MUSIC♪♪・・・Resham Firiri
ヒマラヤ・ネパールの音楽を聴きながら
その雰囲気を感じご覧下さい!

ようこそ!

ヒマラヤ・ネパールの旅 編

JTB旅物語 S961-84 (2005.11.06〜11.13) [拡大] 日本から約10Hr! 時差3h15'バンコク経由で 「白く輝く神々のヒマラヤ!」ネパールに行って来ました! 長年の念願の地! やっと実現・・ 長い間の政情不安で、ツアーの催行もままならず・・ 東西2,800kmのヒマラヤ大山脈には、8,000mを越える巨峰が14も、 その半分の8座がネパールにあるのだ! 白く輝くその姿は美しいのなんの・・神々しさを感ずる。 カトマンズのナガルコットやポカラのサランコットの丘、カスキコットの丘 展望台からの眺望は素晴らしい!これぞヒマラヤ!! 更に、世界の最高峰エヴェレストは遊覧飛行で目の前に!・・ また、山だけではない・・世界遺産が3つもあるのだ。 「古都バクタプル」「カトマンズの市街地」「パタンの市街地」など! ヒンズー教と仏教が上手く調和した国・・見応えあり! 全行程お天気に恵まれて、こんな素晴らしい旅はない! 今回も新しい発見・驚きがあった。・・! 期待通りの素晴らしい所だった・・やはり旅は楽しい! Pokhara・Kathmandu・Bangkok
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カスキコットの丘からの眺望
     美しいお花がいっぱい!
     山とのコントラストが素晴らしい・・
     ああ!此処は桃源郷・・
ヒマラヤ遊覧飛行
目の前にエヴェレスト(左)とローツエ(右) 
雲の上から見る光景!
凄いの・・なんの・声も唸るだけ・・ 

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ネパールのマッタホルン!
朝日に輝くマチャプチャレ6,993m! 
やはりこの姿は美しい・・
ポカラの一番人気はこの山! 

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世界遺産「古都バクタプル」![拡大]
世界遺産「カトマンズ市街地」![拡大]
世界遺産「パタン市街地」![拡大]



*ヒマラヤ・ネパールの旅・総括スライド 102枚/220秒
時間のない方は分割で
分割@ 世界遺産・バクタプル旧市街地・他 編 * 分割A ナガルコットの丘展望・他 編 *

分割B 世界遺産・カトマンズ・他 編 *分割C サランコットの丘・ヒマラヤ遊覧飛行・他 編 *



ヒマラヤ・ネパールの旅 総括:
ネパールは以前から行ってみたい国の一つとして注目していた。しかし政情不安でツアーの催行が出来な い状態が続いていた。最近やっと部分的に落ち着いてきたので、ツアーが再開されて念願のネパールへ行く ことが出来た。ネパールといえばヒマラヤ山脈、冠雪の高山、高地のイメージがあり11月と云えば寒いので は・・と考えがちだが、それは杞憂に過ぎず、緯度からみれば奄美大島と同緯度であり、気温も23℃くらい、 標高もカトマンズで1300m〜1400m、ポカラで800m位で思うほど寒くはないのだ。山を見たり、写真を撮った りするにはベストシーズンを選ぶ必要があるが6月〜9月は雨期であり避ける。日本のベストシーズンで考え ては失敗する。行くなら10月〜5月の乾期を狙うべきだが、雲が少なく写真を撮るなら11月〜2月がベストで あろう。今回は全ての日程で快晴に恵まれて、美しいヒマラヤの山々を堪能でき、写真も思う存分撮ること が出来た。    ネパールといえば直ぐにヒマラヤ・エヴェレスト・・と山のイメージが強いが、今回のツアーでは山だ けではなく世界遺産を3つも見ることが出来た。カトマンズの古都バクタプル、パタン市街地、カトマンズ 市街地など古い寺院や人々の生活風景など見るべき物が沢山あるのだ。ガイド本には世界遺産としての説明 が少ないが、この他野生動物の王国チトワン公園などもあり、山あり世界遺産あり、大自然あり・・ またヒンズー教と仏教が上手く融合した文化、人々の生活風景など旅する人にとってはとても面白い国だと       あらためて感じた。   日本からの直行便はロイアル・ネパール航空のみで、他は自国の首都を経由してネパールの首都・カト マンズに入る便が多い。今回はタイ航空だったのでバンコク経由となった。バンコクからカトマンズ、カト       マンズからポカラと飛行機を使うが、ちょっと心得ておけば2倍楽しい空の旅ができる。往きは何れも「右       側窓席」復路は「左側窓席」をリクエストすることだ。ヒマラヤの美しい光景を楽しめるのだ。みんなよ  く知っていて誰もがリクエストするので早めにチェックインしないと望みは叶わない。エヴェレストを見る ならカトマンズやポカラからは遠すぎて見えない。別料金を払ってヒマラヤ遊覧飛行で見に行くことになる。 これは目の前に見られて素晴らしい。少し高いがそれだけの価値は充分にある。   ネパールの風習でとても興味を持ったのが「生き女神・クマリ」のことである。出発前にNHKの世界遺産       シリーズで少しの予備知識はあったが・・今の時代にこの様な風習があることに驚いた。実際にクマリの館       に行き生き女神の少女・クマリに会うことが出来たが、なかなかキリリとした理知的で美しい少女であった。       並みの少女ではクマリになれない!選ばれる条件は32項目もあり、全てに合致しなければならない。この 条件が凄い!身体の全ての部分が健康で、目、口、耳、顔、動作、歩き方・・ex 手は軟らかく繊細、ライ オンのような胸、ほら貝のような頬、青又は黒色の目、牛のようなまつげ、すずめのような低い声、・・こ              の他に強い意志、何事にも怖がらない・・心理的要素も加えられる。聞いただけであり得ない!と思うが・・。 選ばれた少女は親元を離れクマリの館に住み神としての修行をし、学校には行かず、祭事の時以外は外に出 ることもない。この生活は聖性のある間続き、初潮を迎えると次のクマリに交替する・・という不思議な風 習である。    ネパールで、も一つ意外に思ったことに、女性がとてもよく働くこと。畑を耕したり野良仕事や稲刈り、        脱穀・・など外で働いているのは殆ど女性である。此処はイスラム圏ではないので女性が外に出て働く。男性        が働いている姿を見るのは稀で、何時も街角や広場で屯してお喋りしている。何時何処で働いているのだろう              かと思う。話に聞けばネパールでは「一妻多夫」だとか・・一人の妻が複数の夫を持って、全て妻が仕事を命 じているそうだ。実権は女性が持っているのだ。不思議な国だ。イスラム圏では一人の男が4人の妻を持つこ              とが出きるそうだが、ここネパールでは逆の形になっている。世の中知らないこと面白いことが色々あるもの              だ・・          ネパールの国教はヒンズー教である。全体の8−9割がインドから伝わったヒンズー教、北のヒマラヤ        山地ではチベットから来たチベット仏教、またインドから来た仏教など色んな宗教が混在。このようにヒンズ        ー教と仏教がうまく融合されて人々の生活が行われている。しかしヒンズー教はインドでもそうだが根強く              カースト制を踏襲している。ネパールでも人々は生まれながらにして職業的身分が決まっているという。 我々からみれば悲しい一面を持っているように思える・・   少し話題を変えて・・日本の代表花はサクラ!サクラは日本人の心の故郷とも云われているが、実はこの        サクラの故郷はネパールであった!サクラは本来秋に咲いていた。ネパールのこの「ヒマラヤザクラ」は今        が満開である。このヒマラヤザクラと日本のサクラは16個の染色体を持つ野生種で、遺伝的に非常に近い              ことが調べて分かったのだ。ネパールでは秋、日本では春に咲くのはどうしてか?それは気候の違いで、ネ              パールは亜熱帯性で温度差が少なく穏やか、日本では四季があり一年の温度差が30度もあり厳しい。従っ て日本に来て寒い冬の間は葉を落として休眠する様に性質が変わったのである。因みにネ パールでも3000m 以上の所では寒いので4月頃に花が咲くのだそうだ。日本ではサクラの木の下で「花見」を楽しむが、ネパ ールではそのような習慣はないそうだ。「花見」は日本独特の文化で4月に咲くサクラは、卒業、入学、就 職など人生の節目と関わりが深く、日本人の心の故郷的花になっているのだろう・・日本のサクラの原種が ネパールにあったとは知らなかった!驚き!   もう一つネパールで驚いたことに、絵葉書がとても安い!一枚10ネパールルピー(\16)、日本までの航空切       手が25ルピー(\40)とこれも安い!今まで旅先で買った中では一番安い、世界一の安さである。通常絵葉書は       一枚\50-70、切手が\100-150であるから1/3から1/4の値段である。何故こんなに安いのだろう・・。僅か10日          ばかりで確実に日本に届いていたから本物だ。旅先で絵葉書と切手の値段を見ればその国の物価水準が分かる       と思っているが・・特筆すべき安さである。因みに音楽CDが400NR(\640)、野球帽が150NR(\240)・・これら も安い。しかしビール大瓶330NR(\528)、紅茶100g350NR(\560)・・こちらは観光価格になっており日本より高 い!   ヒマラヤの展望台としてよく知られているのは、カトマンズのナガルコットの丘、ポカラのサランコット の丘などであるが、我々がハイキングしたポカラのカスキコットの丘は超お勧めである。約2Hrのハイキング       であるが、登り口までバスで30'、そこからゆっくり歩きながら途中の民家や田畑で働く人を見たり、通学の       子供たちに出会ったり・・人々の生活風景を楽しみながら1-1.5Hrも歩けばカスキコットの丘に着く。そこは  美しい綺麗なお花がいっぱい咲き、白いヒマラヤが真近に見られてまるで桃源郷の世界!一休みしてネパール の美味しいミルクティを啜り・・こんな幸せはないと思う。こんな景色もあったのか!素晴らしいスポット である。   今回のJTB旅物語 S961-84「ゆったりヒマラヤ・ネパール紀行8日間」は素晴らしい内容で、価格をあわせ       考えれば Value for Money は秀逸である。是非お勧めメニューである! 企画内容が良く吟味されており、       時間的にも多少のゆとりがあり、見るべき所は全てみて、日本食も2回、美味しいチベット料理、綺麗なリゾ       ートホテル、併せて現地 C & K Nepal旅行社の親切で行き届いたサポート・・。時期的にもよく全行程快晴に 恵まれて・・これ以上の旅はない! 大大満足の旅であった。関係者の方々に感謝!感謝!である。このホー  ムページを読まれた方々に是非お勧めしたい!                 今回の旅もまた面白かった!いろいろ想像を越える環境の中での文化や大自然の雄大さに触れることが              でき、考えさせられたり刺激を受けることができた。やはり世界を歩き新しい文化を見て体験して感じること              ができる喜び・・・これが生きているという実感に繋がるのである。やはり旅は楽しい!

 

旅程&印象に残った・・・見どころスナップ


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旅程マップ・・ ( 写真左 )
成田→バンコク泊(市内観光/モンブラン観光)→ナガルコット泊(バクタブル市内観光/ニャタポラ寺院/タルバール広場/タッタトラヤ寺院/プジャリマート/ナガルコット)→ポカラ3連泊(カトマンズ観光/クマリの館/スワヤンブナート/ハヌマンドッカ/カスタマンタブ寺院/サランコットの丘日の出/ヒンドウバシニ/ペワ湖/カスキコットの丘ハイキング)→カトマンズ泊(パタン市内観光/ゴールデンテンプル/マチェンドラナート寺院/マハボータ寺院/民族舞踏/OP:ヒマラヤ遊覧飛行)→機中泊→成田。

外務省発行
*ネパールの危険情報


・・・・ JTB旅物語 添乗員 星野 かほり さん・・・・・


ヒマラヤの展望台・ナガルコット 
カトマンズから約35Km東に位置するヒマラヤの展望台としてよく知られている。カトマンズから沿道の農村風景を見ながら、山道を登っていく。着いたところがクラブヒマラヤ・ナガルコットリゾート。標高2100mの展望テラスからは正面に迫り来るランタン・ジュガールの山やヒマラヤの峰が続く・・。東の方向にエヴェレストが見えるそうだが、遠くて小さく定かでない。西にはマナスル山群やアンナプルナ山群が見られる・・素晴らしい光景だ。


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カトマンズからポカラへの風景 
ポカラはカトマンズから西へ約200kmの所にある。飛行機で僅か1時間ばかりであるがヒマラヤの美しい景観が見られるので楽しみである。飛行機の座席は右側がベストであるが、旅する人は心得たもので易々と手に入らない。カウンターで「右側の窓席」と注文しても既に先客がいるのだ・・望み通りに座ることが出来ればとても運がいい。駄目でも諦めず挑戦してみよう・・



サランコットの展望風景
第1展望台で日の出を仰ぎ、時間があればゆっくり第2展望台まで歩くのもよい。ややきつい登り道だ。途中にあるカフェで一休みするのもよい。マリーゴルドの黄色い花が朝日に映えて一層輝いて美しい。頂上は360度視界が広がる。アンナプルナ山群やマチャプチャレが目の前に拡がる・・下方にフエワ湖が小さく見える。暑くもなく寒くもなく清々しい爽やかな気分だ!


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サランコットの日の出 
山に来たら美しい日の出を仰ぐ・・楽しみの一つである。フエワ湖の北にある標高1,592mのヒマラヤの展望台・サランコットの丘である。早朝5:30にホテルを出発、バスで約30'で駐車場、そこから約30'歩いて第1展望台だ。更に高いところが好きな人は約30'急峻な山道を登り第2展望台へ。第1展望台で充分だ。少し登るだけでこうも景観が違うのかと思うくらい、目の前に大きく迫る姿に驚く。やがて朝日が白い山の峰を赤く染めていく・・赤く輝く山々・・素晴らしい!



ポカラのホテル・シャングリラ風景
ポカリ3連泊のこのホテルは素晴らしく綺麗なリゾートホテルであった。空港からのバスで幹線道路を曲がり狭い凸凹道に入って行くと田圃の中に崩れ掛けた小さな民家が並んでいた・・おいおい!こんな所に泊まれるようなホテルがあるのかよ!と一瞬不安がよぎったが・・それは杞憂に過ぎず、落ち着いた感じのよいホテルで、特に手入れの行き届いた美しい庭が素晴らしく、プールサイドからはマチャプチャレなどヒマラヤの美しい白い山々が展望できた・・


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カスキコットの丘・道中風景 
郊外の風景を楽しみながらカスキコットの丘の麓までバスで走る。白い山が行く手に拡がり、山が段々近づいてくる。平地で見るよりも少しずつ高度を上げて行くと見える物がより近くより大きく見えてくるのが不思議だ。ホントに直ぐそこに見えてくる。バスを下りて歩き始めるとチベット人の物売りが2−3人一緒に付いて歩く、時々話しかけてくるが、頂上に着いて休憩している時にリュックから物を出して商売が始まる・・2−3人でも買う人がいれば商売になるのだろうか・・



カスキコットの丘・展望風景
約2時間ばかりのカスキコットの丘ハイキングはお勧めである。ガイド本にはあまり紹介されていないが、サランコットの丘より更に西側の峰を目指す。麓までバスで行き、そこから緩やかな村道を歩く。勾配はそんなにきつくはなく一般道である。途中には民家があり、通学中の子供たちにも会える。農村風景を楽しみながらゆっくり歩いて行けば着く。美しい花が沢山咲き誇り、白い山々が楽しめ素晴らしくよい所である。二重丸!・・


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可愛いネパールの子供たち 
旅先で出会う子供たちは可愛い!とても無邪気で純真な眼差しで見つめてくる。外国人が珍しいのかあちこちから集まってくる。珍しさから写真を撮ってくれという・・。いい表情だ!ちょっと大きい子たちは胸の前で両手をあわせ「ナマステ!」と挨拶する。観光地化が進めば写真を撮って貰うことがお金になることを覚えるだろう・・。何時までも純真な心でいて欲しいと願う。



素晴らしいヒマラヤの遊覧飛行!
ネパールの中でも世界の最高峰エヴェレストは東端にあり、ポカラのサランコットやカスキコットの丘などからは見られない。カトマンズのナガルコットから僅かに小さく遠くに見られる程度である。一般人にはそう易々と地上から見られるものではない。 残された手はこのヒマラヤ遊覧飛行で見るしかないのである。値段は少し高いが、折角の機会だから逸するのも悔いが残る。地上で雨が降っていても飛び立てば雲の上、雄大なエヴェレストが其処に見られるのである・・


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よく働くネパールの女性たち 
ネパールの主産業は農業であり、狭い山間の斜面にも段々畑が多く見られる。働いている人は大方女性であり、鍬を持って畑を耕したり、肥料を負い駕籠で運んだり、お米の脱穀作業などをしている姿をよく見かけた。またマーケットや露天商なども殆どが女性で、女性がとてもよく働くのに驚いた。この国では男は何処で何をしているのかと不思議に思う・・



ネパールからバンコクへの機上風景
ネパールの空の玄関口トリブヴァン国際空港を飛び立って中継地のバンコクへ向かう。飛び立って直ぐに左側にヒマラヤ連邦が見られる。ネパール滞在中にヒマラヤを堪能された方にはさほど興味はないかも知れないが、やはり雲の上から見るヒマラヤは壮観である。峰峰が続きどれが何の山と直ぐには分からないが・・見ているだけで楽しい。世界屈指の高山が見られるのである。


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ネパールの美しい花々 
これという珍しい花は見られなかったが印象に残ったのは、日本でよく見るクリスマスの鉢植えのポインセイアが、人の背丈を超える大きな木で真っ赤な花を沢山付けていた。また山間部に行けば黄色のマリーゴールドが沢山咲いていたが、このマリーゴールドは宗教的な意味を持っているのか、花を摘んで紐に連ねて家の周りやあちこちにぶら下げてある風景をよく見かけた。またカスキコットの丘に咲くダリアの様な花はとても美しかった。



世界遺産・カトマンズ市街地風景
カトマンズはネパールの首都。人口は100万人を越えネパール最大の都市である。気候は温暖で冬でも雪が降ることは稀だという。冠雪の山々、高地と聞けば寒いところというイメージがあるが、11月でも半袖で充分だ。意外や意外・・。標高1400mの盆地にあり、2000年以上の歴史を持つ古都パタンとバクタプルの町には古い寺院や建物が集まっており、世界遺産にも登録されて見るところが沢山。 


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世界遺産・バクタブル市街地風景 
バクタプルはカトマンズから東へ約12Km離れた所にある古い町。15世紀から18世紀にかけてマツラ王国の首都の一つとして最盛期を迎えたネワール文化とともに発展した。赤茶のレンガ造りの建物が並び、中でもニャタポラ寺院の五重塔が一際高く聳えている。寺院に囲まれたトウマディ広場には人々が集まり憩いの場のように話をしながらくつろいでいた。周囲の家の窓辺の彫刻など繊細な模様で美しい。道端の土産物屋にはアクセサリーやお面など・・。此処も世界遺産である。



世界遺産・パタン市街地風景
パタンは、カトマンズの南にある古都。昔マツラの3王国があった頃に首都として栄えた町。タルバール広場の王宮や見事な建築物にその面影を残している。長い仏教の歴史をもち、紀元前3世紀にアショーカ王が建てたというストウバーが残っている。今でも住民の80%が仏教徒だという。美しいネワール建築の建物が並び、彫刻、絵画など芸術に優れたネワール族が住んでいる。世界遺産に登録されている。


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カトマンズの町中風景 
カトマンズの町を歩けば色んな顔立ちに出会う。ネパールには36の民族が住んでいると云われているが、大きく見れば5種族くらいとか。山地のヒンズー教徒、北インド系、チベット・ビルマ系、ネワール族、チベット系など。インド系とチベット系、ヒンズー教とチベット仏教。これらがミックスした文化を形成している。町中風景からはそんな一面が垣間見られるだろう・・



カトマンズの郊外風景
カトマンズの町を離れれば田園風景が拡がる。農業が主産業だけあって山間僻地まで段々畑が続いている。日本のJAICAの指導で野菜の栽培、家畜の飼育など着々進んでいる。今では人参、キャベツ、カリフラワーなど年中採れるようになったとか。3,000m以上の所では自給自足の生活。何処でも頭の上には雄大なヒマラヤの姿が何時でも見られる・・


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ポカラの市内観光 
ポカラは標高800mでカトマンズよりやや低い盆地にある。緑豊かで道端にはバナナの木が生えていて亜熱帯らしい雰囲気がある。「ポカラ」とは池を意味するネパール語のポカリから来ている。フェワ湖は町の象徴とも云える。湖に映る白いヒマラヤの姿は忘れられない光景の一つになろう。やはりネパールに来ればポカラで連泊しゆっくりのんびり美しいヒマラヤを楽しむことだ・・



ポカラの町中風景 
ポカラはネパール人やインド人を初め、世界各国からの観光客が訪れる賑やかな町だ。町から少し離れたレークサイトにはホテルやレストランが集まっており、町中の喧噪とは違い、早朝のフェワ湖周辺を散歩などいいかも・・。此処には「古都」という 日本料理店があるが美味しくてお勧めの店だ。土産物屋では付け値の半分くらいまでは撒けてくれるのでので諦めず粘り強く交渉しよう・・ 


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カトマンズのホテル風景 
ポカラで宿泊したホテルほどの広さはないが、庭園は手入れされ美しい花壇や花々が咲いている。レストランから庭を眺めながら食事や喫茶をするのも楽しみである。ブーゲンビリアの花など豪華で雰囲気を出している。



何時もぐうたらネパールの男たち
どの国を旅しても男たちの姿は何時も路端や居酒屋の様なところに屯してくちゃくちゃお喋りをしていることが多い。イスラム圏でもその姿は変わらないが、女性が外で働く姿はよく見かける。ここネパールでも野良仕事やお米の脱穀作業などをやっているのは殆どが女性である。男性は何をしているのだろう・・と思う。何時もぐうたらな姿である。ネパールの女性はとてもよく働いているという印象であった。


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官能的なネパールの民族舞踏 
カトマンズ最後の夜は民族舞踏を観賞しながら夕食をするという気の利いたプランであった。何処へ旅してもその土地の音楽や踊りにはとても興味を持ち感動することが多い。これも旅の楽しみの一つである。此処では飲み放題だという地酒が出てきて、酒壺を頭上高く持ち上げて注いでくれる。40度と云っていたからかなり強い!民族衣装のネパール美人が悩ましいポーズで踊ってくれ、酔いが加速された楽しい一夜であった。



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中継地・バンコクの市内風景 
成田からネパールへの直行便は関空経由のロイヤル・ネパール航空のみである。一般的には自国の首都経由でネパールの首都カトマンズに入るものが多い。今回はタイ航空を利用したのでバンコクに一泊して翌朝カトマンズに飛んだ。短いバンコク滞在であったが空港とホテルの沿道の市内風景である。



素晴らしい旅のサポーター 
旅に出ると何時も思うことがある。先ずはお天気!平生の行いがいい人とそうでない人の分かれ道・・雨女雨男の人は論外。何時も雨と云う人は心を入れ替えるかお祓いをした方がよい。次ぎに何と云っても旅が楽しく、元気で帰国できること。あまりにスムーズに行った旅は印象が薄いので、多少はハプニングがあった方がよい。私が一番重要だと思うのはやはり添乗員と現地ガイドさんの資質である。これが楽しい旅をする決定的要素と思っている。


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お気に入りショット 
町を歩いていると何気ないところに面白い場面が転がっていることがある。その土地の臭いを感じられるものや非日常的な面白いものを撮りたいと何時も思っているのだが、なかなか思うような写真が撮れない。一枚の写真はいくら優秀な100行の文章よりも数百倍の情報量を持っていると思っている。写真は素晴らしい!



その他のスナップ ( 写真右 )
数多くの写真を撮っていてもなかなか気に入ったものが少ない。下手な鉄砲数打てば当たる!ではないが・・まあセンスと実力がないので半分は諦めている。一枚の写真にふと驚くものや心が癒されるようなものがあれば嬉しいのだが・・。今回のネパールでも色々面白い物が目に付いた。


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お気に入りの絵葉書 ( 写真左 )
何処に旅しても、絵葉書を必ず買うことにしている。美しい絵葉書は友人に雰囲気だけでも・・・と出すことにしている。大体、絵葉書の値段と切手の値段でその国の物価水準が判断できるのである。高いところは我々観光客にとって日常品が高いということになる。単なる風景のものより、主張を感じる絵葉書が面白いと思っているのだが・・・。



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My Photo ( 写真左 )
今回もひとり旅であった。最近はホームページ用の写真をデジカメ一本で3,000枚以上も撮るので自分を撮る暇がないと言うのが本音である。ホームページ用の写真は欠かせない。被写体は風景や自然物などが多いが、最近はその土地の人物を撮ることに興味が湧いてきた。特に老人の顔などは生き抜いてきた苦労の皺など深みがあっていい・・。自分の写真はせいぜい数枚であるが貴重なものである。



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