活し、さらに見たことも、聞いたこともない大自然の環境の中で生活している。それぞれに価値観の違いま で含めると、世の中には珍しいこと、不思議なことが沢山あるものだとつくずく思う。限られた、与えられた人生 の中でそれらの不思議を体験することは微々たるものだが、人間の好奇心が残っている限り、これらを体験した時 の感動を求めて旅をする、これが生きているという証だと思っている・・旅をして歩く人が年々増加しているがそ れぞれがどんな思いで旅を楽しんでいるのだろう・・          今回バスによりナミビア北部から南アフリカのケープタウンまで国境を越え縦断した形で約4,000Km走った ナミビア国内では9日間にわたり約3,500Kmの長い距離を走った。毎日行けども行けども草原、砂漠が続いている ことに驚いた。国土は日本の約2.2倍の面積を持ち、人口は約210万人。人口密度は驚くことに1平方キロに約2.5       人であるから郊外では人の姿を見ることはない。主要産業は牧畜、ダイヤモンドやウランなどの天然資源、えび       や鰯などの水産業、それに観光業を加えた4本柱である。でも失業率は37%と高く、貧富の差は激しい。郊外を走 れば一面黄色の枯れ草が延々と続く・・   世界には変わった風習を持って生活している人たちがいるが、今回のナミビアのカオコランド地方に住む       「孤高の民・ヒンバ族」はその一つである。元々は17世紀にザンビアから移住したヘレロ族の流れを汲み、       ヘレロ族は西洋文化の生活に入り、一方文明社会を拒絶し、古い伝統的な生活を守り続けて来たヒンバ族       アフリカ最古の民族の一つである。同じ民族が大きく生き方を分岐した結果である。女性の姿は独特で上半身が       全裸で「オカ」という赤岩の粉と牛脂のペーストを体や髪に塗り、羊の皮で出来たスカートを巻き、貝殻や皮の       装身具を飾っている。この地方に約 5,000人が住んでいるといわれている。町中でもヒンバ族の姿を見かけるが       我々と全く違った世界に住んで違った価値観をもって生活しているその姿を見た時はやはり驚きであった。       また、町中で出会ったヒンバ族以外にも裸族がいたことにも驚いた!    オプウオ市内から約15Km入った山間いのオフングムレ村を訪問した。そのヒンバ族の村には数グループが        それぞれ木で柵を作った中で生活していた。男性は5-6カ月は放牧に出ていて村には女性と子供たちしか残ってい        なかった。彼女たちの生活の一部、住まいや「オカ」で化粧する様子、香を焚く様子、手作り品の販売、踊りな          どを紹介してもらった。記録を取る習慣もないので年齢などは不詳であるが、しかし身に着けている飾りなどで 未婚/既婚、子供の有無や人数、両親の死別の有無などは判別できるようになっている。「オカ」は虫除け、寒さ 除けなどの効果があり、水浴びの習慣がないので、素肌になるのは一生のうちで2回程度、病気で診察を受ける 時と結婚する時だけだそうだ。一夫多妻で生む子供は多く7-8人が普通で、多い人は16人もいるという。文明社会 と隔絶と云いながらも子供たちの読み書きは通信衛星で行っているとか・・何れ文明社会の波に侵されるのも時 間の問題のように感じた。   広さ 2万3,000平方qを誇る世界最古の砂漠の一つ「ナミブ砂漠」は朝日夕日に染まり「赤い砂漠」とまで 表現され美しい光景は多くの旅人を虜にしている。砂の成分の約20%が酸化鉄を含む石とガーネットと云われ、太 陽光の照射角度によって刻々と変化する景色は圧巻!オレンジ川によって運ばれた赤い砂はベンゲラ海流に乗っ       て北上し海岸に打ち上げられ、それが西風によって内陸に運ばれて大きな砂丘に成長したものである。世界最大       級の砂丘群が続く風景は素晴らしい!個々の砂丘には、7番とか45番とか番号が付いていて、中でも45番砂丘は日 の出、日の入りのウオッチングスポットとして有名である。最奥部のソススフレイに行く途中にある。砂丘の高 さは300m位であるが、砂の粒子が小さく、足がめり込んで中々進まない・・。3歩歩いて2歩後退・・。また細 かい砂の粒子がカメラを直撃する!最奥部のソススフレイでは専用の4WDに乗り換えて約30分で終点に到着。ここ から砂丘に上る。頂上に上がらなくても赤茶けた砂と木々の緑の織りなす雄大な光景が楽しめる。この砂漠の中 でも夜露の水分を吸って生きている動物がいるのも不思議だ・・・・   南アフリカの北西部、ケープ州に広がる「神々の花園」と云われるナマクワランド。南北に800Km、東西に       300Kmと広がる広大なワイルドフラワーの大地である。1年のうち2-3週間という限られた期間に見られる地球最大       規模の野生の花園。3,000種とも4,000種とも云われる植物、その殆どが固有種だ。オレンジ、白、紫、黄色・・       の花々!約8,000万年も続いてきた砂漠性乾燥気候。そこに寒冷前線の北上に伴い沿岸で霧が発生し僅かな雨が降       り、この恵みの雨が降ると砂漠の地に一斉に花が咲く・・ 。今回、新しい発見が2つあった!一つは姿を変え       二度咲きするデイジーの花!も一つは水気のない岩にだけ根を付け花を咲かす不思議な花!・・この世の不思議!              3日間にわたりフーハップ自然保護区(Goegap Nature Reserve)、ナマクワ国立公園(Namaqua National Park)、       ウエストコースト国立公園(West Coast National Park)などを歩いた。その他にもスプリングポックのホテルの       裏山や近くの村にも出掛けた。時期的にも天候にも恵まれて、それぞれ5箇所に咲く花も異なりとても幸運であっ       たと云えよう・・まさに「神々の花園」であった。    2,007年にナミビア唯一の世界遺産として登録された古代ブッシュマンの壁画。紀元前 1,000年から紀元後        1,000 年ころまでこの地方に住んでいたと言われる先住民のサン族(ブッシュマン)が描いた岩絵である。キリン、        ライオン、シマウマ、サイ、スプリングポックやダチョウなどの絵や動物たちが水を飲みに集ってくる様子など           が描かれている。よく見るとペンギンやアザラシらしき絵も見られる。描かれた絵は2,500点もあると云われて いるが、彼方此方に散在し崩れ落ちた赤岩に浮かび上がる絵は風雨に晒されておりその保存が気にかかる。何れ 風化して唯の岩ころにならねばよいがと懸念する・・・・   もう一つ新しい発見をした!コカブーンという珍しい巨木(?)をはじめて知ったのである。マダガスカルの バオバブのように特徴のある樹形で良く目立ち印象に強く残った。コカブーンはアロエ科の植物で水分を蒸発さ せないように枝には薄い油膜がある。砂漠地帯には珍しく背の高い木で1,955年ナショナルモニュメントに指定さ       れている。この樹木の英語名はQuirer(矢筒)といい、サンブッシュマンは矢を収める筒として使っていたそうだ       ・・。よく見ると木の形が異なるが4種類あるそうだ。ナミビアでは降雨量も年間約 20m/mと少なく枯れて茶色 であるが、南アフリカに入れば降雨量も年間400m/mと多くなり緑色の葉のコカブーンが見られるから驚く。最近 は生育地域も南下しているそうだ・・ナミビアや南アフリカに行ったらコカブーンの木をお忘れなく・・   お花の町スプリングボックを南下してクランウイリアムという町で一泊した。特にどうということもない町と 思っていたが、これも驚いたことに今日本で大人気の「ルイボスティー」の原産地であった。このルイボスティ ーの効能は今更説明は不要と思われるが、古くから原住民の中では「不老長寿の薬」として飲まれており、日本       でも「奇跡のお茶」として親しまれている。この原木は南アフリカでもここクランウイリアムの町の半径300Km       以内だけの特殊な土壌にしか生育しないという。種子は小さく発芽3-4ヶ月で12-3cmに成長し、畑に本植えし満 3年目から収穫、7年目には有効成分が少なくなるので焼却するという。高さ1-1.5mの花の咲く木(草)が原料 である。ケープタウンでは「ルイボスティー」の工場見学ができてラッキーであった。   今回の旅もまた面白かった!いろいろ想像を越える環境の中での文化や大自然の雄大さに触れることが           でき、考えさせられたり刺激を受けることができた。やはり世界を歩き新しい文化を見て体験して感じること            ができる喜び・・・これが生きているという実感に繋がるのである。やはり旅は楽しい!

   

・・・・ 旅程の概要・・・・・


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旅の日程・・
旅程マップ・・ ( 写真左 )
東京→香港→ヨハネスブルク→ウィントフーク→オージョ泊→エトーシャ国立公園→カオコランド地方泊(ヒンバ族の村訪問など)→ダマラランド泊 (バーントマウンテン、古代ブッシュマンの壁画見学など)→クロス岬→スワコプムント→ウォルビスベイ泊→砂丘デューン7→ナミブ・ナウクルフト国立公園→ セスリウム連泊(ムーランド・スケープ、ソッサスプレイ、砂丘デューン45の見学など)→コカブーンの森→キートマンソープ泊→ フィッシュリバー・キャニオン→スプリングボック連泊(ナマクワランドの花々鑑賞など)→クランウィリアム泊(ルイボス・ティー工場見学など)→ 自然保護区→テーブルビュー・ビーチ→ケープタウン泊→ヨハネスブルク→香港→成田/関空

外務省発行
*ナミビアの危険情報
*南アフリカの危険情報


旅程・絵日誌・・・・・・旅のデザインルーム 添乗員  堤 秀明さん記・・・・・



・・・・ 印象に残った・・・見どころスナップ・・・・・


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ナミブ砂漠の美しいショット!!


ナミブ砂漠の美しい風景!
広さ 2万3,000平方qを誇る世界最古の砂漠の一つ。最奥部のソススフレイの砂丘が特に有名で、アプリコット色の赤い砂丘、砂漠が見られる。砂の成分の約20%が酸化鉄を含む石とガーネットと云われ、太陽光の照射角度によって刻々と変化する景色は圧巻!オレンジ川によって運ばれた赤い砂はベンゲラ海流に乗って北上し海岸に打ち上げられ、それが西風によって内陸に運ばれて大きな砂丘に成長したものである。1,907年に国立公園になり1,986年から現在の大きさ(日本国土の15%)になった・・。セスナ機による上空からの遊覧は1機(5名)チャーターで約70分で\50,000程度でやっている・・



デユーン45の風景!
世界最大級の砂丘群が続く風景は素晴らしい! 個々の砂丘には、7番とか45番とか番号が付いていて、中でもこの45番砂丘は日の出、日の入りのウオッチングスポットとして有名である。最奥部のソススフレイに行く途中にある。砂丘の高さは300m位であるが、砂の粒子が小さく、足がめり込んで中々進まない・・。3歩歩いて2歩後退・・。最奥部のソススフレイでは専用の4WDに乗り換えて約30で終点に到着。ここから砂丘に上る。頂上に上がらなくても赤茶けた砂と木々の緑の織りなす雄大な光景が楽しめる。この砂漠の中でも夜露の水分を吸って生きている動物がいるのも不思議だ・・・・


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ナマクワ国立公園!


ナマクワランドの野生の花々! 
南アフリカの北西部、ケープ州に広がる「神々の花園」と云われるナマクワランド。南北に800Km、東西に300Kmと広がる広大なワイルドフラワーの大地である。1年のうち2-3週間という限られた期間に見られる地球最大規模の野生の花園。3,000種とも4,000種とも云われる植物、その殆どが固有種だ。オレンジ、白、紫、黄色・・の花々!約8,000万年も続いてきた砂漠性乾燥気候。そこに寒冷前線の北上に伴い沿岸で霧が発生し僅かな雨が降り、この恵みの雨が降ると砂漠の地に一斉に花が咲く・・我々は3日間でなんと5箇所を回って楽しんだ・



ヒンバ族の村訪問の風景!
ナミビアの奥地、カオコランド地方に住む「孤高の民」ヒンバ族。文明社会を拒絶し、古い伝統的な生活を守り続けている。アフリカ最古の民族の一つである。女性の姿は独特で上半身が全裸で「オカ」という赤岩の粉と牛脂のペーストを体や髪に塗り、羊の皮で出来たスカートを巻き、貝殻や皮の装身具を飾っている。元々は17世紀にザンビアから移住したヘレロ族の流れを汲み、この地方に約 5,000人が住んでいるといわれている。時間の観念がなく年齢は不詳、食事は一日2回・・。村の近くのショッピングセンターでは彼女たちの姿を見ることができるが撮影には5-10$(\70-140)程度のチップを要求されることもある・・


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赤茶けた化粧の様子!
装身具から身分を探る!



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エトーシャ国立公園の動物たち!
こちらは図鑑で紹介!
鳥類!動物!

エトーシャ国立公園の風景! 
ナミビア北部に位置するエトーシャ国立公園。エトーシャとは「乾いた白い土地」という意味。約1,200万年前には巨大な湖であった。今でも園内の中央部には、琵琶湖の約8倍の広さの乾燥塩湖がある。エトーシャでは114種の哺乳類、340種の鳥類、16種の爬虫類がいる。園内にはウオーターホールという水飲み場が点在し、ライオン、ヒョウ、ジャッカルや象、キリン、サイなどの姿を見る事が出来る。野生動物が見られる観光スポットとして知られている。園内は広く起伏も少なくGame Drive と言っても4WDでなくても幹線を通って水飲み場を循環できる。また園内案内所周辺には郵便局、売店などもある・・



世界遺産古代ブッシュマンの壁画!
紀元前 1,000年から紀元後 1,000年ころまでこの地方に住んでいたと言われる先住民のサン族(ブッシュマン)が描いた岩絵。キリン、ライオン、シマウマ、サイ、スプリングポックやダチョウなどの絵や動物たちが水を飲みに集ってくる様子などが描かれている。よく見るとペンギンやアザラシらしき絵も見られる。2,007年にナミビア唯一の世界遺産として登録された。崩れ落ちた赤岩に浮かび上がる絵は風雨に晒されておりその保存が気にかかる・・・・


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クロス岬の風景! 
スワコプムントの北 115Kmに位置する世界最大のオットセイの繁殖地。此処には凡そ200万頭〜250万頭のオットセイが住んでおり見渡す限り群れが続く。その迫力と奇声、異臭も凄い!この地は1,486年ポルトガル人のディエゴ・カオが上陸して十字架を立てたところで、ケープクロスと呼ばれるようになった。子供のオットセイを狙うジャッカルの姿も見られた。アザラシとオットセイとアシカの違いが分かりますか?アザラシは鉤爪のある前ひれで耳介のない耳、4肢で歩けない。オットセイはアシカに比べやや小さく、前ひれが長く、耳介が目立ち、後ろひれの趾が揃っており歩くことができる。ハーレムのオスは他のオスからの侵略に対し威嚇の奇声と闘争を繰り返している・・



フラミンゴ・ラグーンの風景!
首都・ウイントフークから西に数十キロ走ればウオルスベイという港町。此処にはフラミンゴが生息するラグーンがある。フラミンゴといえばケニヤのナクル湖が有名であり、数千から多いときで数百万のフラミンゴが集ることで知られている。規模は小さくてもナミビアでもフラミンゴが見られるのは楽しみである。今回は数十羽程度で多くを期待しないほうがよい・・


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美しい日の出/日の入り!

フィッシュリバーキャニオンの風景!
驚いたことに、アメリカのグランドキャニオンに次ぐ世界第2の規模を誇る大峡谷。最大幅 27Km、深さ 550m、距離 160Kmというから凄い! 低い峡谷と高い峡谷が組み合わされた珍しい二重構造になっており「渓谷の中に渓谷がある」と云われている。展望台からの眺めは川がスネークベンドしていて似た風景はアメリカの国立公園や中国にもある。展望台より左側に100m位歩いたところの風景が迫力があってお勧め。峡谷の中を4−5泊かけてトレッキングするツアーも人気があるそうだ・・。ちなみに世界第3位の大峡谷は南アフリカのブライデリバーキャニオンと云われている。



コカブーンの森の風景!!
コカブーンはアロエ科の植物で水分を蒸発させないように枝には薄い油膜がある。砂漠地帯には珍しく背の高い木で1,955年ナショナルモニュメントに指定されている。この樹木の英語名はQuirer(矢筒)といい、サンブッシュマンは矢を収める筒として使っているそうだ・・。よく見ると木の形が異なるが4種類あるそうだ。ナミビアでは降雨量も少なく枯れて茶色であるが、南アフリカに入れば降雨量も多くなり緑色の葉のコカブーンが見られから驚く。最近は生育地域も南下しているそうだ。マダガスカルのバオバブのように特徴のある樹形で良く目立つ。


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化石化した森の風景!
2億8,000万年前の地殻変動で大洪水が起こり流されてきた木が砂に埋もれてそのまま化石化したものである。一面に化石がごろごろ転がっているが、中には年輪が鮮明に見られるものや木の皮の化石もあり叩けば中が空洞化しているように音質が変わるものもある。この付近一帯に沢山の流木が集ってそのまま化石化した光景は驚きである。所々にウエルウイッチアの姿も見られ、オス株とメス株がありその花や殻を見ることができた。アメリカのアリゾナ州にも同じような2億2,500万年前の化石が見られる化石の森国立公園がある・・



バーントマウンテンの風景
バーントマウンテン(黒い山)は2億8000万年前の地殻変動後に生じた火山活動で噴出した溶岩が急速に圧縮冷却して出来た柱状節理である。岩石は重く切り口は鋭い。ここがバーントマウンテンですと云われても何の変哲もないが、少し離れた所に柱状節理の層が見られる。見下ろす角度では迫力はなく、時間が許せば谷まで少し降りて下から見上げた角度がよい。この柱状節理はアイスランドや世界各地で見られ、日本でも北海道の層雲峡などでも見られる・・


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ムーンランドスケープの風景!!
ムーンランドスケープ・・月面を思わせる荒涼とした景色が広がっている。月面の風景と云われているが行ったこともない我々には想像の世界である。だが実際に行ってみると何の変哲もないただの風景で、これ以上の風景は何処でも珍しくなく、あまり期待しない方がよい・・・




Sesriem Canyonの風景!!
ナミブ砂漠の出口ゲートから直ぐ近くにある渓谷である。辺りは平地であり何処にあるのか分かりにくいが、駐車場がありその付近に割れ目があり覗き込むと深さ30m程度の底が見える。長い年月をかけて侵食されて谷が出来たようだが一説には1,500万年と言われている。側に渓谷に降りる道があり、下から見上げると確かに渓谷の様相を呈している。水は流れてなく側壁には小さな穴が無数に開いているが鳩の巣のようだ・・


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ウエルウイッチアの姿! 
和名を「奇想天外」といい、別名「砂漠オモト」とも云う植物。裸子植物と被子植物の特徴を併せ持ち、ダーウインが「植物界のカモノハシ」と云ったとか・・。寿命1000年〜2,000年とも。発見者のオーストラリア人ウエルウイチア氏の名前をとって呼んでいる。本来は二枚の葉で1年に1cmしか成長しないと言われている。オス株とメス株があり、オスの花殻は小さい。古いもので2,000年も生きており、地下には3-4mの根が伸びており地下水を吸い上げている。また大西洋からの霧や湿った風を葉についている吸水口から吸っている・・・



首都・ウイントフークの町中風景
ナミビアのほぼ中央に位置し、標高1,655mの高地にある。周囲をなだらかな山に囲まれた比較的に新しい町である。ドイツの植民地時代に都が造られたこともあり街は綺麗に整備された美しい町である。中世ドイツ風の建物が沢山残っている。高台には国会議事堂や美しい教会や学校、町中に降りれば当時の姿を残した駅舎もある。町の人々は人なつっこく笑顔で迎えてくれる・・


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スワコブムントの町中風景!
ナミブ砂漠の観光拠点となる町でナミビア第2の都市。スワコブ川の河口にある海に面した町で、旧ドイツ領であったこともありドイツの面影を残す美しい建物や町並みが残っている。町の中心地は碁盤目状になっており歩きやすい。近くに郵便局や公園や大きなスーパーマーケットもある。ここから車で東へ2Hrも走れば砂漠のど真ん中・・。海の直ぐ近くまで大砂丘が迫っている風景も珍しく素晴らしい・・



その他の町中風景!
目的地へ移動する時に飛行機を利用することが多いが、今回はバスによる移動であり、時間をかけて様々な風景を見てきた。幾つかの小さな町を通過してきたが其処に住む人々の生活風景であり楽しかった。どの国でも人々の生活風景には興味があり新鮮な驚きもあるので飽きることはない・・。歩いている人の様子や街の雰囲気、市場の様子、走っている車、住んでいる家、咲いている花々・・などなど。同行の中にビール好きな人がいて町に入るとスーパーでビールを買っていたが日曜日と祝日はビールの販売は禁止になっていてガッカリしていた。


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Solitaireの風景! 
ウオルスベイを出発してセスリウムへ向かう途中 Solitaire でトイレ休憩をした。レストランや売店があったが中庭には綺麗な花や鉢植えなどが飾られていた。大きなサボテンやまた車の部品を並べたオブジェなどもあり、僅かな時間を過ごした。此処の売店で売っているアップルケーキが有名だとのことであったが、買った人の話では甘過ぎるとか・・・・



Sossuvlei Lodgeの風景!!
セスリエムゲートの近くにあるソサスヴィレイ ロッジで昼食をとった。このロッジは中々ユニークで周辺の砂漠や環境にあうように造られている。昼食はビュッフェスタイルでスープ、各種肉類、野菜、炒め物など。、周囲の風景を眺めながらテラスでも食事をするのもよさそう。東側には、プールや宿泊部屋などが数棟並んでおり、また中庭には観葉植物や花の鉢が沢山並んでいて楽しめた。売店もあるが他の店より幾分安そうだった・・


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ナミビア国内ドライブルート!
南アフリカ国内ドライブルート!


道中の車窓風景! 
WINDHOEKを出発してナミビアから南アフリカのCAPE TOWN までの長距離バスの旅である。ナミビア国内が約3,500Km、南アフリカ国内が約500Kmで総走行距離は約4,000Kmに及ぶ。舗装された道は少なく、殆どが砂利道である。時には砂埃を浴びながら走った。所々町中でトイレ休憩を取ったが道中は枯れ草の黄色い大平原が延々と続いた。沿道では時々スプリングボックやダチョウやオリックスなどや珍しい樹木に作られた大きな鳥の巣にも出会った・・



道中の宿泊ホテル風景!
ナミビアと聞けばそんなによいホテルは期待できない。特に北から南まで砂漠を走る縦断の旅であれば、宿泊施設はホテルではなくロッジである。ロッジであれば部屋は狭くシャワーが付いているだけで満足しなければならない。中には電力も満足に供給できない所もあった。一番困ったのは電気のコンセントがB3L型で日本では売っていない代物。ホテルには予備は置いてなく、世界の旅行者を困らせているだろう・・


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テーブルビュービーチの風景!
南アフリカのケープタウンやテーブルマウンテンは観光スポットとしてよく知られている。このテーブルマウンテンビュービーチはテーブルマウンテンがくっきりと美しくよく見られる場所である。と云われているが当日は雲が掛かり全景が見られなかったのは残念であった。私は南アフリカは2度目の訪問となったが、前回、テーブルマウンテンのロープウエーがメンテナンス中で、ならば・・っと苦しい思いをして歩いて登ったことを思い出した・・



ルイボスティー工場訪問!
ルイボスティー工場を訪問した。南アフリカ原産で原住民は「不老長寿の薬」として古くから飲まれていた。ミネラル成分が多く、カフェインを含まず、活性酵素除去の効果があると言われ、消化不良、胃炎、肝臓、血液安定、健康で若返り、妊婦にもよく・・「奇跡のお茶」として日本では15年くらい前から人気のお茶である。工場では、製品の説明やいろんな種類の試飲などがあって販売もしていた・・原木(?)はクランウイリアムの町の半径300km以内しか生育しないと言われている。南アフリカの風土がこのお茶を作り出した。


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軽快なリズムが流れる・・!

ウオーターフロントの風景! 
ケープタウンのウオーターフロント! Victoria Wharf。ウオーターフロントに出来た一大ショッピングモールである。広い敷地内には 400 以上のお店、70 のレストラン、2つの映画館と言う規模。建物は2階建て、裏側はウオーターフロントでヨットなどが浮かんでおり、この海側にはレストランなどが並んでいる。広場ではミュージシャンが素敵な演奏をしていた。以前はこの地域は犯罪地域であったようだが見事に生まれ変わった・・



ナミビアと南アフリカの人々の表情!
ナミビアはオバンボ族、カバンゴ族、ダマラ族、ヘレロ族、白人他という民族構成。南アフリカはコーサ、ズールー、ソト、ツワナなどの先住民が7割、ヨーロッパ系が11%、などである。殆どが黒色系であり、道中色んな人たちと出会ったが何れの国の人たちも明るくて親切で優しく、我々旅人を温かく迎えてくれた。カメラを向けても拒むこともなく快く撮らせてくれた・・


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可愛い子供たちの姿!
何処の国に行っても子供は可愛い!何といっても表情がよい。無邪気で汚れを知らない瞳の輝きが素晴らしい。好奇心旺盛ですぐに近寄ってきて何かしゃべりたそうな顔をする・・。彼らにとって我々旅人は白人であり今まで余り見かけない異星人かも知れない・・



ナミビア/南アに咲く美しい花々!!
降雨量とお花の咲く関係は明確であり、ナミビアでは年間の降雨量が20m/mといい、南アフリカでは 400m/mと およそ20倍の差がある。ナミビアでは乾燥気候であり サボテンとか多肉植物が多く見られるがそれはそれで赤、黄色の美しい花が見られる。南下するにつれ花の咲く草や木も増えて来るが、独特な格好をしたアロエ科の巨木・コカブーンの木も葉っぱは枯れたように赤茶けているが南下するにつれ緑色を取り戻しているのも面白い・・


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素晴しい旅のサポーターたち
今回は、日本から同行の添乗員・堤秀明さんとナミビアではガイドのゲルソンさんとドライバーのロベルトさん、南アフリカではガイドのバネッサさんとドライバーのヨハンさん、皆さんに大変お世話になった。またバスのドライバーさんはベテランドライバーで、長距離を安全に運転していただき楽しい旅ができた。皆様には大変お世話になりました。感謝!感謝!・・・・・



その他のスナップ
数多くの写真を撮っていてもなかなか気に入ったものが少ない。此処ではちょっと変わった風景や珍しいものとかその土地の雰囲気を表している物などを選んでいる。一枚の写真にふと驚くものや心が癒されるようなものがあれば嬉しいのだが・・。今回はナミビアと南アフリカの旅。その国らしいものがあればいいのだが、目に付いた面白いものを紹介しよう・・


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お気に入りショット
町を歩いていると何気ないところに面白い場面が転がっていることがある。その土地の臭いを感じられるものや非日常的な面白いものを撮りたいと何時も思っているのだが、なかなか思うような写真が撮れない。一枚の写真はいくら優秀な100行の文章よりも数百倍の情報量を持っていると思っている。写真は素晴らしい!私のお気に入りのショットを選んだ。少しでも土地の雰囲気が感じられると嬉しい・・



お気に入りの絵葉書( 写真右 )
何処に旅しても、絵葉書を必ず買うことにしている。美しい絵葉書は友人に雰囲気だけでも・・・と出すことにしている。大体、絵葉書の値段と切手の値段でその国の物価水準が判断できるのである。高いところは我々観光客にとって日常品が高いということになる。単なる風景のものより、主張を感じる絵葉書が面白いと思っているのだが・・・。今回のナミビアでは絵葉書1枚が8R(@\114)、切手は7R(\98)、南アフリカでは絵葉書1枚が6R(@\84)、切手は7R(\98)であったが、絵葉書1枚日本へエアメールで\200だからまあまあかなー・・


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My Photo ( 写真左 )
今回もひとり旅であった。最近はホームページ用の写真をデジカメ一本で4,000枚以上も撮るので自分を撮る暇がないと言うのが本音である。ホームページ用の写真は欠かせない。被写体は風景や自然物などが多いが、最近はその土地の人物を撮ることに興味が湧いてきた。今回のナミビアと南アフリカの旅でも、写真を撮るのに夢中で、自分の写真は数枚しかなかった。




最後までご覧頂きありがとうございました。如何でしたか・・?
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